石垣のりこ
本記事では政治的な思想や活動が扱われておりますが、あくまで騒動との関係に注目したものであり、特定の思想に賛同したり、反対したりするものではありません。 編集者の皆様におかれましても、この点に留意した上での編集をお願い申し上げます。 |
第25回参議院初当選後の本人ツイート(魚拓)より | |
基本資料 | |
本名 | 小川のり子 |
---|---|
一人称 | 私 |
生年月日・年齢 | 50歳、1974年8月1日生まれ |
性別 | 女性 |
出生地 | 宮城県(wp)仙台市宮城野区 |
特定経緯 | セルフ開示 |
騒動との関連 | チンフェ語録を書き込んだ、などというデマを拡散された |
職業 | 参議院議員 |
所属 | 立憲民主党、全国フェミニスト議員連盟 |
出身高校 | 宮城県第二女子高等学校 |
最終学歴 | 宮城教育大学 |
贔屓球団 | 楽天イーグルス[1] |
関係者 | |
石垣 のりこ(いしがき のりこ、Ishigaki Noriko、1974年8月1日 - )とは、立憲民主党所属の参議院議員である。
概要
宮城県仙台市出身、地元の大学を卒業後、21年間エフエム仙台のアナウンサーとして数々の番組に携わる。2019年5月7日、立憲民主党の公認を得て参議院議員選挙に立候補を表明[4]し、7月21日に初当選した[5]。
また松戸市Vtuber騒動に関わった団体として知られる全国フェミニスト議員連盟にも所属しているが、石垣本人はこの騒動に参加していない模様であった。
立候補前に菅野完に出馬を相談[6]、当選後は菅野完と横川圭希を私設秘書にするなど、親しい関係にあると見られていた。2021年5月には元夫からの裁判で菅野完とは不倫関係にあったことが明らかとなった[7]。
捏造スクショ事件
背景
石垣のりこは選挙戦略として、FacebookやTwitterと言ったSNSメディアを利用することが多く、Twitterは2021年12月時点で5.8万人のフォロワーがいる[8]。 本人も積極的にSNS上で発言しており、その発言は常に注目され賛否両論の的[9]となってきた。
例として、2020年8月28日に安倍総理が辞意を表明した際、「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と投稿したため炎上、立憲民主党の代表から注意された後にも「ノーマライゼーションへの配慮が欠けている」と発言し物議をかもした[10]。
このように、自身が批判対象と見なした人物・陣営についてTwitter上で発言し、問題が有ると見なされ注意されても謝罪などの対策を取らずに更に自身の意見を重ねるということを繰り返していたため[11]、アンチの心に火をつけ、石垣自身が何かつぶやくたびにアンチによって定期的にスクショが取られることが恒常化していた[12]。
ただし、ここでのスクショとは、「スクリーンショット」のことであり、恒心教徒たちがよく利用するwebアーカイブを用いたweb魚拓ではないことにご留意いただきたい。このスクリーンショットはあくまでJPGやpng状態の画像ファイルで保管するだけの物なのでいくらでも偽造が可能である。そう、事件は起こるのだ。
開幕
上記の安倍批判で炎上冷めやらぬ2020年8月30日~31日にかけて、「彼女の謝罪ツイート後、すぐ削除されたツイートです。反省の意はゼロですね。しかし、女性の文章とは思えないくらい破廉恥な文章。」とスクショが添付されたツイートが投下された[13](画像は右図参照)。
どこかで見たことのある文章である。恒心教徒に限らず、なんJや例のアレジャンルを知っている人間であればすぐ出典が分かったであろうし、そもそも普段の石垣自身のツイートとはかけ離れた言葉遣いでありどう考えても偽物である。
しかし、Twitter民や政治に関心のある人たちは免疫が無かった。無知ゆえか意図的になのか「石垣本人のツイート」として拡散、TwitterだけではなくFacebookにまで波及してしまう。石垣側もこれに反応、法的措置を取ると取材に答えている。
「安倍が死んでもなんとも思わん」立民・石垣議員装うツイート拡散、「法的措置とる」(魚拓) - 読売新聞 辞任の意向を表明した安倍首相について、何者かが、立憲民主党の石垣のり子参院議員が「安倍が死んでもなんとも思わん」などとツイッターに書き込んだように見せかける投稿をしていたことがわかった。石垣氏は読売新聞の取材に投稿を否定し、「投稿者に対して法的措置をとる方針だ」と述べた。 投稿は、石垣氏の公式ツイッターの写真とアカウントをコピーした画像とみられ、本文に「大袈裟に言おうが安倍が死んでもなんとも思わん」などの内容が記載されている。 石垣氏によると、1日頃にツイッター上に画像が掲載されたのを確認し、その後、フェイスブック上にも拡散され始めたという。 石垣氏は先月28日、自身のツイッターに「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と安倍首相をやゆする投稿をし、党内外から批判され謝罪していた。
この当時のメインカラケーであったスバケーでは、政治的話題であることからあまり大っぴらに語られることは無かった[14]ものの、石垣のりこの秘書が菅野完ということは広く知られており[15]、かつ尊師の好むショートカットの女性であることから 「一晩貸してやれ[16]」などと言われることもあった[17]。これまでのパカ弁仕事を見ていれば、こんなわかりやすい捏造スクショなんてすぐ開示されるだろう、ゆゆうた路線で多忙であった恒心教徒たちはすぐ忘れ、話題に上がることは無かった。
開示請求訴訟
しかし2021年10月21日、東京地裁において発信者情報開示請求は棄却されてしまう(東京地方裁判所令和3年(ワ)第10594号[18])。
ツイッターの「デマ投稿」認定せず 立民・石垣議員が敗訴 東京地裁(魚拓) - 産経新聞 立憲民主党の石垣のりこ参院議員(宮城選挙区)が、自身が安倍晋三首相(当時)を中傷する内容をツイッターに書き込んでいたとの虚偽の投稿をされたとして、投稿者の情報開示を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。大浜寿美裁判官は「(投稿が)何者かによって加工されたものであると認定するのは困難」として、請求を棄却した。 判決などによると、昨年8月30~31日、石垣氏がツイッターに「安倍が死んでもなんとも思わん」などと書き込んだとするスクリーンショットの画像が計9件投稿された。画像は同一のアカウントから投稿され、「すぐ削除されたツイートです。反省の意はゼロですね」などとコメントが添えられていた。 石垣氏は同28日、体調不良を理由に辞任を表明した安倍氏について「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」などと投稿、同日中に「疾病を抱えて仕事をする人々への配慮が欠けていた」と謝罪していた。中傷の投稿について石垣氏は「何者かが悪意を持って加工した」と主張、提訴していた。 判決理由で大浜裁判官は、問題の投稿について「石垣氏の政治家としての社会的評価を著しく低下させるものといえる」と指摘。一方で「(石垣氏が)誤って投稿した可能性も否定できない」とし、デマ投稿だと認定するのは困難と結論づけた。 石垣氏の代理人弁護士は、産経新聞の取材に対し「事実と異なる認定がなされたことは不本意であり、適正な事実認定を求めて控訴を検討中だ」とコメントした。
なぜ却下になったのかはわからないが、以前よりNTTドコモ社は複数の端末で同一IPアドレスを管理している都合上、開示請求に非協力的なプロバイダであることで知られている[19]。石垣側がデマであるという証拠を明確に証明できなかった可能性[20]もある。
なお、Twitterで犯人は恒心教徒という言説があるが[21]、恒心教が政治的にいかなる立場をもとらない点、画像を投下したアカウントは既に削除されており、他のツイートから教徒であるかどうか確認が取れない点[22]、俺嫌構文は恒心教徒ではなくともよく知られているメジャーなネタ[23]である点から、かかる説をただちに是認することはできない[24]。
俺嫌構文発祥の地であるなんJにも【悲報】立憲議員「ネトウヨが私のツイート捏造した!」裁判所「うーん、証拠なし!」→敗訴 Part.2(魚拓)[25]というスレが立てられ、「国会議員のツイートにも影響を与える 流石なんJの王[26]」「弁護士が尊師だったら裁判に勝ってたな[27]」などと話題になった。
2021年12月14日、石垣側は被告をコンテンツプロバイダである「Twitter社」にして再度提訴した(東京地方裁判所令和3年(ワ)第9574号)[28]。2022年1月25日13時30分判決、今回は石垣側が勝訴した。
安倍元首相への中傷投稿「考え難い」 立民・石垣議員が勝訴(魚拓) - 産経新聞 ツイッターに安倍晋三首相(当時)を中傷する内容を書き込んだとの虚偽投稿をされたとして、立憲民主党の石垣のり子参院議員(宮城)が、投稿者がツイッターに登録しているメールアドレスの開示を求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であった。増子由一裁判官は、石垣氏自身がこの投稿を行った可能性について「常識的に見て考え難い」と否定。「権利侵害は明白だ」として、ツイッター社に開示を命じた。 この投稿をめぐっては昨年10月、石垣氏側が投稿者の個人情報を開示するようプロバイダー側に求めて東京地裁に起こした別訴訟で、大浜寿美裁判官が「石垣氏が誤って(中傷する内容を)投稿した可能性も否定できない」として請求を棄却。石垣氏側が控訴している。 同一投稿をめぐる訴訟で相反する判決が出たことについて、石垣氏の代理人弁護士は産経新聞の取材に対し「今回の判決は原告の主張が全面的に認められたもので、正当な結果と考える。不合理な事実認定を行った判決については、引き続き適正な事実認定を求めていく」とコメントした。 判決などによると令和2年8月30日、石垣氏が「安倍が死んでもなんとも思わん」などと書き込んだとするスクリーンショットの画像が、ツイッター上の匿名アカウントから投稿された。 増子裁判官は判決理由で、石垣氏が同28日に安倍氏の辞任表明に関し「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」などと投稿後、「疾病を抱えて仕事をする人々への配慮が欠けていた」と謝罪していたことを踏まえ、問題の投稿は石垣氏の謝罪後にされており「経緯とそぐわず不自然・不可解」と指摘。 石垣氏が問題の投稿をしたとして引用しているのは当該のアカウント以外に見当たらず、「画像を加工・編集して投稿すること自体は可能だ」と結論づけた。
裁判資料開示
民事裁判ウオッチャー山口三尊により、裁判記録が開示された[29]。代理人は石垣のりこの不倫騒動による損害賠償請求訴訟も担当した五十嵐えり弁護士[30]と同事務所の西ヶ谷尚人弁護士[31]。五十嵐は2021年7月の東京都議選に立候補し当選しているため、実際は西ヶ谷弁護士が主に担当していたと推定される。
先のNTTドコモとの裁判(東京地方裁判所令和3年(ワ)第10594号)では「本件画像が、本件各投稿の投稿者又は何者かが悪意をもって加工したとものであることを認定するに足りる証拠はない。」という理由で開示請求は棄却されたが、Twitter社との裁判(東京地方裁判所令和3年(ワ)第9574号)では「本件証拠関係に照らす限り、原告主張の加工ツイートを原告自身がしたなどととは常識的にみて考え難い」という理由で開示請求は認容された。全く同じ内容で裁判官の裁量によって判決が異なるという珍しい裁判となった。山口三尊はこれを「裁判官ガチャ」と表現している[32]。
Twitter社との裁判に勝訴したため、石垣側にはTwitterに登録されていた(@daisuke_siteのメールアドレス)が開示された[33]。仮にNTTドコモとの裁判に勝訴していれば、確実な電話番号とキャリアメールアドレスが開示されていただけに、石垣側にとっては開示情報から身元の特定に至るまでの調査が通常の場合より困難であったと推測される。
後述の通り本人特定に至ったわけだが、仮に匿名環境下で作成されたフリーメールアドレスだった場合、発信者不詳のまま石垣側泣き寝入りで本件は終了していたと思われる[34]。発信者が匿名環境に強い悪芋でないのが幸いした。
損害賠償請求訴訟
2022年6月3日、石垣は自身のTwitterを更新し、開示された発信者に対して損害賠償請求訴訟を東京地裁に提起したことを明らかにした。石垣は提訴に至るまで2年近く経過したと訴えている[35]。
https://twitter.com/norinotes/status/1532536132302688256(魚拓) |
---|
Twitterでのデマ・誹謗中傷事案につき、発信者開示請求をおこなったところ投稿者の身元が判明したため、昨日、発信者に対して、不法行為に基づく損害賠償等を求める訴訟を東京地裁に提起いたしました。
|
一般的に政治家は公人であるため、名誉棄損に伴う損害賠償請求は刑法230条の2の2項で規定されており「虚偽であるとしても、真実であると信じたことについて、相当の理由があると認められた場合においても、名誉毀損は成立しない」傾向にある[36]。
ただ、今回は明らかな捏造スクショであると推測されるだけに、被告が敗訴する可能性は限りなく高いと思われる。
2022年8月14日、山口三尊は閲覧した裁判記録を解説[37](東京地裁令和4年(ワ)13250号)。代理人は開示請求と同じく西ヶ谷弁護士。被告側代理人は清水健弁護士[38]。石垣側は414万7千円[39]の慰謝料とTwitterアカウントの冒頭に2年間の謝罪文掲載を求めている模様。山口は「損害賠償請求訴訟では、被告側に石垣が確かにこれを書いたという立証責任が出てくるので、被告側は中々大変になるのではないか」と語っている。次回は9月2日、web会議で開催される予定。
本項目は今後の裁判過程が明らかになり次第、追記していく予定である。
リンク
- 石垣のりこ
- 石垣のりこ - 公式サイト
- Twitter:@norinotes
- Instagram:@norikorock2019
出典・註釈
- ↑ 本人のツイート(魚拓)Twitter
- ↑ 2022年1月26日のツイート(魚拓)なお長谷川豊自身は2019年に日本維新の会の公認を取り消されており、2022年時点では何の関係もない
- ↑ 例1 例2 例3 例4 例5
- ↑ <参院選>宮城選挙区に石垣氏が出馬表明 立憲民主党(魚拓) - 河北新報
- ↑ 立民の石垣のり子氏初当選、自民・愛知氏を破る(魚拓) - 読売新聞
- ↑ 「体を壊す癖」で炎上の石垣のりこ議員 秘書は森友騒動の「菅野完」(魚拓) - デイリー新潮
- ↑ 【独自】立憲・石垣のりこ議員、菅野完氏との「不倫の証拠」と「隠ぺい音声」を入手-石垣議員の私設秘書が交際時期を“改ざん”しようとしていた(魚拓) - 週刊女性プライム
- ↑ 石垣のりこのツイプロ(魚拓)
- ↑ 攻撃的なツイートは石垣のりこ本人の意見というよりは何度も過激な発言でTwitterアカウントを凍結される菅野完の意見という見方があった(魚拓) - Twitter
- ↑ 首相を「大事な時に体壊す癖」 立憲・石垣氏がツイート(魚拓) - 朝日新聞
- ↑ 上記の安倍批判以外の例は、恒心教とは関係がないため割愛する
- ↑ 例えば2021年12月18日時点で「石垣のりこ スクショ」で検索しただけでこの塩梅である(魚拓) - Twitter
- ↑ 発信者のツイート(魚拓)Twitter
- ↑ 【唐澤貴洋殺す】雑談★53【まやかしはいい。何を恐れているんだ】【ゆゆうた同時爆破予告】>>742(魚拓) - スバケー
- ↑ 【唐澤貴洋殺す】雑談★53【まやかしはいい。何を恐れているんだ】【ゆゆうた同時爆破予告】>>789(魚拓) - スバケー
- ↑ 菅野完と石垣のりこのダブル不倫が公になる前の出来事である
- ↑ 【唐澤貴洋殺す】雑談★53【まやかしはいい。何を恐れているんだ】【ゆゆうた同時爆破予告】>>799 (魚拓) -スバケー
- ↑ 気になった事件~令和3年10月(魚拓)証券非行被害者救済ボランティアのブログ
- ↑ 10313最強プロバイダーはどこか?さんそんちゃんねる
- ↑ 山本一郎のツイート(魚拓)Twitter
- ↑ 恒心教徒を犯人呼ばわりするツイート(魚拓)Twitter
- ↑ 現在は別人が同アカウントを使用しているようだ
- ↑ 俺嫌の項を参照
- ↑ 政治的な内容であったため、非教徒ではあるものの、ある程度騒動を知っている非ワによってなされた、恒心教とは独立した悪ふざけと考えるのが妥当であろう
- ↑ ちなみにPart.1は立憲民主党支持者と思われるスクリプト荒らしに遭っている
- ↑ 【悲報】立憲議員「ネトウヨが私のツイート捏造した!」裁判所「うーん、証拠なし!」→敗訴 Part.2>>52(魚拓) - なんJ
- ↑ 【悲報】立憲議員「ネトウヨが私のツイート捏造した!」裁判所「うーん、証拠なし!」→敗訴 Part.2>>402(魚拓) - なんJ
- ↑ 12143相沢まきF事件判決文要旨(3:00~)さんそんちゃんねる
- ↑ 石垣のり子の「裁判官ガチャ」(魚拓) - 証券非行被害者救済ボランティアのブログ
- ↑ 菅野完の会社の顧問弁護士もである表現の自由界隈が推す五十嵐えり、菅野完(ノイホイ)の顧問弁護士だった(魚拓)
- ↑ 西ヶ谷 尚人(にしがやなおと)Naoto Nishigaya(魚拓)紀尾井町法律事務所
- ↑ 実際に誹謗中傷関係の訴訟では気に入った裁判官に当たるまで忌避を申し立てガチャを繰り返す手法を行う弁護士がおり、問題化しているとも言われている
- ↑ このアカウントは電話番号を登録していなかったようである
- ↑ 結果的には身元の特定につながったのでgoogleやAppleのメールアドレスだったと推測される。あるいはgoogleかApple相手にもう1件発信者情報開示請求訴訟を行った可能性もある
- ↑ 早くないですよ。これでも2年近くかかってます。(魚拓)
- ↑ 【事例で学ぶ】週刊誌の疑惑記事が名誉毀損に~市長が損害賠償請求を行った裁判事例(魚拓) - 弁護士費用の教科書
- ↑ 220814石垣のり子事件~裁判官真っ二つ! - さんそんちゃんねる
- ↑ 宮城県角田市に事務所を構える65期の弁護士である(清水法律事務所HP(魚拓))、このことから被告は宮城県在住で、石垣のりこの対立候補を応援していた可能性が投稿動機だった可能性も考えらえる
- ↑ 具体的には慰謝料300万円と弁護士費用77万円+調査費用37万7千円を請求している