第17回MMD杯

2016年9月10日 (土) 12:39時点における*>Trafficerによる版

第17回MMD杯(だいじゅうななかいえむえむでぃーはい)とは、ニコニコ動画で2016年7月から9月にかけて行われる、フリーソフト「MikuMikuDance」(およびその派生ソフト)を使用した動画のマイリスト登録数を競う大会である。複数のテーマ内から参加者が好きなものを1つ選び、それに基づいて作った動画を予選(予告版)と 本選(完成版)の2回のラウンドで所定期間内に一斉に公開し合い、マイリスト登録数により算出する獲得ポイントを競い合うルールにより行われる。


概要

もはや案の定であるが、運営はルール変更や工作対策を一切しないまま開催した。

大会の流れ

  • 日程
予選 7/15(金)21:00~7/18(月)21:00
予選投票 7/15(金)21:00~7/25(月)21:00
本選 8/12(金)21:00~8/15(月)21:00
本選投票 8/12(金)21:00~8/29(月)21:00
閉会式 9/4(日)21:00~
  • 規模
予選動画数(前回比) 363(-23)
うち尊師MMD 21(-5,前回から除外・遅刻除くと+1)
本選動画数 569(-23)
うち尊師MMD 32(正式には26)(±0,正式には-2)
受賞尊師MMD数 ?


予選

予選ではひまわり学級が前回予選に投稿するも本選に間に合わなかった「やさしいせかい」のリベンジ版や、なんJのやきう民・原住民ネタが多くの再生数を得た。 特に予選動画の派生「お茶」はゴロゴロウやTea-Cupを痛烈に皮肉っており、20万再生を得た。

杯全体では再生回数の勢いが前回と比較して大きく勢いを落とした他、投稿数についても363本と第16回の386本をさらに下回る数となり、ピークであった尊師参戦前の600本前後(第11回の648本が最多)からは目も当てられない数字であり、第7回大会の352本の水準までになった(早い話が、8年の歴史を持つ右肩上がりの勢いだった大会が、ここ1年で4年半前の規模まで逆戻りしたのである)。

予選 参加動画

【theme:定理】

【theme:NOT】

【theme:俳句】

【theme:星】

【theme:壁】

【theme:も】

【theme:フラグ】

その他

本選

予選動画で、他のテーマが60本前後あるのに対し「俳句」テーマが16本しかなかったため、テーマなんて二の次である無敵の尊師MMDが俳句テーマに大量に動画を投入してきた。結果、全俳句テーマ36作品中7本が尊師という占有率となった。前回過去最低だった動画投稿数はさらに減少し、ゴロゴロウ叩きもし烈になった。

そんな渦中のゴロゴロウも動画(笑)を上げるが教徒によりコメント・タグ共に焼け野原にされたうえ、動画で自演コメントをしていることも発覚する。[1]さらに教徒に自身の投稿動画にマイリス工作を食らう始末であった[2]

尊師MMD全体としては、同時期に流行していた替え歌路線パカソンPVなどが多く見られた。 予選で注目を特に集めた「やさしいせかい」などは最終日の投稿期間終了間際まで現れなかったものの、「ラジオ・アクティビティ」など予選にはなかった作品のセンスの高さが話題となった。 ゴロゴロウ叩き作品も直球で決まるものが多く、ビームマンPのエフェクトも相変わらず大活躍であった。最終日の「80's」の卓越したセンス、「東方のかわいい」のタイムリー性、そして満を持して公開された「やさしいせかい」のクオリティーなど、通算4回目を迎える尊師MMDの技術力の高さがうかがい知れる。

また、投稿期限を過ぎるのを待ってからゴロゴロウ森園祐一を揶揄した動画を投稿する動きも複数見られた。これは、投稿期限に遅れた作品を全て「遅刻組」と称してMMD杯の閉会式で公開するという慣習を逆手に取った、意図的なものである。 特にPioneerゴロゴロウを名指しで罵倒した短編動画を量産し、投稿締め切り直後に十数本同時に公開するという過激な攻撃を行ったが、その荒らしスレスレの手法や、検索妨害対策が後手に回ったことから、教徒から反発された。 これらの動きが効を奏したのか、閉会式での遅刻組作品の放送は実施されなかった。非教徒による悪意のない作品も放送されなかったため、巻き添えを批判する意見もあるが、一方でこれは杯運営が出したヒットマークであると評価する向きもある。


本選動画

【theme:定理】

【theme:NOT】

【theme:俳句】

【theme:星】

【theme:壁】

【theme:も】

【theme:フラグ】

関連項目

註釈

  1. 証拠Tweet 魚拓
  2. 杯運営メンバーは杯運営特別賞の受賞資格を失う代わりに、投稿作品を「自作自演賞」として閉会式で流す権利を得る


外部リンク