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恒心文庫:デタラメ弁護士にご注意を

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

法曹界は危険な場所だ。
もし貴方が身の上でトラブルを抱えているなら出来るだけ弁護士を頼らない方がいい。
貴方が頼ったその弁護士は依頼内容や、人物を暴露するような人間かもしれない。
弁護士というのは金に飢えた人間だということをまず覚えていたほうがいい。
実は弁護士を通さなくても自分の手で解決できる依頼でも酷いボッタクリをかましてくる。
そもそも弁護士は正義の立場という間違った観念が何故だかこの国には存在している。
それはとんだ見当違いだ。彼らは商売でやってる。
はっきり言ってボランティア精神など持ち合わせていない。
さらに救いようがないのは仕事もろくにできない人間も大勢いることだ。
依頼を複数案件こなせると宣う割に、一方の案件を忘れていてギリギリにこなしたうえに誤った請求をしていたというマヌケっぷり。
会社で言えば納期終日に発注した商品と違う物を送り、さらには個数まで違うといったものだ。

こんなろくでもないやつが信じられないが存在する。
そう、弁護士達はエリート集団であるはずなのに。

懲戒請求すら通らないのが現状。自浄作用はないのだ。

しかし、ここで本当に首を切られるかもしれないとある男は焦っていた。

唐澤貴洋(仮名)は絶賛依頼成功率二割を切っていた。
度重なる失敗の連続。自身の汚名を揉み消すため依頼者を殺害。
近親相姦 児童ポルノ所持 詐欺 違法建築 銃刀法違反 
飲酒運転 猥褻物陳列罪 弁護士詐称 学歴詐称 
脱税 賄賂 チンコが小さい 弟殺し

過激派宗教の後継者であること、様々なことが露見しかけていた。

そろそろ口封じで消せる人数じゃなくなってきた。

いや、待てよ。
あ る じ ゃ な い か。

核が。

唐澤貴洋は叫び、笑いながら地下の工場にかけ降りた。

ではさよなら第一東京弁護士会。

安全という脆い壁の薄いガラスを殴り破った。
唐澤貴洋は満足気に口元を緩める。

コレで全部消滅だ。
さあ、奴らが消えるのでも眺めるか。

東京のあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )

唐澤貴洋はたった今自分が同じ東京にいることを思い出した。

気づいた時には遅かった。


唐澤貴洋も東京も消滅した。

挿絵

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