清水陽平
旧サイトの弁護士紹介より | |
基本資料 | |
本名 | 清水陽平 |
---|---|
生年月日・年齢 | 41~42歳、1982年生まれ |
出生地 | 岩手県(wp)一関市 |
才能 | 無能 |
特定経緯 | 開示請求をした時にセルフ開示 |
騒動との関連 | パカ弁 |
職業 | 弁護士 |
所属 | 法律事務所アルシエン 東京弁護士会 一般社団法人インターネット・ヒューマンライツ協会 |
最終学歴 | 早稲田大学法学部 |
趣味 | スキー、スノーボード、旅行[1] |
関係者 | |
清水陽平(しみずようへい、Shimizu Yohei、1982年 - )とは、東京弁護士会に所属する弁護士である。岩手県出身。法律事務所アルシエン所属。弁護士登録番号35526。
経歴
1982年生まれ、岩手県一関市出身。2004年3月に早稲田大学法学部を卒業。2005年11月に司法試験に合格。2007年9月、東京弁護士会に弁護士登録(旧60期)をする。2010年11月法律事務所アルシエンを開業。現在は、法律事務所アルシエン(魚拓)所属の弁護士として活躍中。IP開示を主に行う弁護士(いわゆるパカ弁)としてメディアでの露出が多く、書籍の執筆やネットの誹謗中傷問題をテーマにした漫画[3]の監修を担当している。
唐澤貴洋とは何度か一緒に講演会を共催したり、同一協会の理事を務める、開示請求の仕事を依頼するなど関係が深い。
- 2004年3月 早稲田大学法学部 卒業
- 2006年4月 最高裁判所司法研修所 入所
- 2007年9月 最高裁判所司法研修所 修了
- 2007年9月 小笠原国際総合法律事務所 入所[4]
- 2008年9月 都内コンサルティング会社 入社
- 2010月11月 法律事務所アルシエン 開設
行動
浅沼晋太郎騒動
声優であり舞台演出家である浅沼晋太郎は、かねてより公式ツイッターによる煽りや中傷、リベンジポルノ公開といった問題発言・言動を何度も繰り返すことで批判を浴びており、2chの関連スレッドにも本人と思われる人物が降臨し書き込みを残したりスレッドを荒らしたりしていた。
2015年1月頃より問題行動により更に炎上が激化、これを鎮火するため浅沼は清水に開示を依頼するが、ハセカラ騒動よろしく矛先は清水にも向かった。
このとき浅沼アンチ(浅沼民)は下記のような画像を作るなどして恒心教徒に炎上依頼を行っていたが、当時はMMDの話題で持ち切りであったため特に話題にならず埋もれた。
浅沼騒動詳細
2015年1月に浅沼晋太郎の寝顔写真が流出したが、その際浅沼晋太郎本人が「すっげー笑ったんでこのニュース使います!」と宣伝し自身の有料イベントのチケットを完売させたところ、これまでも幾度となく差別的な発言・パフォーマンスを繰り返していたこともあって炎上。ネットユーザー(浅沼のアンチ)によって浅沼が出演している野球アニメ『ダイヤのA』が好きな視聴者・また他のアニメや漫画が好きな低年層、声優のファン層などに悪影響が及ぼすと考えられたことから、浅沼の言動と行動についてのまとめサイトや「モラルについての意識調査」などのアンケートサイトが作成されるなどした。
これに対して浅沼はツイッター上で見ず知らずの一般人を片っ端から大量にブロック[5]し、法律事務所アルシエンの清水陽平弁護士に自らを批判的に取り上げた各まとめサイトやアンケートサイト、自身のDMやラインや寝顔写真などに関するサイト、自身を批判する掲示板の書き込みやツイートの数々への削除依頼と発信者情報開示請求を依頼[6][7][8][9]。この自らの出演している『ダイヤのA』を視聴している一般人の個人情報を集めようとしている浅沼とテレビ東京の番組に出演していたにも関わらず周囲の影響を考えずに依頼を引き受けた清水弁護士の行為が問題視され非難が集まった。
更に一般人のツイッターまで削除依頼と個人情報開示を行っていた事が判明[10][11]。削除依頼文によると「現状,ツイッターからの情報の開示を受け,プロパイダに対してさらに開示請求をしているところです。」と書かれており、実際に裁判所に行き個人情報開示と削除を求める仮処分をし提出したのは事実のようである。また、浅沼本人はTwitterでの問題発言・ブロック騒動もすべて清水弁護士に頼み削除代行してもらっているが、実際にブロックする旨を公式ツイッターのツイートに記載していたことや、一般人からもらった手紙を関係者と回し読みをしていた事、自身のイベントでの弁護説明と削除している理由が一致していない等、数多くの浅沼の一貫性のない言動が指摘された。
裁判所でのIP仮処分は、約30万円の費用がかかるといわれている。浅沼は法的手段で削除依頼や仮処分の連発をしたようだが、本人がネットリテラシーを改心しなければ全くもって意味がないと言え、事実として2016年1月には浅沼晋太郎のライン画像が新たに流出するなど仕事のリスクを考えず後先を考えずに法的手段で脅してもみ消しても根本的な解決にはならないことを実証した形となった。有名声優という立場ゆえ、弁護士を使って揉み消しや開示などが明るみに出ればイメージも悪くなり仕事にも影響が出るであろうことが予想でき、一番得をするのは清水のようなパカ弁のみなのではないだろうか今後も議論されるべき問題となった。
尊師を汚染ワード扱い
Googleで「清水陽平 唐澤貴洋」と検索すると「Googleに宛てられた法的要請に応じ、このページから検索結果を削除しました」と表示されることが判明[12]、浅沼民が作ったNAVER まとめ「唐澤貴洋弁護士と清水陽平弁護士の類似点(魚拓)」というまとめに、清水陽平弁護士が権利侵害の申し立て[13]を行い、削除依頼を出していた[14]。尊師が弁護士仲間からも汚染ワード扱いされていることが浮き彫りになった[15]。
また、Twitterでチンフェと清水の顔を合成したニッセアカウントに絡まれた際[16]は、そのアカウントを「集団的に誹謗中傷されている」として通報[17]、凍結に追い込んでいる[18]。浅沼民は、チンフェと清水のコラ画像を量産してこれに応戦した[19]。
更に浅沼民によって、pixivやカクヨムに恒心教徒[20]や唐澤貴洋とのホモ小説[21]、同僚の白井弁護士の官能小説[22]を多数執筆されたが、適宜削除申請し[23]現在は一部の作品を残すのみである[24]。
浅沼民はamebaブログ[25]やFC2ブログ[26]、livedoorブログ[27]に転載し対抗したものの、デリュケー掲載やメインケーでの事実追及など恒心教のメインストリームに準じた活動[28]を行わなかった[29]ため、次第に教徒の興味関心から薄れた。
Law&Practice「インターネット上における権利侵害の問題」
「インターネット上における権利侵害の問題」も参照。
2015年5月、早稲田大学大学院法務研究科が発行する法律雑誌『Law&Practice』上において唐澤貴洋、神田知宏、中澤佑一らパカ弁と共に「インターネット上における権利侵害の問題」を共著した。
情報ネットワーク法学会
情報ネットワーク法学会には毎年参加し、パカ弁の神田や中澤らと発表を行っている。詳細は該当記事を参照。
クローズアップ現代+
「クローズアップ現代+#web特集「“ネットリンチ” その実態は…」」も参照。
2017年11月、唐澤貴洋が出演した「クローズアップ現代+」に関連するweb特集「“ネットリンチ” その実態は…」(魚拓) にてインタビューを受けた。
WEB特集「“ネットリンチ” その実態は…」(魚拓) 被害に遭ったらどうすれば ささいなことから、一般の人が被害を受ける可能性がある炎上やネットリンチ。 もしその対象になってしまったら、どう対処すれば良いのか、インターネット上のトラブルに詳しい弁護士の清水陽平さんに話を聞きました。 清水さんによると、SNS上で言い訳をしたり、反論したりすると、それが元になってさらに炎上が広がるので絶対にしてはいけないと言います。また、炎上はしばらくすると自然におさまることが多いですが、個人情報などが特定されてしまう前に、炎上の元になったものを含むSNSのアカウントを削除することが一番安全だと言います。 すでに個人情報が特定されてさらされるなどした場合は、最近は情報が出ている掲示板やまとめサイトなどには削除依頼を出せば応じてくれるケースが増えているので、拡散する前に対応することが大事だとしています。 そして、現実の生活に何らかの被害が及ぶなど悪質なケースは、犯罪などに当たる場合があるので、刑事告訴や民事訴訟を検討する必要があるとしていて、「告訴などをする場合は、リンチやひぼう・中傷を行っている個人を特定する必要があるが、個人で行うのはなかなか難しくネット上の情報の保存期限もあるので、弁護士や警察に早めに相談し、対応してほしい」と話しています。 ネットやSNSは、私たちの生活と切り離せないほど強く結び付いています。 問題が起きた時に生じるリスクを十分に知ったうえで、活用していくことが大切だと改めて感じました。
一般社団法人インターネット・ヒューマンライツ協会理事
唐澤貴洋と共に、スマイリーキクチが代表を務める一般社団法人インターネット・ヒューマンライツ協会の理事である。詳細は該当記事を参照。
ねほりんぱほりん
2022年2月12日、NHKの深夜番組・ねほりんぱほりんに出演した[31]。
同番組は、モグラの人形に扮する山里亮太[32]とYOUが聞き手となり、豚の人形に扮する「訳ありゲスト」と共に社会の裏テーマについて話す人形劇のトークショーである。
今回は「“特定”が得意な人」をテーマとしており、清水は「特定行為の問題点」を解説する弁護士として呼ばれた上で
- 特定行為自体は、基本的にはインターネット上に出ている情報を集めているだけなので、一般的には違法でないと言える
- ただし、特定した詳細な住所をネット上に書くとプライバシー侵害となり、芸能人の場合は家に毎日のように来ると業務妨害になりうる
- 特定した情報をネット上に流すと第三者の権利侵害が生じることもありうる。実際、間違った人を特定して責任追及されたり刑事事件になっているケースもある[33]
- それらのリスクを踏まえた上で安易な行動を避けるべき
と話している。
漫画「しょせん他人事ですから」の後書き
ところで、作品タイトル「しょせん他人事ですから」、また作品内に随所に出ている「他人事」という点ですが、 これは実は私が大切にしていることとしてお話ししたことに由来しています。 弁護士は他人の紛争に介入していくことが仕事ですが、第三者だからこそ冷静な対応ができ、 一歩引いたところから全体を俯瞰できるという視点が、紛争解決にはとても大事なポイントになります。 依頼者と"同化"してしまうと、感情的な面まで引き継いで冷静な対応ができなくなり、よい解決には必ずしも至らないのです。 「他人事」と聞くと、突き放しているかのように聞こえるかもしれませんが、親身になることと他人事であることは両立することなのです。
清水が監修している漫画のあとがきの一部[34]。清水の仕事に対する姿勢がうかがわれる。マヨケーでは唐澤や福永活也との仕事への向き合い方の違いを指摘する声もあった[35]。
なお、この漫画は当初電子媒体で発売されたものの、SNSでの誹謗中傷に関心の高い世間の注目を集め、紙媒体でも発売されることとなった[36]。ネットに強い同業者も「多少の脚色はあるものの、普段扱っている事件の実情にかなり近いと思いました。弁護士の解説も、そうですよね、と思うことが多かった[37]」と評価している。
侮辱罪厳罰化の改正刑法が成立
2022年6月13日、侮辱罪厳罰化の改正刑法が成立したことを受け、会見に臨んだ。この会見には清水の他に木村花の母やスマイリーキクチといった恒心教と関係のある人物もおり、スマイリーと清水は「一般社団法人インターネット・ヒューマンライツ協会」の代表と理事として出席していた(なお清水と同じく理事の唐澤貴洋はハブられていた模様)。会見の全貌はこちらから。
底辺の仕事ランキングの問題点を解説
2022年7月1日、新卒向け就活情報サイト「就活の教科書」が掲載した「底辺の仕事ランキング」と題した記事にネットで批判が集まった問題に関して、法的問題点について弁護士ドットコムが清水に取材を行った[38]。以下は清水と記者の質疑応答箇所を抜粋したものである。
清水と記者の質疑応答
●言われた側の社会的評価の低下が発生する余地がある
——弁護士ドットコムの法律相談には、「Fラン大学生だから頭悪いね」などと言われたという相談が寄せられています。個人に対して「Fラン大学」と言うと、どのような法的問題があるのでしょうか。
「Fラン大学」という言葉は、ネットスラング的に使われている言葉であり、一般的に言えば、明確な定義があるわけではありません。しかし、頭が悪い、知能が低いといったニュアンスを含めて使われています。
そのため、Fラン大学といった指摘を受ければ、頭が悪い、知能が低いといった指摘を受けているということができます。このような指摘を受ければ、たとえば仕事ができない人であるとか、手際が悪い人であるといった印象まで受けることになるため、言われた側の社会的評価の低下が発生する余地があります。
そのため、名誉毀損の問題が生じることになります。
——今回の記事では、大学(法人)も名指しされています。
「Fラン大学」という指摘は、大学を評価したもの、又は意見ないし論評として指摘されているものといえます。
意見・論評によっても民事上の名誉毀損は成立し得ますが、公共性、公益目的、意見・論評の前提とする重要事実の真実性がある場合には、「人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評としての域を逸脱したものでない限り」、違法性がないとされています。
記事では「Fラン大学」の定義を置いており、その定義に当てはまるかどうかという枠組みで名指しされている部分については、(偏差値の情報が概ね正しい限り)前提の重要事実に真実性があるといえることになり、違法性がないとされる可能性が高いといえます。
他方で、世間一般的にみたものというリストも挙げられていますが、実際にはそのように見られていないという実態があるとすれば、前提の重要事実に真実性がないといえることになります。もっとも、「人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評としての域を逸脱したもの」といえるかという問題があり、違法とまでは評価されない可能性も高いように思います。
そのため、名誉毀損としていくことはできないことはないが、少々難しいケースも多いのではないかと想定されます。
●名誉感情侵害が成立するか
——名誉毀損以外の法的問題はありますか?
また、「Fラン大学」という言葉は侮辱的ニュアンスを持っていることから、民事上、名誉感情侵害を主張する余地があります。もっとも、法人には感情がないので、名誉感情侵害を主張し得るのは、「Fラン大学」などと言われた個人に限られます。
名誉感情侵害が成立するかどうかは、社会通念上許される限度を超える侮辱行為であると認められるかどうかが問題とされます。言葉自体の侮辱性が強い場合には、社会通念上許される限度を超えた侮辱行為に当たると判断される傾向にあります。
また、根拠が示されず単なる意見・感想の範囲と言える場合は、言葉だけでは社会通念上許される限度を超えていないと判断される傾向がありますが、回数や指摘されている経緯などに照らして、社会通念上許される限度を超えていると判断される場合があります。
「Fラン大学」については、どちらかといえば根拠が示されず単なる意見・感想として言われているものという分類になるでしょうから、回数や経緯に照らして社会通念上許される限度を超えるかどうかを検討することになります。
以上のように、単に一言「Fラン大学」であるといった指摘をしたとしても、それだけで法的問題が生じる可能性は低いですが、繰り返していたり、言葉を発した経緯によっては法的問題が生じることになります。
そもそも、他人を下げるための言葉となっている以上、安易な使用は避けるべきと考えます。
子育てエッセイ漫画 本人の許可は必要?
2022年7月18日、5月下旬頃に親が子共についてエッセイ漫画やSNSで公開することの是非や問題点などを訴える子共視点のブログが拡散され、大きな話題となった件について書かれた記事「子育てエッセイ漫画「子どもの『やめて』を聞かなかったなら問題」と専門家。本人の許可は必要?[39]」の中で清水陽平がSNS上のトラブルに詳しい専門家として見解を述べる。以下は清水の解説箇所を抜粋したものである。
清水による解説箇所の抜粋
■登場人物が増えると個人が特定されやすくなり、リスクも増える
子供の写真などをSNSに公開することに慎重な人も多い。ネットに個人情報を載せることの危険性が広く認知されてきたからだ。SNS上のトラブルに詳しい清水陽平弁護士は「まず法的には、写真で顔が出ているかどうかで大きな違いがあります。顔が出ていなければ、肖像権の侵害にはなりえません」と解説する。
では、エッセイ漫画のように写真が出ていない場合はどういったことに気をつけるべきなのか。
「イラストでも肖像権侵害の問題は生じ得ますが、それよりも問題になるとすればプライバシーの侵害ではないかと思います。ただ、プライバシーの侵害といえるためには、前提として、そのエッセイの対象がどこの誰のことを指すかが第三者から理解できる必要があります。そのため、どこの誰の話か明かしていない場合は法的に大きな問題にはなりにくいでしょう」とする。
子どもの同意に関しては、清水弁護士は「自分の写真や情報がネット上に公開されることの是非について、しっかりと理解して同意できるのは、子どもが相当大きくなってからだと思います」と分析。
幼い頃は説明した上で親が判断するしかないが、「のちに子どもが何らかの被害を被ったり、親との間でトラブルになったりするかもしれないというのは認識しておく必要があります」と言う。
トラブルを避けるためには、親を含め個人が特定できないようにすること、子どもが「描かないで」と言ったら描かない、後から「削除してほしい」と言ったら公開をやめるといったことが重要だという。
今回話題になったブログについては、本物だとすれば、著名で個人が特定できてしまうことに加え、「子どもからの『描かないでほしい』『公開しないでほしい』といった言葉を親が聞かなかったというのが事実なら問題です」とする。
ただ、どの程度の情報であれば個人が特定されないか、というのは場合によって異なる。
「例えば『地域の祭りに行った』といった情報が出ているからといって、すぐに個人が特定できるわけではありません。特定される場合というのは、炎上するなどして注目され、多くの人の目に触れた場合が多いかと思います。そういった意味では、常識的な内容を心がけるのは大切です」
加えて、登場人物の広がりもリスクになりうる、とも指摘する。
「例えば、親子のことだけを描いている場合は特定されづらいですが、子どもの友達やママ友、パパ友など、登場人物が増えるとコミュニティの中では個人が特定されやすくなります。トラブルになるリスクも増えていくので注意が必要です」
Googleとマイクロソフトが日本で法人登記
2022年7月28日、米国に本社があるGoogleとマイクロソフトが、日本で法人登記した件について弁護士ドットコムが清水に取材を行った[40]。
全文
米国に本社があるGoogleとマイクロソフトが、日本で法人登記したと報じられた。
会社法は外国企業が日本で継続して取引をしようとする場合、日本における代表者を定めて登記することを義務付けている。日本経済新聞(7月25日)によると、法務省と総務省は3月に48社に登記を要請。法務省が期限とした7月22日までに登記を申請したのは13社で、うち6社は登記を完了しているという。
日本で法人登記することにより、裁判手続きなどに影響はあるのだろうか。清水陽平弁護士に聞いた。
●手続きを日本国内で完結させることができる
——日本で法人登記することにより、どのような影響がありますか
前提として、Google、Twitterなど、大手IT企業も日本法人を置いています。しかし、それらの日本法人は、日本におけるプロモーション活動をしているだけという位置づけであり、実際にウェブサービスを提供しているのは、外国の本社であるという位置付けでした。
そのため、グーグルなどの外国企業に対して裁判手続をとる場合、日本法人ではなく、外国企業への手続きが必要不可欠となっていました。
しかし、日本での法人登記がされることにより、諸々の手続きを日本国内で完結させることができるようになります。
——裁判を起こす場合、手続きはどのように変わりますか
まず、裁判手続をとっていくには、外国企業の登記を取得し、裁判所に提出する必要があります。
国内の企業であれば、法務局に行けば取得することができますが、基本的には外国企業の場合は実際に外国に行って取得するか、オンラインで申請するといった対応が必要でした。オンラインでの取得は誰でもできるとはいえ、海外のサイトであるため、英語を読んで申請していく必要があるなど、一定のハードルがありました。
しかし、国内で登記されれば、法務局に行けば取得することができる点で、大幅にハードルが下がることになります。これまで外国企業の登記を取得するノウハウがなかった人にとっては、この点は大きなメリットであるといえるでしょう。
●半年→1か月程度で裁判が始まるように
——これまで海外のコンテンツプロバイダへの訴訟送達に長い時間がかかっていました。この点はどうでしょうか
通常の裁判をするとなれば、これまでは外国送達をしていくことが必要であり、第1回の裁判日程が入るのが約半年後となってしまうことも普通でしたが、国内で登記されれば国内での送達をすればよいだけなので、1か月程度で裁判が始まることになります。
仮処分という手続きの場合は、呼出までの期間が3週間に設定されることが通常ですが、国内に登記がある前提であれば、1週間とされる可能性があり、その点でも手続きが早く進む可能性があります。
したがって、登記がされることによって、迅速化、省力化を図ることができることになります。
——Googleについては、Googleマップの口コミで嫌がらせや誹謗中傷がおこなわれるなど問題になっています
たとえば、Googleに対して損害賠償請求をしたいとか、Googleが保有している電話番号の開示請求をしたいといったものは、これまで送達に時間がかかることもあり断念していたケースもあると思われますが、そういった請求がしやすくなります。
ただし、2022年10月1日からは、改正プロバイダ責任制限法が施行され、それによっていわゆる「新しい裁判手続」をとっていくことが可能になります。
新しい裁判手続では、手続開始時に送達が必要なわけではなく、またこの手続きで電話番号の開示請求をすることもできるため、迅速化というメリットは開示請求についてはそれほど出てこないかもしれません。
IT弁護士ナビ
パカ弁検索サイト「IT弁護士ナビ」に登録し、同サイトでコラムを複数執筆している。
プロフィール
コラム
- 【事例あり】個人情報漏洩とは? 被害を最小限にする対処法を徹底解説(魚拓) - 2018.11.22
- Googleに検索結果の削除を依頼する全手順|削除拒否された場合の対処法(魚拓) - 2018.11.22
- プロバイダ開示請求の費用や期間を徹底ガイド!成功率を上げる条件とは?(魚拓) - 2018.10.22
- ネットいじめとは|子供を追いつめる行為への対策ガイド(魚拓) - 2018.10.17
- 掲示板によって異なる削除依頼の方法を解説(魚拓) - 2018.10.17
- Yahoo!ファイナンス掲示板へ自社株に関する誹謗中傷の削除申請する方法(魚拓) - 2018.10.12
- 発信者情報開示請求とは|請求訴訟を行う具体的な流れ(魚拓) - 2018.10.12
- Googleマップ口コミの削除方法と削除できない時の対処法(魚拓) - 2019.3.1
- ネットに強い弁護士とは|IT分野に実績ある弁護士の探し方(魚拓) - 2018.6.26
- LINEアカウントの乗っ取り手口と乗っ取られたときの対策(魚拓) - 2018.5.31
- 【弁護士監修】LINE詐欺の手口と被害に遭わないための対処法(魚拓) - 2018.5.31
- LINEアカウントのなりすまし事例と手口|連絡がきた際の対処法(魚拓) - 2018.5.31
- 誹謗中傷対策が得意な弁護士が見つかる3つのおすすめサイト(魚拓) - 2018.5.15
- ネットの誹謗中傷は犯罪?問われる罪と書き込みへの対処法(魚拓) - 2018.5.14
- 【弁護士監修】誹謗中傷の被害を相談できる窓口4つ(魚拓) - 2018.5.14
- 【弁護士監修】ブログのコメントなどで誹謗中傷された時の対処法(魚拓) - 2018.5.14
- 個人情報開示請求は弁護士へ!行政機関・民間企業への請求マニュアル(魚拓) - 2018.10.12
動画
註釈
- ↑ 清水陽平(魚拓)企業法務ナビ
- ↑ 北弁護士による清水弁護士の紹介(魚拓) - Twitter
- ↑ しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~(魚拓) - Amazon
- ↑ 【天国と】現行60期スレpart44【地獄】>>695(魚拓)
- ↑ スクリーンショット
- ↑ アニメ版権絵&話題のニュース拡散なう(@naver_anime_han) - Twitter(魚拓)
- ↑ [1]
- ↑ 削除された記事( neesoku.net/?p=14260 の魚拓)
- ↑ NAVER まとめ「お騒がせ続きな声優浅沼晋太郎、炎上鎮火活動の顛末【浅沼氏要請により削除します】(魚拓)」
- ↑ アニメ版権絵&話題のニュース拡散なう(@naver_anime_han) - Twitter(魚拓)
- ↑ スクリーンショット
- ↑ 唐澤貴洋弁護士のことを清水陽平弁護士は嫌いなのでしょうか?(魚拓) - Yahoo!知恵袋
- ↑ 糾弾するツイート(魚拓)Twitter
- ↑ 抗議するツイート(魚拓)Twitter
- ↑ 抗議するツイート(魚拓)Twitter
- ↑ 凍結された様子(魚拓)Twitter
- ↑ 糾弾するツイート(魚拓)Twitter
- ↑ 糾弾するツイート(魚拓)Twitter
- ↑ 中学生です。 清水陽平弁護士のコラを めっちゃ…(魚拓)Yahoo!知恵袋
- ↑ 題名のみ(魚拓)
- ↑ 題名のみ(魚拓)
- ↑ なぜ白井弁護士が標的になったのかは不明(魚拓)
- ↑ 題名のみ(魚拓)
- ↑ フルネームではなかったので削除を免れた可能性あり(魚拓)pixiv
- ↑ アメブロに転載されたSS(魚拓)
- ↑ FC2ブログにに転載されたSS(魚拓)
- ↑ ライブドアブログでサジェスト汚染(魚拓)
- ↑ 清水陽平と浅沼の関係程度にとどめておけば、まだ教徒の支持が得られた可能性があるが白井弁護士は全くの無関係だったため炎上依頼として片付けられた
- ↑ 浅沼民はクヒケー時代にサジェスト汚染(魚拓)を繰り返した結果、エビケー時代には荒らしのような扱い(魚拓)を受けてしまった
- ↑ 同僚の北周士も興奮(魚拓) - Twitter
- ↑ 転載動画
- ↑ かつて玉音放送を行った、同じくNHK放送の逆転人生の司会でもあり、また清水自身も同番組の玉音放送に出演している
- ↑ 番組内で具体例は挙げられていないが、恒心では東名高速夫婦死亡事故やゆゆうた実家誤爆事件などが有名
- ↑ https://anonfiles.com/P8G6Scc0y5/FR4x3PAVsAACsoD_jpg(魚拓)
- ↑ 法律事務所アルシエン北周士&清水陽平ナイフで滅多刺しにして殺す>>55-56(魚拓) - マヨケー
- ↑ 『しょせん他人事ですから』がおかげさまで大好評につき、紙コミックス刊行決定しました❣️(魚拓) - 出版社のツイート
- ↑ 小沢一仁弁護士のツイート(魚拓) - Twitter
- ↑ 「行く意味ある?Fラン大学まとめ」記事に批判集まる 名誉毀損にならないのか?(魚拓) - 弁護士ドットコムニュース
- ↑ 子育てエッセイ漫画「子どもの『やめて』を聞かなかったなら問題」と専門家。本人の許可は必要?(魚拓)
- ↑ Googleなどが日本で法人登記、裁判手続きは迅速化される? 今後の影響を聞いた(魚拓) - 弁護士ドットコムニュース
関連項目
外部リンク
- Twitter:@shimziu_alcien
- 清水陽平(魚拓) - 法律事務所アルシエン
- 清水 陽平弁護士(魚拓) - 弁護士ドットコム
- 清水陽平弁護士(魚拓) - 企業法務ナビ
- 清水陽平(魚拓) - ソーシャルメディアリスク研究所
- 身内自慢#01 プロバイダ責任制限法の改正(魚拓) - 同僚武内弁護士のnote
下記は浅沼民が清水陽平を攻撃するためにpixivやカクヨムに投稿した作品の一部である。清水が削除申請を出し大部分は削除されたが、削除を免れたり転載されていた物をここに再掲載する。
弁護士 | |
---|---|
一覧 | 弁護士一覧 - 主なパカ弁一覧 |
騒動の主要人物 | 唐澤貴洋 - 坂本雄三 - 立石邦男 - 小西一郎 - 阿部通子 - 山岡裕明 - 山本祥平 - 原田學植 |
パカ弁 | 金川晋也 - 唐澤貴洋 - 神田知宏 - 小俣由香利 - 近藤信幸 - 塩味達次郎 - 至田明史 - 清水陽平 - 瀧口徹 - 田中一哉 - 玉里友香 - 中澤佑一 - 中島博之 - 福永活也 - 藤吉修崇 - 前園進也 - 山岡裕明 - 山本麻白 |
八雲所属 (過去所属、顧問弁護士含む) |
山岡裕明 - 菊地康太 - 笠置泰平 - 千葉哲也 - 町田力 - 杉本賢太(退所) - 阿部通子 - 田村祥一(退所) - 上野浩理 - 星野悠樹 - 村田和希 - 髙間裕貴 - 長野英樹 - 柏原陽平 - 畔柳泰成 - 小林尚通 - 大友雅則 - 片岡弘(顧問) |
風評被害枠 | 宇治野壮歩 - 唐澤新 - 唐澤貴夫 - 田中一哉(非熱湯) - 唐泽 - 長谷川亮 - 南阪本浩章 |
立花孝志の顧問 | 岡野武志 - 唐澤貴洋 - 佐藤栄治 - 髙橋裕樹 - 竹田真理 - 福永活也 - 村岡徹也 - 山本麻白 |
オウム関係 | 青山吉伸 - 宇都宮健児 - 紀藤正樹 - 坂本堤 - 滝本太郎 - 横山昭二 |
上記以外 | 阿部克臣 - 池田和郎 - 井上拓 - 今村邦雄 - 岡正晶 - 奥村徹 - 小倉秀夫 - 川﨑美奈 - 神原元 - 北周士 - 九州の同期(隈淳平) - 黒田厚志 - 髙野洋明 - 杉山央 - 髙品惠子 - 髙橋峯生 - 壇俊光 - 名古屋聡介 - 樋口收 - 豚野郎 - 森川紀代 - 山口貴士 |
法律事務所 | 坂本総合法律事務所(小西一郎 - 坂本雄三 - 立石邦男) - 恒心綜合法律事務所(阿部通子 - 渡邊恵美) - 法律事務所クロス(山岡裕明 - 山本祥平) - 法律事務所Steadiness(原田學植) - 八雲法律事務所 - ニューポート法律事務所 - 名古屋・山本法律事務所 - 法律事務所アルシエン - 誠法律事務所 - リンク総合法律事務所 |
その他 | ICHIBEN Bulletin - 司法修習 - 第一東京弁護士会 - 懲戒請求 - 弁護士・法律事務所データベース - 弁護士ドットコム ( 弁護士ドットコムニュース) - 弁護士マップ |