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「偽造文書事件」の版間の差分

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>恒心教調査部調査課長
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[[ファイル:Gizobunsho01.jpg|thumb|うっすらと「偽物」の文字が確認できる。]]
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文書は「新型の特殊詐欺に関する注意喚起について」というタイトルで、A4用紙2枚。[[平成24年(ヨ)第1035号|弁護士を名乗る「カラサワ」という男が個人情報の削除費用として現金を要求する詐欺]]について紹介し、注意を呼びかける内容。担当係として実在の部署名が記載してあり、警察庁代表の電話番号が記してある。[[恒心教に関連する数字一覧|恒心教に関連する数字]]である「[[恒心教に関連する数字一覧#5桁|31674]]」及び「[[40298]]」、[[唐澤貴洋(似顔絵)|イラスト尊師]]や[[有能版唐澤貴洋]]、[[悪芋]]に似たイラストシルエットも確認できる。いずれも2015年11月20日以降に国内で投函されており、警察庁が把握しただけで数十通に上る<ref name="asahi" />。
文書は「新型の特殊詐欺に関する注意喚起について」というタイトルで、A4用紙2枚。[[平成24年(ヨ)第1035号|弁護士を名乗る「カラサワ」という男が個人情報の削除費用として現金を要求する詐欺]]について紹介し、注意を呼びかける内容。担当係として実在の部署名が記載してあり、警察庁代表の電話番号が記してある。[[恒心教に関連する数字一覧|恒心教に関連する数字]]である「[[恒心教に関連する数字一覧#5桁|31674]]」及び「[[40298]]」、[[唐澤貴洋(似顔絵)|イラスト尊師]]や[[有能版唐澤貴洋]]、[[悪芋]]に似たイラストシルエットも確認できる。
 
文中にも「[[3月7日|今年3月に初めて確認された]]」「[[30万|数十万円]]の現金を要求」「[[ダンボールバッジ|本物の弁護士]]がこのような電話で一方的に現金を要求することはありません」などと騒動を暗喩するような文言が多数盛り込まれており、教徒の手によるものであることは明白だった。
 
いずれも2015年11月20日以降に国内で投函されており、警察庁が把握しただけで数十通に上る<ref name="asahi" />。


偽造文書は東京都内の学校などで実際に配布され、[[Twitter]]上で多くの報告が確認された<ref>[https://archive.vn/8QuKJ 魚拓]</ref>。
偽造文書は東京都内の学校などで実際に配布され、[[Twitter]]上で多くの報告が確認された<ref>[https://archive.vn/8QuKJ 魚拓]</ref>。
文書の内容や報道を綜合すると、送付の手口は以下のようなものだったと推測される。
まず、


TBSは「この文書に、[[グーグルマップ]]が書き換えられた事件で被害にあった事務所の弁護士の名前が書かれていることが新たにわかりました。」「警察庁は、公文書偽造の疑いもあるとして警視庁に相談しています。」などとも報じた<ref name="tbs" />。
TBSは「この文書に、[[グーグルマップ]]が書き換えられた事件で被害にあった事務所の弁護士の名前が書かれていることが新たにわかりました。」「警察庁は、公文書偽造の疑いもあるとして警視庁に相談しています。」などとも報じた<ref name="tbs" />。

2020年6月1日 (月) 20:08時点における版

偽造文書事件(ぎぞうぶんしょじけん)とは、2015年11月頃に起きた、警察庁生活安全局長を騙り、「弁護士のカラサワです」と名乗る詐欺への注意を呼びかける偽造文書が12道府県の知事部局や教育委員会に送られた事件である[1][2]。送付先の一部では各学校を通じて実際に生徒に偽造文書が配布された。

概要

うっすらと「偽物」の文字が確認できる。
Gizobunsho05.jpg

文書は「新型の特殊詐欺に関する注意喚起について」というタイトルで、A4用紙2枚。弁護士を名乗る「カラサワ」という男が個人情報の削除費用として現金を要求する詐欺について紹介し、注意を呼びかける内容。担当係として実在の部署名が記載してあり、警察庁代表の電話番号が記してある。恒心教に関連する数字である「31674」及び「40298」、イラスト尊師有能版唐澤貴洋悪芋に似たイラストシルエットも確認できる。

文中にも「今年3月に初めて確認された」「数十万円の現金を要求」「本物の弁護士がこのような電話で一方的に現金を要求することはありません」などと騒動を暗喩するような文言が多数盛り込まれており、教徒の手によるものであることは明白だった。

いずれも2015年11月20日以降に国内で投函されており、警察庁が把握しただけで数十通に上る[1]

偽造文書は東京都内の学校などで実際に配布され、Twitter上で多くの報告が確認された[3]

TBSは「この文書に、グーグルマップが書き換えられた事件で被害にあった事務所の弁護士の名前が書かれていることが新たにわかりました。」「警察庁は、公文書偽造の疑いもあるとして警視庁に相談しています。」などとも報じた[2]

日本PTA全国協議会は12月3日、警察庁からの情報としてこの詐欺について、ホームページ上で注意を呼びかけた[4]

動画

出典・註釈

関連項目