お気持ち表明
お気持ち表明(おきもちひょうめい)とは、2016年10月21日にNHK「ニュースウオッチ9」内で放送された唐澤貴洋のインタビューの通称である。玉音放送としては第四次にあたる。今までと違い顔出しをしている為、特別に「お気持ち表明」と呼ばれるようになった[1]。
概要
2016年10月20日、0Chiakiがtwitterの鍵垢で、NHK「ニュースウオッチ9」内で玉音放送がなされることをリーク(0Chiakiにも出演依頼があったが断った模様)。
安藤良太への判決公判が行われた翌日10月21日のニュースウォッチ9における同時爆破予告事件の特集において、初の尊師顔出し出演が行われ、尊師や事務所内部が初めて高画質の動画で開示された[2]。尊師へのインタビューでは東光院にも赴き2016年8月の墓汚損事件にも触れられた。
反応
当日は山陰地方で大地震が発生した影響で放送が危ぶまれており、またいつものように音声だけと思われていた中でこのような濃厚な放送がなされ、多くの教徒の身が震えた。その勢いはサヒケーがダウンし、ツイッターのトレンド入りを果たすほどであった。
事前のリークのためか映像が複数ニコニコ動画及びYoutube上に上げられ、再生されている。ニコニコ動画ではテレビ関係による著作権対応が素早い為、一番アップロード日時が早いものは削除された。ついでにエア本民による釣り動画がアップロードされニコニコ動画上にランキング入りするほど関心があるコンテンツともいえよう。
動画
2:53付近の「唐澤?」のフォントは本家のお気持ち表明の冒頭で使われたフォントと同じ「DFP超極太楷書体W14」であり、NHKが唐澤貴洋を天皇と同水準で扱っている事が分かる。
文字起こし
全部
字幕データと字幕スーパーを統合したもの。(字幕なのでインタビューでは一字一句一致しているわけではない点に注意)
次は、物騒なニュースです。今、各地の自治体に爆破を予告するメールが、相次いで届いています。
ことしに入って、全国の主な都市だけで、少なくとも137件の爆破予告があったことが、NHKの取材で分かりました。この予告メールには、特殊な仕掛けが施されていたんです。
爆破予告のあった空港では、警察官らが朝早くから、爆発物がないか、警戒に当たっています。
おととい、長野県の空港を爆破するという予告があり、警察官や空港関係者が、不審物の捜索に追われていました。 「恐ろしいですね」 「ぞっとします」 長野県庁に送られてきたメールです。 10月19日に県内の空港と、県内の各施設を爆破します。身が震える。早く逃げたほうがいい。それはできるよね?
県庁でも一日中、不審物がないか、点検に当たりました。 長野県危機管理防災課 「人々に対して恐怖を与えるものであり非常に社会的にも許しがたい行為」 自治体に対する爆破予告。ことしに入り、全国で相次いでいることが分かりました。NHKが全国の都道府県や政令指定都市など、121の自治体に問い合わせたところ、66の都道府県や市などに、爆破予告のメールが届いていたことが明らかになりました。複数回届いている自治体もあり、件数は合わせて137件に上ります。爆破予告の文面です。ある特徴が共通しています。文末になぜか、を。また、ナリという表現が多用されています。そして、送信者の名前。73件の予告に、唐澤貴洋と記されていました。唐澤とは一体誰なのか。一人の男性にたどりつきました。都内の法律事務所。 先生、よろしくお願いします。 弁護士 唐澤貴洋さん 「お願いします。」 唐澤貴洋は実在の人物でした。唐澤さんは、インターネット上の問題に詳しい弁護士。爆破予告とは無関係で、名前を勝手に使われていました。 弁護士 唐澤貴洋さん 「わたしに対して業務妨害を考えてやっていると考えざるを得ない 到底許されるべき行為ではないと思う」 名前をかたられるきっかけは、唐澤さんの弁護活動でした。ネット上の掲示板で中傷を受けていた高校生から依頼を受け、書き込みの削除などを掲示板の運営者に求めたところ、今度は、唐澤弁護士を中傷する書き込みが殺到するようになりました。 弁護士 唐澤貴洋さん こちらを見ていただきたいんですけども、これは実際にインターネットに投稿された私に対する殺害予告です。 さらに家族の墓を突き止められ。 弁護士 唐澤貴洋さん 「『何々家』のところ白塗り土台にわたしの名前をスプレー書きされた」 そしてことしに入り、多数の爆破予告に名前を使われるようになったのです。取材をしたこの日も、唐澤弁護士の名前で爆破予告があったと警察から連絡がありました。 弁護士 唐澤貴洋さん 「日々事件としてこういった爆破予告が行われていないかとか きょうは変なこと起こらなかったがあす起こるのではないかとか (爆破予告を)している若者がいるのなら直ちにやめたほうがいいと伝えたい」 複数の人物が、唐澤弁護士の名をかたり、予告を繰り返していると見られています。そのうちの一人、元大学生の安藤良太被告。自治体に爆破予告を行ったなどとして、きょう、執行猶予の付いた有罪判決を受けました。判決の前、私たちは東京拘置所にいた安藤被告と面会。なぜ爆破予告を行ったのか問いました。安藤被告は、事件を反省しているとして、手紙で答えました。 唐澤弁護士のことを、インターネット上のおもちゃとして、おもしろおかしく遊んでいただけです。手軽な手段で、大きな反響が得られる。 今も爆破予告が続いていることについては。 模倣犯については、まさかこんなに出るとは思っていませんでした。 相次ぐ爆破予告のメール。捜査の目を免れようとする仕掛けが施されていたことも分かりました。企業や観光庁などにネットセキュリティーの支援をしている会社です。爆破予告のメールを分析してもらったところ。 サイバーセキュリティー企業 「自分の本当のIPアドレスを隠した状態でメールを送っている」 一般のネット空間では、相手にメールを送ると、IPアドレスと呼ばれるパソコンの住所の記録が残ります。この記録をたどれば、ネットに接続したパソコンを特定することができます。ところが。爆破予告のメールでは、匿名化ソフトが使われていることが分かりました。このソフトを通すことで、ダークウェブと呼ばれるネット空間に接続することができます。この空間では、IPアドレスが次々と切り替わり、元のアドレスが匿名化されるのです。ダークウェブを通じて爆破予告のメールを送ると、発信したパソコンを特定することが困難になります。ことしの爆破予告のうち、少なくとも28件はダークウェブを通したものでした。この会社では、ダークウェブを使ったやり取りで、違法な薬物や個人情報などが取り引きされ、さらなる犯罪の温床になると危機感を強めています。 サイバーセキュリティー企業 「これは社会の大きな脅威になるのではないかと思う 早急に技術的・法律的な分野・捜査機関対策を非常に急がなければいけない」 この夏、長崎では、小中学生が被爆者の証言を聞く会が予定されていたんですが、爆破予告のために、中止に追い込まれるという事態もあったそうなんですね。今のリポートの中で、爆破予告した男が、遊んでいただけというふうに言っていましたけれども、警察や自治体も対応に追われますし、実在している方が被害を被っているわけですよね。これは悪質な犯罪といえますよね。
そうですよね。今回のその犯罪に使われていたダークウェブですけれども、アメリカでは偽の身分証明書とか、武器の取り引きとかですね、そういうのに使われてるんじゃないかということで、FBIなんかも危機感を強めているということなんですよね。日本の警察も、サイバーパトロールを強化しているということではあるんですけれども、このダークウェブへの対策、急ぐ必要がありそうです。
尊師の部分のみ(ノイズなし)
はい(返事) お願いします(お辞儀) 私、に対して、の業務妨害を…考えて!まやっていると、考えざるを得ないので、 到底許されるべき行為じゃないな、と思います まこちら、を、見ていただきたいんですけども、これは、実際に、インターネット上に、ま投稿された、私に対する殺害予告です お墓の、ま何々家と、あるところに、ま白塗りをし、かつ土台のところに、私の名前を、まスプレーで書くと、いうことを、やられました…(語尾不明) エ、コチラヲ…(紙を渡す) (電話を取る)はい… 日々、事件として、エーこういった爆破予告~が、まぁ行われてないかとか、ア~今日は変なことが起こらなかったけど、明日起こるんじゃないかとか、こういったことをしているゥ~ん若者が、いるんであれば、それはもう直ちに~止めたほうが、いいと、伝えたいです
尊師の部分のみ(ノイズあり)
…(ノック)●はい。「先生よろしくお願いします」オネガイシマス ワダシ、ニ対して…ンッギョモボウガイを~考えて…マやっていると!考えざるを得ないので… 到底許される、ゥーべき行為じゃないなと、思います アこちら、を、見ていただきたいんですけども、これは実際にインターネット上ニィ、マ投稿された私に対する、マ殺害予告、ゥーです 「更に、家族の墓を突き止められ…」 オハハの、(チュンチュン)マナニナニケトホ、ある所ニィ、モシロヌディロ゙シ、かつフ土台の所に、(ピヨピヨピヨ)私の…名前を…マ…スプレーで書くとオホ…いうこと、やられました エーットコチラノ…「そして今年に入り…」 (国営セコムの電話)…(聞き取れない)…●はい。 日々!エンォ事件として、エーこういったバグハヨコクンゥ゛ゥ゛ゥ゛~が、マー行われてないかとか、ア゛ー…ァ今日は変なことが起こらなかったけど、明日起こるんじゃないかとかハ、 こういったことをシテ、イル、ゥ゛ー…ン゛ー若者が、いるんであれば、ソラモウただちに、ィ゛ーやめたほうが良いと!お伝えたいです
英語版
A man was given a suspended sentence after found guilty of sending emails threatened to blow up Matsudo city hall and Chiba prefecture. Municipalities have been hit by a series of threats this year. NHK has learned that nearly 140 threats have been sent to 66 prefectures and municipalities. An NHK reporter says police and others have been on alert checking for explosives at the airport since early this morning after it was a subject to a bomb threat. Police and airport authorities are busy searching for explosives following the bomb threat at the airport in Nagano two days ago. This passenger says it's frighten. Another says he feels threaten. This email has been sent to Nagano prefecture office. This message says the airport in the prefecture and other prefectural facilities will be blown up on October 19th. "Are you afraid? You'd better flee quickly, that shouldn't be too hard." Inspections were carried out that the prefectural office all day. A Nagano prefectural official says the threats are intended to frighten people and cannot be tolerated. Similar threats are reaching municipalities across Japan this year. NHK question 121 municipalities including prefectures and large cities. 66 were found to have received such emails in 137 incidents. Some municipalities receive multiple threats. The emails have something in common. Their sentences and with the unlikely letters "wo". The expression "nari" also appears frequently. And in 73 emails, the sender was named "Takahiro Karasawa". Our reporter search for anyone named "Takahiro Karasawa". It turns out that a Takahiro Karasawa works as a lawyer in Tokyo, fighting cyberbullying and online harassment. He's not the one sending the threats but they were made under his name. Karasawa says he can only conclude that someone is trying to interfere with his legal work. He says he just can't condone that kind of things. Karasawa says the problem started after he intervened on behalf of a teenager who was been subjected cyberbullying on an online notice board. Karasawa contacted its operator and asked that the offending comments be removed. He says he was then hit by an online abuse and threats. Karasawa says this is an example of messages he was getting. It's a death threats. Karasawa's family grave is also vandalized. He says the name on the grave was defaced and somebody has spray-painted his name near the bottom. Karasawa then found that the bomb threats were being sent under his name. On the day we interviewed Karasawa, police told him his name had appeared in another online threat. Karasawa says that often nothing out of ordinary happens. And there are no bomb threats made in his name, but he says there was always worry it might happen again the next day. He says he wants to tell any young people engaging in such malicious behavior to stop it at once. Several people are believed to be making bomb threats under Karasawa's name. Defendant Ryota Ando is one of them. A court today found him guilty of making a bomb threat against local government and gave him a suspended sentence. We visited the Tokyo detention house recently to ask Ando why he make the threat. He said he regrets what he did and gave us a letter. He writes that he saw the lawyer as a toy on the Internet and that he was having fun playing the toy. He says it's an easy way to evoke a great response. We also asked about bomb threats that are still being issued. He writes he never thought so many copycats would emerge. The threats were made using software that allows the senders to avoid being identified. This company provides cybersecurity support to business and government offices. We asked the cybersecurity expert from the firm to analyze such mails. Ken'ichiro Okamoto says the mails were sent with the sender's IP addresses hidden. IP addressees are recorded with **** when one sends . By tracking IP addresses, the computers used to send the mails can be identified, but software that anonymizes senders was used for the recent bomb threats. The software allows senders to access the so-called dark web where IP addresses frequently change making senders anonymous. It is difficult to identify bomb threat senders if they use the dark web. Of the bomb threat emails sent this year, at least 28 was sent by the dark web. Okamoto says the dark web can be used to sell illegal drugs or personal data, making it a hotbed for crime. He says this poses a great threat to a society. He answers technical or legal measures should be taken as soon as possible and that law enforcement also act immediately. It was expected in summer this year in Nagasaki, where plan session to present the hibakusha atomic survivor experiences to primary school students was cancelled after a bomb threat. The man responsible for the bomb threat claimed that it was a prank, but the threat mobilized police and the local governments and immeasurable danger to an individual whose name was used for a threat. In the US, fake IDs as well as weapons are traded over the dark web and the FBI is increasingly concerned. The Japanese police is also stepping up patrol "cyber patrol". Every measure needs to be taken so dark web is not used as a tool for such crimes.
映像から開示された情報
これより、唐澤貴洋が使用している品々が開示・特定された。
- 尊師御用達[3]
- キーボード・マウス - バッファロー BSKBW100SBK(キーボードとマウスのセット)
- 尊師持ちのマウス - ?
- BSKBW100SBKとは別物の模様。左手で、前後逆(通称:尊師持ち)で使用している
- 有線LANアダプタ - ロジテック LAN-GTJU3H3
- タブレットPC - マイクロソフト Surface Pro2
- スマホ[4] - 富士通 F-02G
- ディスプレイ - シャープ AQUOS LC-32W25-W
出典・註釈
- ↑ 由来は同年に唐澤貴洋の親戚でもある今上天皇が生前退位の意向を明らかにしたとの報道に対し、8月8日に本人がビデオメッセージをマスコミを通じて発表したものの通称から。
- ↑ 動く尊師は盗撮画質では何回か開示されている。疑惑尊師を参照。
- ↑ http://gotanda.xyz/test/read.cgi/simonton/1477054673/468
- ↑ 300万騒動の頃はiPhoneを使用
- ↑ http://wired.jp/magazine/vol_25/
- ↑ http://web.archive.org/web/20161025141950/http://www.lifu.net/s-3/i-d201908271/
- ↑ http://web.archive.org/web/20161025142821/http://ssl.shiseido-shoten.co.jp/item/1000000000076.html