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「AKB48握手会傷害事件」の版間の差分

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== [[清水陽平]]の解説 ==
== [[清水陽平]]の解説 ==
2014年の5月27日、清水陽平は[[弁護士ドットコム]]の取材に以下のように回答している。<br>
2014年の5月27日、清水陽平は[[弁護士ドットコム]]の取材に以下のように回答している。
 
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{{Archive|https://www.bengo4.com/c_23/n_1562/|https://archive.ph/UQtBX|<AKB襲撃事件>ツイッターで流れた容疑者の「デマ写真」 拡散した人の責任は?}}
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人気アイドルグループAKB48のメンバーらが岩手県の握手会で襲撃された事件。多くのファンにショックを与えたが、ツイッターでは、容疑者の顔写真と偽った画像が出回ったり、メンバーの死亡説が流れるなど、いくつもの悪質なデマが流されたようだ。
人気アイドルグループAKB48のメンバーらが岩手県の握手会で襲撃された事件。多くのファンにショックを与えたが、ツイッターでは、容疑者の顔写真と偽った画像が出回ったり、メンバーの死亡説が流れるなど、いくつもの悪質なデマが流されたようだ。
顔写真については、新聞やテレビが実際の容疑者の顔写真を報じると、ツイッターでも「昨日ツイッターで出てた画像と別人じゃん!」といった非難の声があがったが、すでに数多くリツイートされ、拡散したあとだった。
顔写真については、新聞やテレビが実際の容疑者の顔写真を報じると、ツイッターでも「昨日ツイッターで出てた画像と別人じゃん!」といった非難の声があがったが、すでに数多くリツイートされ、拡散したあとだった。
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「そうですね。つまり、リツイートをする際にも、きちんと事実関係を確認する必要があるということです」
「そうですね。つまり、リツイートをする際にも、きちんと事実関係を確認する必要があるということです」
清水弁護士はこのように述べ、悪質なデマ拡散に荷担してしまうことのないように、注意を呼びかけていた。
清水弁護士はこのように述べ、悪質なデマ拡散に荷担してしまうことのないように、注意を呼びかけていた。
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==註釈==
==註釈==

2022年10月21日 (金) 22:06時点における最新版

問題のツイート[1]

AKB48握手会傷害事件(エーケービーフォーティエイト あくしゅかいしょうがいじけん)とは、2014年5月25日、アイドルグループAKB48のメンバー 入山杏奈、川栄李奈と男性スタッフが握手会会場において刺され負傷した事件であるが、恒心教徒にとっては別の意味を持つ事件である。

事件の概要

Wikipedia当該記事を参照。なおドルオタで有名な尊師であるが、残念ながら被害者の2人はフォローしていなかった模様。

現る

早速恒心教徒はこの事件に便乗し布教を開始。尊師の父唐澤洋なりすましアカウントが「息子が刺した」とツイートした。[1]

唐澤洋 公認会計士事務所 ‏@koushinlawfirm3

悲しいことにどうやら息子がAKBの川栄を刺したようだ。
これから警察に行って事情聴取を受けなければならん。
関係者の皆様、ファンの方々、息子がお騒がせして申し訳ない。
父親としてできる限りの責任は取るつもりだ。

リツイート数が3万を越え、ネットニュースや大手アフィブログでも報道されるなど大きな反響を呼んだ[2]。この騒動のおかげで「AKBの事件の時Twitterを乗っ取られて犯人扱いされた人」と唐澤洋、および名前の似ている唐澤貴洋の名前が一部のTwitter民やまとめ民に知られるようになった。その後にアカウントは凍結された模様。

清水陽平の解説

2014年の5月27日、清水陽平は弁護士ドットコムの取材に以下のように回答している。

<AKB襲撃事件>ツイッターで流れた容疑者の「デマ写真」 拡散した人の責任は?(魚拓)

人気アイドルグループAKB48のメンバーらが岩手県の握手会で襲撃された事件。多くのファンにショックを与えたが、ツイッターでは、容疑者の顔写真と偽った画像が出回ったり、メンバーの死亡説が流れるなど、いくつもの悪質なデマが流されたようだ。
顔写真については、新聞やテレビが実際の容疑者の顔写真を報じると、ツイッターでも「昨日ツイッターで出てた画像と別人じゃん!」といった非難の声があがったが、すでに数多くリツイートされ、拡散したあとだった。
こうしたデマを流した人物が、何らかの罪に問われることはあるのだろうか。また、確認もせずに、そのままリツイートした人の責任はどうだろうか。ネットの中傷問題にくわしい清水陽平弁護士に聞いた。

●デマツイートは「名誉毀損」になりうる
「ネット上で他人を引っかけるようなデマを流すことは、ネット用語で『釣り』と言われたりもします。なかにはジョークで済ませられるものもありますが、他人の権利を侵害するような『釣り』行為は、許されるべきではありません。
今回流れた数多くのデマのなかには、『ある特定の人物』が犯人であるかのように受け止められかねないようなツイートもありました。こうしたデマを流すことは、名誉毀損となり、違法とみなされる可能性があります」
どんな場合に名誉毀損になるのだろうか?
「まず、事件とは無関係の人を『犯人呼ばわり』すれば、その人が犯罪に関与したかのような誤解を与え、社会的評価を低下させることになります。
一般論としては、他人の社会的評価を下げる表現であっても、(1)その発言が公共の利害に関するもので、(2)発言の目的が公益を図ることで、さらに(3)発言内容が真実であるか、真実だと誤信したことに相当の理由がある場合であれば、名誉毀損は成立しません。
しかし、無関係の人を犯人視するデマを積極的に流すことは、(2)や(3)を満たしません。そのため、このような行為は、刑法の名誉毀損罪に該当し、民法上も不法行為に該当するでしょう」

●リツイートをする前に「事実関係の確認」を!
それでは、そうした発言をリツイートするなど、デマを「拡散」してしまった人にも何らかの責任が生じるのだろうか?
「そうですね。そうしたツイートを拡散した人にも、一定の責任が生じます。
裁判例では、ネット掲示板に書き込まれた中傷を、別サイトに転載した行為が、名誉毀損にあたると判断されたケースもあります。
リツイートは、他人のツイートをコピーして転載する行為と考えることもできるため、もし裁判になったとしたら、おそらく『自分がツイートしたわけではない』という言い訳は通じないでしょう」
そうすると、場合によっては、責任を問われるということだろうか?
「そうですね。つまり、リツイートをする際にも、きちんと事実関係を確認する必要があるということです」
清水弁護士はこのように述べ、悪質なデマ拡散に荷担してしまうことのないように、注意を呼びかけていた。

註釈

関連項目


唐澤洋
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