片平騒動

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片平騒動(かたひらそうどう)とは、なんでも実況Jにて2014年2月7日からおよそ9日間に渡り発生した大規模な炎上騒動である。 統一画像路線の一環としてカラケー内で提案された偽装gifが発端となり、2chまとめブログ、特にアフィリエイトを使用しているブログ(アフィブログ)が連鎖的に炎上した。 この騒動によって、多数のアフィブログ管理人の住所氏名等が晒され、特定を恐れた大量のアフィブログが閉鎖した。

流出したアフィブログ管理人の個人情報

炎上当時に作成されたwikiのタイトルからなんJ春のアフィ祭りとも呼ばれる。単にアフィ騒動、アフィカス騒動とも言う。

なんJ外では、「2014年コピペブログ連続炎上騒動」と呼称されている。

概要

前史

そもそもの発端は2014年2月2日にニュー速VIP板に立てられた「アーケオスとかいう600族ですらないポケモンwwwwwwww」というスレを、 ポケモンまとめブログ「ぽけりん」がまとめた際にスレッドの>>36に仕込んであった、 時間がたつとちばけんまや殺害予告などが表示されるよう細工された偽装gif画像[1]をそのまま転載してしまった事件[2]である。

これがなんJで話題になると、カラケー(当時はカラザイル掲示板)内で「統一画像の新しい路線」として、 このような偽装gif画像を製作してまとめられそうなスレに投下するという動きが活発化した[3]

しかし大抵のまとめブログはチェックをしっかりと行っており、実際にそのまままとめられてしまう例は極少数であった。

一方で「gifに警戒している間に正統派の統一画像を滑り込ませる」という手段もこの時考案された。

片平騒動勃発

そのような状況の中2014年2月4日にVIP板に「amazonのポケモンのぬいぐるみの値段の格差が酷すぎるwwwww」というスレが立てられる。

ポケットモンスター X・Yのグッズの値段をテーマに、いくつかのグッズ画像とそのAmazonリンクを貼ったあからさまにアフィブログを狙い撃ちしたようなスレであった。 この中の「エルフーンのみがわり」「ゲッコウガ」「ケロマツ」「ウデッポウ」の画像がちばけんま、「テラキオン」の画像が唐澤貴洋殺す(住所・名前指定)に変わる偽装gifとなっており、 案の定いくつかのポケモンまとめブログに転載されたものの多くは画像が差し変わっていた。

その中で唯一そのまま転載してしまったのが片平亘くんの運営していた「ポケモンXYまとめ速報」だったのである。

この一件がなんJに伝わり、しばらくは案の定布教派とアフィ潰し派のせめぎ合いや逮捕だなんだという煽りが見られるが、その中の>>451が唐突にドメインのWhois情報を開示。 彼が本名で登録していることが判明し一気に祭りとなった。

結果他板からの流入や天候[4]が味方して祭りは広がりを見せ、80以上のまとめサイトの登録情報が発掘された他10以上のサイトが閉鎖。

また尊師の慶応SFCにおける後輩にあたる人物が震災に乗じた悪質なビジネスを行っていたことが発覚し、ネットニュースなどに取り上げられる巨大な炎上騒動となった(詳細は外部リンクを参照)。

終焉

スレの流れやすいなんJにおいて当該スレはとてつもない勢いで消費され述べ二百数十に渡り、一時は同時期に開催されていたソチ五輪を凌ぐ勢いになったものの、 ある程度策を尽くした辺りから失速し始め最終的に間違ったサジェスト汚染[5]と煽り合い[6]により惰性でスレを消費するだけとなり「片平民」と蔑称がつけられ疎まれるようになる。

最後は勢いを無くしなんJでスレを維持できなくなって成果を出せないまま嫌儲にパートスレを移したが2月19日の2ch管理人交代騒動によりうやむやのまま終息した。

残念ながら閉鎖したまとめブログはごく少数であり、当初つぶそうと目論んでリストアップまでした「キニ速」などの大手まとめブログには全く影響はなかった。 結局ただ騒いだだけであり、片平などの特定された元管理人達も実害は与えられなかったため、現在は騒動前の生活に戻っていると思われる。

恒心教徒の反応

当初は偽装gifが無事日の目を見たことを純粋に喜び、片平をアルカイダの隊員募集サイトに模した英語のジョークサイトに登録するなど平和に楽しんでいたが、騒ぎが次第に大きくなるにつれ困惑し始め、 片平が「唐澤弁護士に謝罪します」と声明を出したところで一時「尊師降臨」の淡い期待をかけたものの、数日の間にVIP・嫌儲等々各所からの流入もあり、 もはや騒動がハセカラとは遥かにかけ離れたところに飛躍していってしまったことから「参加したい奴は参加すればいい」と静観する姿勢に転じた。

ハセカラが発端となった騒動としては当時としては最大規模であり、またこの一件によってパカデブの名が多くの人々に知られることとなったため「布教」という一定の成果を得た点は評価されている。

特に反アフィを掲げる嫌儲への布教効果は大きく、300万騒動以降悪化していたなんJ(&恒心)-嫌儲間の関係は若干改善され、 騒動後もなんJと嫌儲の共同でNAVERまとめのまとめ製作者進藤勇気の特定やアフィブロガーの拠点と目された東亜板に侵攻するなど協力体制は夏ごろまで続いた。

この事件は嫌儲民に恒心教を布教することにもつながった。しかし、当初恒心を反アフィの集団だと思ってカラケーに流入した嫌儲民が、片平騒動後にも反アフィを唱え続け疎まれるなど、すぐに去る嫌儲民も少なくなかった。 更にこの一件により、一部の人間にカラケー及び恒心教徒が「炎上屋」であるとする誤った認識を持たれてしまい、カラケーでの炎上依頼が問題化し、閉鎖主義を生む一因ともなった。

出典・註釈

  1. 拡張子がjpgになっている
  2. 【悲報】ぽけりん、ハッセの住所を転載
  3. カラケーgif画像路線綜合スレ
  4. この事が発覚した2月7日の深夜から翌8日に関東全域で記録的な大雪が発生し、土曜日であったものの交通機関の麻痺により会社や学校の多くが休日となった他、外に出ることもままならなくなった。(平成26年豪雪)
  5. やたらと赤くしたり、サジェストに反映されないR18系の不穏ワードで汚染しようとしていた
  6. 最後はこの騒動に少しでも異論を唱えるとブロガー側が雇った業者と認定されるなど統合失調症患者のような人だらけだった

関連項目

外部リンク