艦これワンドロ騒動
| 艦これワンドロ騒動
- | |
|---|---|
| 戦争: 艦これワンドロ騒動 | |
| 年月日: 2015年3月14日～4月頃 | |
| 場所: Twitter | |
| 結果: 恒心教徒の戦略的勝利 艦これワンドロの大幅縮小、Twitter教徒の増加 | |
| 交戦勢力 | |
 恒心教団
|
艦これワンドロ参加者 |
| 指揮官 | |
| 動画ニキ 恒心親衛隊 テランド |
魚類 モレノ レベッカ 伊藤勇気 |
| 戦力 | |
| 恒心教徒 らん豚 （一部の東方厨） |
艦これファン |
| 損害 | |
| ワンドロの大幅縮小、松瀬祐太郎（ゆあさん社員）特定、艦これ同人ゴロの撃破 | |
艦これワンドロ騒動(かんこれわんどろそうどう)とは、2015年3月16日前後に発生した、Twitter上での炎上騒動。恒心教徒も騒動に参加し、多くのTwitter教徒を生むきっかけとなった。当初は単なる少数の教徒の荒らし行為であったが、主催側の幾度にも及ぶ対応ミスが結果的に正当化する口実を与え、泥沼化した騒動。
背景
「小関直哉#その後」も参照。
Twitter上のハッシュタグ「#艦これ版深夜のお絵描き60分一本勝負」にて発生した騒動。「ワンドロ」とは「One hour drawing」の略であり、その名の通り、主宰アカウントが出したお題に関する絵を一時間以内に描き上げ、Twitter上にハッシュタグを付けて投稿し鑑賞し合う遊びである。元々は東方Projectのファンの間でハッシュタグを付ける形式が確立されて行われていたが、徐々に他のアニメやゲームのファンの間にも広まりそれぞれが各自のワンドロを催されるようになっていった。しかし東方ワンドロは東方警察騒動[1]の延長線上で艦これファンに執拗に荒らされ続けた結果、ついにはワンドロ自体が「艦これワンドロ」として乗っ取られてしまった。
経緯
2015年3月14日の艦これ版ワンドロにおいて、動画ニキの呼びかけによりTwitterアカウントを作っていた教徒が、題材とは無関係の尊師イラストや尊師MMDの画像を艦これワンドロのハッシュタグを付けて投稿し始める。これは第14回MMD杯において小関直哉の起こした騒動により艦これファンとの軋轢が生じていた一部教徒による凶行に過ぎなかったが、この時点での数は少なくワンドロ自体は大した支障もなく進行した。
翌日、前日の出来事が2chの艦これ関係のスレに伝わり話題となったが、この時オメガのような過激な艦これファンはこの現象について「東方厨の仕業」と対立煽りを始め[2]、逆に対極に位置するファンは「東方ワンドロを荒らした報いだ」(後述)と喜んだ。らん豚など一部の人間は事態の原因に気付いていたものの、多くの、特にワンドロに参加していたユーザーはまだ現状を正しく認識できていなかった。この日のワンドロでも荒らしは続き、この時は淫夢厨やその他のユーザーも便乗しより事態は深刻になり、中にはグロ画像やスカトロ画像等を連投するより悪質なユーザーも出始めた。
16日、事件は起きた。先述した荒らしの始まった14日のワンドロにて「魚類」と名乗るユーザーが「青葉(旧日本海軍の重巡洋艦のキャラクター)」のお題に対し、単なる魚の絵を投稿したことにあるユーザーが「これがワンドロ荒らしか」と皮肉めいた批判を述べる。すると魚類は「荒らし」とリプライしたユーザーを晒し上げ「とんでもねぇ奴だ」と一蹴。「自分の好みに合わないとそれを悪者にして晒し上げるの良くないぜ」とブーメランを披露した上「どう見ても艦これの絵ではないし荒らし扱いでも仕方ないのでは」と指摘したユーザーに「(作風を)知らないのはそちらの問題」と返答。この事態に艦これワンドロ主宰であり、以前から魚類と個々で付き合いのあったモレノ氏が魚類の絵について「青葉の特徴をとらえているのであり」と裁定を下したことも火に油を注ぎ、擁護派、批判派に分かれ大炎上した。
こうした事態になって初めて多くの教徒にワンドロの一件が伝わった。すると教徒による調査の結果同ワンドロが東方ワンドロを乗っ取って成り立っていたことや、モレノやレベッカ、ゆあさん社員をはじめとした主催者側や同人ゴロの悪質な言動などを掘り起こされ、これらを大義名分としたうえで教徒の間では「魚の絵でも構わないならちょっとぽっちゃりした弁護士風の絵でもセーフなんだろう」という解釈が発生。当日のワンドロには尊師イラストが大量に投下される事態となった。これを受けワンドロはもはや艦これとは無関係の画像でもセーフという解釈が全体に広まり、ありとあらゆる画像が氾濫し、複数アカウントを利用して短時間に夥しい画像を投稿するユーザーが出現するなどしてワンドロは機能停止状態に陥る。翌日になっても荒らしはますます加速し、結果初代ワンドロアカウントは3月18日0時をもって停止。モレノ氏も活動を停止し、同ワンドロは有志が作った複数の後継アカウントが引き継ぐこととなったが移転と分裂、消滅を繰り返した挙句大幅縮小を余儀なくされてしまった。
結末
「包皮民#艦隊これくしょんファン」も参照。
この一件により恒心教の名はTwitterユーザーの間でも有名となり、この日を境にTwitterの、特に絵を得意とするユーザーが増えるようになった。この後もTwitter教徒はいくつかの炎上騒動に関わるようになったが(詳しくは「Twitter」を参照)、結果私怨のために恒心教を利用しようとするユーザーも多数出現し、また艦これファンの間では恒心教徒の正体を報復目的の東方厨だとみなす陰謀論も展開される。当騒動は賛否を招くきっかけの事件となってしまった。
註釈
- ↑ 東方オンリー同人イベントにおいて艦これ同人を持ち込むマナー違反行為が問題視されたことに対し、艦これファン側が「東方から艦これへ移動した同人サークルが東方厨の組織した『東方警察』なる集団から個人攻撃を受けている」、「一度でも東方に関われば、その後他ジャンルへ移ると『東方警察』に取り締まられることになる」と捏造して大々的に拡散された騒動であり、このネガキャンの結果東方側は重大なダメージを受け、ワンドロや同人イベントでの艦これファンによるルール違反や挑発行為に対する黙認などの大幅な譲歩をせざるを得なくなった
- ↑ 艦これファンには「対立煽りの槍玉として東方projectを挙げたがる」ことおよび「自分達・艦これへの批判者を東方ファンによるものと断定する」という習慣があった
