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DANRO(だんろ)とは、朝日新聞社が運営するウェブサイトである。主にインタビュー記事や商品レビューなどを掲載しており、
'''DANRO'''(だんろ)とは、朝日新聞社が運営するウェブサイトである。主にインタビュー記事や商品レビューなどを掲載しており、
2019年5月19日に[[唐澤貴洋]]のインタビュー記事が掲載された。
2019年5月19日に[[唐澤貴洋]]のインタビュー記事が掲載された。


==「コミュニケーションに依存するのは危険だ」炎上弁護士・唐澤貴洋が語る「孤独論」==
==「コミュニケーションに依存するのは危険だ」炎上弁護士・唐澤貴洋が語る「孤独論」==
[[ファイル:DANRO尊師 1.jpg|400px]]
<span style="color: gray;"> 弁護士の唐澤貴洋さん(撮影・齋藤大輔)
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「炎上弁護士」の異名を持つ唐澤貴洋さん(41)。ネットで誹謗中傷を受けていた依頼人のために掲示板の書き込みの削除請求をしたことがきっかけで、激しい誹謗中傷にさらされる身となりました。それだけでなく、個人情報の流出や殺害予告、なりすましによる爆破予告といった攻撃を受け、命の危険まで感じるようになります。
「炎上弁護士」の異名を持つ唐澤貴洋さん(41)。ネットで誹謗中傷を受けていた依頼人のために掲示板の書き込みの削除請求をしたことがきっかけで、激しい誹謗中傷にさらされる身となりました。それだけでなく、個人情報の流出や殺害予告、なりすましによる爆破予告といった攻撃を受け、命の危険まで感じるようになります。
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'''唐澤''':自分の頭で考えて行動したいと思っていました。小学校は私立に入って、中高もエスカレーター式で大学まで行けるところに入った。でも、それは親が敷いてくれたレールで、自分で決めたわけでない。自分の考え方というのはあるのかと、本を読んだり、映画を見たりしながら考えていました。
'''唐澤''':自分の頭で考えて行動したいと思っていました。小学校は私立に入って、中高もエスカレーター式で大学まで行けるところに入った。でも、それは親が敷いてくれたレールで、自分で決めたわけでない。自分の考え方というのはあるのかと、本を読んだり、映画を見たりしながら考えていました。


[[ファイル:DANRO尊師 2.jpg|400px]]
<span style="color: gray;"> 弁護士になって半年で独立。ひとりで法律事務所を経営している
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――そのとき、こういう人になりたいというロールモデルはあったんでしょうか?
――そのとき、こういう人になりたいというロールモデルはあったんでしょうか?


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'''唐澤''':自分が楽しいかどうかですね。あまり功利主義的には動かない。なんでそんなことをするんだろうと他人が思ったとしても、自分にとって勉強になる、自分が楽しめると思えば、行動するようにしています。
'''唐澤''':自分が楽しいかどうかですね。あまり功利主義的には動かない。なんでそんなことをするんだろうと他人が思ったとしても、自分にとって勉強になる、自分が楽しめると思えば、行動するようにしています。


――著書の「炎上弁護士」の中では、ネットで自分を誹謗中傷した加害者の人にも会うということが書かれていました。それも楽しいからということでしょうか?
[[ファイル:DANRO炎上弁護士.jpg|400px]]


'''唐澤''':別に会わなくてもいいんですが、会ってみたいと思うんですね。自分について悪いことを書いた人がいるとき、いったいどんな人間なのかと知ることが第一歩かな、と。会ってみると、いかにも犯罪をしそうな極悪人ではない。どちらかというと、ちょっと普通から外れた孤独な人というか、物悲しそうな目をしていたりする。これは何なのか。単純な法律問題ではないんじゃないか、と。
<span style="color: gray;">  唐澤さんがこれまでの歩みをつづった著書『炎上弁護士』(日本実業出版社)


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――加害者は「孤独な人」に見えたんですね。
――加害者は「孤独な人」に見えたんですね。


'''唐澤''':自分の中でひとつの仮説としてあるのは、ものすごく孤独な人がネット空間に取り込まれているのではないかということです。ネット空間では、掲示板やSNSなどでコミュニケーションにすぐ入っていける。コミュニケーション空間にいると、人は孤独が癒された気になる。その空間の中で、人によっては殺害予告をしたりして満足感を覚えている。ネット空間に居場所を見つけて、孤独を解消した気になっているんです。
'''唐澤''':自分の中でひとつの仮説としてあるのは、ものすごく孤独な人がネット空間に取り込まれているのではないかということです。ネット空間では、掲示板やSNSなどでコミュニケーションにすぐ入っていける。コミュニケーション空間にいると、人は孤独が癒された気になる。その空間の中で、人によっては殺害予告をしたりして満足感を覚えている。ネット空間に居場所を見つけて、孤独を解消した気になっているんです。


――本の中では、[[4Kガイジ|高校1年の少年]]の行動がどんどんエスカレートしていって、唐澤さんの事務所の鍵穴にボンドを詰めたり、事務所のプレートに「死ね」と書いたりするようになっていく様子が紹介されていて、驚きました。
――本の中では、[[4K|高校1年の少年]]の行動がどんどんエスカレートしていって、唐澤さんの事務所の鍵穴にボンドを詰めたり、事務所のプレートに「死ね」と書いたりするようになっていく様子が紹介されていて、驚きました。


'''唐澤''':ネットは脳と直結しているメディアだと思います。大人であれば、歯止めとなる基準があって行動していますが、子どもはまだ背負うものがなく、動物的にネットに触れ合うので、非常に危険だと感じます。
'''唐澤''':ネットは脳と直結しているメディアだと思います。大人であれば、歯止めとなる基準があって行動していますが、子どもはまだ背負うものがなく、動物的にネットに触れ合うので、非常に危険だと感じます。
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'''唐澤''':それをうまく使いこなせる人はなかなかいないと思います。神奈川県座間市で9人の若い男女が殺害される事件がありましたが、ツイッターを介して犯人に取り込まれていきました。インターネット上のコミュニケーションを通じて初めて会った人が、会った日に殺されてしまうという事件で、すごく危機感を覚えました。ネット空間の中で、ものすごくコミュニケーションにたけた人間が出現し、それが悪魔的であれば、新しいカルト的なものが誕生しうる土壌が十分にあると思います。
'''唐澤''':それをうまく使いこなせる人はなかなかいないと思います。神奈川県座間市で9人の若い男女が殺害される事件がありましたが、ツイッターを介して犯人に取り込まれていきました。インターネット上のコミュニケーションを通じて初めて会った人が、会った日に殺されてしまうという事件で、すごく危機感を覚えました。ネット空間の中で、ものすごくコミュニケーションにたけた人間が出現し、それが悪魔的であれば、新しいカルト的なものが誕生しうる土壌が十分にあると思います。


[[ファイル:DANRO尊師 3.jpg|400px]]
<span style="color: gray;">インターネットの「炎上問題」と真正面から向き合ってきた
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――そのような問題への対策はどうすればいいでしょうか?
――そのような問題への対策はどうすればいいでしょうか?


69行目: 84行目:
'''唐澤''':まあ、孤独は感じていました。でも、それで人生が終わりだという感じではなかった。このものすごい孤独はいつ解消されるのか、という思いはありましたけど。
'''唐澤''':まあ、孤独は感じていました。でも、それで人生が終わりだという感じではなかった。このものすごい孤独はいつ解消されるのか、という思いはありましたけど。


[[ファイル:DANRO尊師 4.jpg|400px]]
<span style="color: gray;">今年5月には2冊目の著書『そのツイート炎上します!』(カンゼン)が出版された
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――仮定の話ですが、唐澤さんが高校を中退したときに、もしインターネットが普及していたら、その世界に入っていったでしょうか?
――仮定の話ですが、唐澤さんが高校を中退したときに、もしインターネットが普及していたら、その世界に入っていったでしょうか?


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==外部リンク==
==外部リンク==
*[https://www.danro.bar/article/12382228 「コミュニケーションに依存するのは危険だ」炎上弁護士・唐澤貴洋が語る「孤独論」]([https://archive.is/oWYgF 魚拓])
*[https://www.danro.bar/article/12382228 「コミュニケーションに依存するのは危険だ」炎上弁護士・唐澤貴洋が語る「孤独論」]([https://archive.vn/oWYgF 魚拓])


== 註釈 ==
== 註釈 ==
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[[カテゴリ:唐澤貴洋に関する著作・記事]]
[[カテゴリ:唐澤貴洋に関する著作・記事]]
[[カテゴリ:資料]]
[[カテゴリ:資料]]
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