「唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/オウム真理教とネット文化」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
→21世紀
(→21世紀) |
|||
81行目: | 81行目: | ||
90年代後半には麻原は会話不能になっていき、事件の全容も分かってきたことから世間ではオウム事件への興味が薄れていく。 | 90年代後半には麻原は会話不能になっていき、事件の全容も分かってきたことから世間ではオウム事件への興味が薄れていく。 | ||
2chがはじまった1999年時点で既にオウムネタは古くなっていたため、当時より鮮度の高い話題である{{nicodic|ネオ麦茶}} | 2chがはじまった1999年時点で既にオウムネタは古くなっていたため、当時より鮮度の高い話題である{{nicodic|ネオ麦茶}}、{{wpl|パナウェーブ研究所}}(ちなみにナンバー2の名字は長谷川)、{{wpl|高橋弘二}}等との習合がみられる。習合は2chでのオウムネタの大きな特徴であり、後に旧尊師と現尊師が習合したことも自然な流れであったといえよう。 | ||
<nicovideo>sm19640727</nicovideo> | <nicovideo>sm19640727</nicovideo> | ||
2ch発・未完の大作スーパー宗教大戦。旧尊師・'''[[長谷川亮太|長谷川]]'''恵一(パナウェーブ幹部)・グル'''[[高橋嘉之|高橋]]'''という意味深な共演 | |||
=== 冬の時代 === | === 冬の時代 === | ||
2004年、無事紫芋に死刑判決が下る。時を同じくして2chのアングラ色が抜けていくにつれ、2chでのオウムネタは荒らしに愛用された麻原AAがかろうじて残る程度となる。 | |||
オウマーは目立った活動が無くなって同窓会化。さらにアレフは閉鎖性が高いため情報が乏しく、コンテンツとして面白さに欠けていた。 | |||
このためオウム関係で積極的な情報発信をするのは甘芋系サイトが大半という状況になり、その他の情報でも警察や被害者、マスコミ視点のものが多く、2chなどネット関連でのオウム関係の話は外国の陰謀だとか何とかの陰謀だとかと、ある意味オウムの目論見通りになった。 | |||
=== オウム・リバイバル === | === オウム・リバイバル === | ||
95行目: | 98行目: | ||
<YouTube>Q2VvXfVj1VM</YouTube> | <YouTube>Q2VvXfVj1VM</YouTube> | ||
エア本ブームが起こると、添え物という形ではあるが麻原(主にアニメ版のきれいな麻原や、「痴呆との遭遇」の偽麻原<ref> | エア本ブームが起こると、添え物という形ではあるが麻原(主にアニメ版のきれいな麻原や、「痴呆との遭遇」の偽麻原<ref>創価学会批判のために日蓮正宗が作ったビデオなのだが、ナレーションが麻原と[[正大師#マハー・ケイマ正大師|石井久子]]の声に似ていることが話題になり、当初はオウムが作ったものという誤解が一部であった。</ref>)が登場するようになった。 | ||
2011年12月31日、オウム逃走三人衆のひとり[[大崎警察署|平田信が出頭]]。夜明けと共に世界は[[ハセカラ騒動|運命の2012年]]を迎えるのである。 | 2011年12月31日、オウム逃走三人衆のひとり[[大崎警察署|平田信が出頭]]。夜明けと共に世界は[[ハセカラ騒動|運命の2012年]]を迎えるのである。 |