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「台湾連続爆破予告事件」の版間の差分

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台湾は、日本国外の中では恒心教が比較的浸透している地域である。
台湾は、日本国外の中では恒心教が比較的浸透している地域である。


2017年7月には、台湾人恒心教徒の[[黄]]が、唐澤貴洋を名乗って台北市議に対して殺害予告を行い逮捕・有罪判決となり、海外教徒として初の[[殉教]]者となった。
2017年7月には、台湾人恒心教徒の[[黄]]が、[[唐澤貴洋]]を名乗って台北市議に対して殺害予告を行い逮捕・有罪判決となり、海外教徒として初の[[殉教]]者となった。


そのような事件が起きた台湾で、5年の時を経て再び事件が起こったのである。
そのような事件が起きた台湾で、5年の時を経て再び事件が起こったのである。
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黄事件と同様、唐澤貴洋を騙って多数の場所に犯行予告を仕掛けた。なお、台湾という地理的な問題からか、今回の犯行予告は主に現地の鉄道会社を対象にしたものであるが、一部蔡英文総統など政治家も含まれている。
黄事件と同様、唐澤貴洋を騙って多数の場所に犯行予告を仕掛けた。なお、台湾という地理的な問題からか、今回の犯行予告は主に現地の鉄道会社を対象にしたものであるが、一部蔡英文総統など政治家も含まれている。


12月9日には唐澤貴洋を名乗る人物が台湾鉄路に対して、「蘇寶蘭<ref>台湾の検察官、現地の報道によると、台湾の鉄道駅でトラブルを起こしたとして逮捕され有罪判決を受けている模様</ref>を釈放しなければ踏切に燃料を積んだトラックを列車に突っ込む」とする爆破予告メールが送りつけられた<ref>https://www.setn.com/News.aspx?NewsID=1039458</ref><ref>https://www.ettoday.net/news/20211209/2142510.htm</ref>これに伴って台湾鉄路は踏切107箇所を警戒することを余儀なくされた。
12月9日には唐澤貴洋を名乗る人物が台湾鉄路に対して、「蘇寶蘭<ref>台湾の検察官。現地の報道によると、台湾の鉄道駅でトラブルを起こしたとして逮捕され有罪判決を受けている模様</ref>を釈放しなければ踏切に燃料を積んだトラックを列車に突っ込む」とする爆破予告メールが送りつけられた<ref>{{Archive|1=https://www.setn.com/News.aspx?NewsID=1039458|2=https://archive.vn/HckUI|3=<span lang="zh-TW">台鐵又接恐嚇信件!要求釋放「蘇大媽」 揚言載油料撞火車</span>}} - <span lang="zh-TW">三立新聞網</span></ref><ref>{{Archive|1=https://www.ettoday.net/news/20211209/2142510.htm|2=https://archive.vn/k8cpq|3=<span lang="zh-TW">釋放蘇大媽否則聯結車撞列車...台鐵又遭恐嚇 107處平交道警戒</span>}} - <span lang="zh-TW">ETtoday新聞雲</span></ref>。これに伴って台湾鉄路は踏切107箇所を警戒することを余儀なくされた。


しかし、事件はこれだけにとどまらず、大晦日の12月31日に至って、今度は台湾高速鉄道<ref>台湾鉄路とは別の鉄道会社、その名の通り台湾新幹線を担当している</ref>に対して、やはり唐澤貴洋を名を騙り、「台中駅から爆弾を持って乗り込み、総統府に爆弾を投げる」「蔡英文総統並びに衛生福利部部長の陳時中を射殺する」という予告を行うに至った<ref>https://tw.news.yahoo.com/%E6%89%8D%E6%81%90%E5%9A%87%E6%92%9E%E5%8F%B0%E9%90%B5-%E7%96%91%E5%90%8C-%E4%BA%BA%E5%86%8D%E6%81%90%E5%9A%87%E7%82%B8%E7%B8%BD%E7%B5%B1%E5%BA%9C-105800533.html</ref>。台湾警察ではこれらが同一人物なのか調査中としている。しかし台湾の恒心教徒は、数は多くないと思われるため、恐らく同一犯であろう。
しかし、事件はこれだけに留まらなかった。大晦日の12月31日に、今度は台湾高速鉄道<ref>台湾鉄路とは別の鉄道会社、その名の通り台湾新幹線を担当している</ref>に対して、やはり唐澤貴洋を名を騙り、「台中駅から爆弾を持って乗り込み、総統府に爆弾を投げる」「蔡英文総統並びに衛生福利部部長の陳時中を射殺する」という予告を行うに至った<ref>{{Archive|1=https://tw.news.yahoo.com/%E6%89%8D%E6%81%90%E5%9A%87%E6%92%9E%E5%8F%B0%E9%90%B5-%E7%96%91%E5%90%8C-%E4%BA%BA%E5%86%8D%E6%81%90%E5%9A%87%E7%82%B8%E7%B8%BD%E7%B5%B1%E5%BA%9C-105800533.html|2=https://archive.vn/5dUsa|3=<span lang="zh-TW">才恐嚇撞台鐵! 疑同一人再恐嚇炸總統府</span>}} - <span lang="zh-TW">Yahoo奇摩新聞</span></ref>。台湾警察ではこれらが同一人物なのか調査中としている。しかし台湾の恒心教徒は、数は多くないと思われるため、恐らく同一犯であろう。
 
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本日已購買從高鐵台中北上車票
會隨身攜帶炸彈
向總統府投擲炸彈
槍殺永和女士.衛福部陳部長
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なお唐澤貴洋の存在については台湾側も把握しており、メディアでも報じられている。
なお唐澤貴洋の存在については台湾側も把握しており、メディアでも報じられている。


なお、同日にはyoutube上で台北101<ref>台北にある超高層ビル</ref>で犯行予告をしたとして「朱」という人物が逮捕されているが、本事件とは無関係の模様である<ref>https://news.ebc.net.tw/news/society/295567</ref>。
なお、同日にはyoutube上で台北101<ref>台北にある超高層ビル</ref>で犯行予告をしたとして「朱」という人物が逮捕されているが、本事件とは無関係の模様である<ref>{{Archive|1=https://news.ebc.net.tw/news/society/295567|2=https://archive.vn/TtgHM|3=<span lang="zh-TW">高鐵跨年夜收恐嚇信 又是署名「唐澤貴洋」</span>}} - <span lang="zh-TW">東森新聞</span></ref>。


== 成果 ==
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本事件における特筆すべき[[恒心]]として、台湾のテレビメディアが海外メディアとしては初めて[[唐澤貴洋]]を顔写真付きで報じたことである。
本事件における特筆すべき[[恒心]]として、台湾のテレビメディアが海外メディアとしては初めて唐澤貴洋を顔写真付きで報じたことである。


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2022年1月5日 (水) 16:31時点における版

台湾連続爆破犯行予告事件は、2021年12月に台湾で発生した連続爆破予告・犯行予告事件、なお当Wikiにおける事件名は暫定的なものであり、単独犯かどうかも厳密には未確定である。

背景

台湾は、日本国外の中では恒心教が比較的浸透している地域である。

2017年7月には、台湾人恒心教徒のが、唐澤貴洋を名乗って台北市議に対して殺害予告を行い逮捕・有罪判決となり、海外教徒として初の殉教者となった。

そのような事件が起きた台湾で、5年の時を経て再び事件が起こったのである。

事件の概要

黄事件と同様、唐澤貴洋を騙って多数の場所に犯行予告を仕掛けた。なお、台湾という地理的な問題からか、今回の犯行予告は主に現地の鉄道会社を対象にしたものであるが、一部蔡英文総統など政治家も含まれている。

12月9日には唐澤貴洋を名乗る人物が台湾鉄路に対して、「蘇寶蘭[1]を釈放しなければ踏切に燃料を積んだトラックを列車に突っ込む」とする爆破予告メールが送りつけられた[2][3]。これに伴って台湾鉄路は踏切107箇所を警戒することを余儀なくされた。

しかし、事件はこれだけに留まらなかった。大晦日の12月31日に、今度は台湾高速鉄道[4]に対して、やはり唐澤貴洋を名を騙り、「台中駅から爆弾を持って乗り込み、総統府に爆弾を投げる」「蔡英文総統並びに衛生福利部部長の陳時中を射殺する」という予告を行うに至った[5]。台湾警察ではこれらが同一人物なのか調査中としている。しかし台湾の恒心教徒は、数は多くないと思われるため、恐らく同一犯であろう。

本日已購買從高鐵台中北上車票
會隨身攜帶炸彈
向總統府投擲炸彈
槍殺永和女士.衛福部陳部長

なお唐澤貴洋の存在については台湾側も把握しており、メディアでも報じられている。

なお、同日にはyoutube上で台北101[6]で犯行予告をしたとして「朱」という人物が逮捕されているが、本事件とは無関係の模様である[7]

成果

本事件における特筆すべき恒心として、台湾のテレビメディアが海外メディアとしては初めて唐澤貴洋を顔写真付きで報じたことである。

これまで、日本国外において唐澤貴洋は知る人ぞ知る人物であった。名前を知っている人でも、「日本で何かをやらかしてネットのおもちゃにされている人」程度の認識が多数であったであろう。それが、テレビというメディアを通じて初めて海外の大衆に知れ渡ることになったのである。

マヨケーの書き込みによれば、唐澤貴洋の画像は炎上弁護士発売時に行われた毎日新聞の画像をそのまま切り抜いている。また恒心教徒の推測では唐澤貴洋に対して取材は行っていないのではないかとのことである。

一方で、台湾という言語的な問題もあったためか、唐澤貴洋の紹介文が、大手メディアに流されている典型的な唐澤貴洋被害者説に基づいたものになってしまっている。台湾のメディアが唐澤貴洋の実像について調べるのは日本人とは比較にならないほど困難であり、本事件は海外での普及に対して大きく貢献した一方で、海外布教路線において課題を残したのも事実である。

なお、2022年1月現在において、犯人は未特定の模様である。

関連項目

出典・註釈

  1. 台湾の検察官。現地の報道によると、台湾の鉄道駅でトラブルを起こしたとして逮捕され有罪判決を受けている模様
  2. 台鐵又接恐嚇信件!要求釋放「蘇大媽」 揚言載油料撞火車(魚拓) - 三立新聞網
  3. 釋放蘇大媽否則聯結車撞列車...台鐵又遭恐嚇 107處平交道警戒(魚拓) - ETtoday新聞雲
  4. 台湾鉄路とは別の鉄道会社、その名の通り台湾新幹線を担当している
  5. 才恐嚇撞台鐵! 疑同一人再恐嚇炸總統府(魚拓) - Yahoo奇摩新聞
  6. 台北にある超高層ビル
  7. 高鐵跨年夜收恐嚇信 又是署名「唐澤貴洋」(魚拓) - 東森新聞