2ちゃんねる個人情報流出事件

2019年9月6日 (金) 13:48時点における>Ostrichによる版 (正規表現を使用した大量編集 広告追加)

2ちゃんねる個人情報流出事件(2ちゃんねるこじんじょうほうりゅうしゅつじけん)とは、2013年8月25日夜に2ちゃんねるの有料サービスである2ちゃんねるビューア(以下、通称である「●」)を利用している会員の個人情報がTorネットワーク上のOnionちゃんねるTor板を経由して大量に流出した事件。「●流失事件」とも呼ばれる。

概要

ジムえもん

 

「●」の個人情報が収録されたサーバーがクラッカーによるシステム侵入を受け、約4万件の会員のクレジットカード番号や名前・住所・電話番号・ログインパスなどの顧客情報と書き込み履歴、約15万件分の「●」と「お試し●」の管理情報、利用者のトリップの情報、運営に関わる者のキャップの情報が不正に引き出された。

その後、8月に入ってから「さっしーえっち」を名乗る人物により、Tor板上に流出した情報が公開され、その情報は8月26日時点で閲覧可能な状態であった。

要するに匿名で書き込んだレスが個人情報をトリップとして紐付けされ、誰が書き込んでいるか丸分かりになってしまったのである。 更にクレジットカードを第三者が不正利用するための情報が全て出てしまい、金銭的な被害を受ける者まで現れる。これにより2ちゃんねるは怨嗟の声で溢れ返った。

唐澤貴洋との関わり

2ちゃんねるにおいて2013年8月頃まで規制の激化により●を購入しなければほぼ書き込めない状況が続いていた原因としては、2012年1月に発生したステマ騒動の余韻の他にも、長谷川亮太の住所特定という出来事も影響していた為、ある意味この事件もまた高校生が自分語りした結果であるといえる。同事件によりライトノベル板で同業者である橋本紡(代表作:半分の月がのぼる空)らへの誹謗中傷の書き込みを行っていたことが発覚したライトノベル作家の支倉凍砂(代表作:狼と香辛料)、杉井光(代表作:神様のメモ帳)は「ラノベ板のチンフェ」と呼ばれた。

7月以降のピュア虎ノ門への事務所引越し、 「殺害予告者が警察に書類送検された」との発言 自身のフェイスブックにおける説教など恒心教徒がにわかに活気付いていた頃の出来事である。Tor板に流出した情報も全てチェックされ[1]、登録日時が2011年8月25日のニート君に説教される直前であった事、登録した住所が「nishigtanda」といつもの誤字、●のパスが「gotanda」とやたら簡単である事、仕事以外では●を用いた書き込みをしていない事などが判明した。gtandaはその後グタンダとして語録化することになる。

当初は唐澤貴洋自身も被害者であり、教徒やなんJ民から生暖かい目で見られていたが、8月27日夜に恒心したfacebookは 2ch流出被害者を対象とした宣伝であり教徒も苦笑い。暫く唐澤本人の情報漏洩を指摘するコメントを含むコメント削除の応酬が続くが、松本啓二朗なるユーザーが「今日道で(唐澤のクレカ番号)円拾いました)」とコメントし、その3分後にコメントが削除されるもその後1時間ほど一時的にコメント削除が止まる。そして翌日、唐澤貴洋は ひろゆきさんに対して 集団訴訟を行う旨を宣言するが、最終的には流出事件に関する記事を消してしまった[2]

Facebook(2013年8月28日)
ひろゆきさんなぜあなたはパケットモンスターから多額の報酬をもらっていたのですか。あなたは株主なのですか。あなたは何をパケットモンスターに提供していたのでしょうか。ひろゆきさんあなたは近年様々な言論活動をされています。なぜ黙ってしまうのですか。あなたが多額の報酬を得たパケットモンスターがなぜ閉鎖されようとしているのですか。ひろゆきさんあなたには答える社会的責任がある。

パケットモンスターへの異議申し立て

唐澤貴洋は9月5日に日本の大手渉外事務所、シンガポールの法律事務所を通じて パケットモンスター社にbjection(閉鎖の異議申し立て)を提出。これによりパケットモンスター社は閉鎖されずに残り続けた。 但しパケットモンスター社は2012年3月時点で既にペーパーカンパニーである事が割れており[3]、2012年5月には運営会社がレースクイーンに変更されている[4]。 2ch運営の実態も無く登録も変更した会社に接触を仕掛け、Objection提出後はレースクイーン社に話を移している事から、金の流れを曖昧にするペーパーカンパニーの目的にまんまと引っかかった事になる。

その後の評価

パカデブひろゆきを訴えるという面で失敗したがこの事件は偽2ch騒動、Jimによる2ちゃんねる管理人交代という一連の騷動を引き起こす原因となり、その過程でひろゆき等の数多くの悪事が発覚したことから結果的に弁護士唐澤 貴洋有能と見なす意見もある。

註釈

関連項目

外部リンク