「恒心教の歴史」の版間の差分
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>化学に強い弁護士 細 (→外部からのカラケーへの侵攻) |
>尊師民 編集の要約なし |
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=== 唐澤貴洋炎上 === | === 唐澤貴洋炎上 === | ||
それでもまだ弁護士までネタにするのはやりすぎ、ということで炎上の中心はあくまで長谷川亮太であり、唐澤貴洋はサブキャラに過ぎず、いずれ忘れ去られるであろう存在だった。唐澤貴洋の手腕が頼りないと言っても、あくまで「頼りない弁護士を雇った長谷川亮太」が笑われていたのであり、それどころか「長谷川亮太の弁護なんて可哀想」などと、同情的な見方が多かった。 | |||
にも関わらず、騒動の焦点が長谷川亮太から弁護士の方に当たるようになったのは、その原因は結局、唐澤貴洋が自分で局面を動かしてしまったからに他ならない。 | |||
唐澤貴洋炎上の第一のきっかけは、「[[JEX#遊戯王カードジェネレーター騒動|遊戯王カードジェネレーター騒動]]」である。4月19日、唐澤貴洋がなんJ内で話題になっていたサイト「遊戯王カードジェネレーター」に投稿された唐澤ネタの遊戯王風カードを、管理人[[JEX]]に圧力をかけて削除させたことが発覚し、不穏なムードが漂い始める。 | 唐澤貴洋炎上の第一のきっかけは、「[[JEX#遊戯王カードジェネレーター騒動|遊戯王カードジェネレーター騒動]]」である。4月19日、唐澤貴洋がなんJ内で話題になっていたサイト「遊戯王カードジェネレーター」に投稿された唐澤ネタの遊戯王風カードを、管理人[[JEX]]に圧力をかけて削除させたことが発覚し、不穏なムードが漂い始める。 | ||
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===無差別開示=== | ===無差別開示=== | ||
しかしここに至っても、なんJ全体としては流行り廃りがある「野球と関係の無いネタ」の一つでしかなく、巨大ななんJ全体で見れば騒動は一部でしかなかった。 | |||
だが、さらなる燃料が投下される。唐澤貴洋は長谷川亮太そっちのけで自身に対する中傷に対しIP開示攻勢を開始([[無差別開示]])、なんJを監視し、少し唐澤貴洋に触れた程度のレスに対しても開示請求を行い始めたのである。開示請求は5月から6月にかけて3回に及んだ。これによって、唐澤貴洋は完全になんJ全体と敵対してしまった。 | |||
しかし3月のIP開示を経験し、実害がまるでない<ref>電話番号だけ分かっても氏名は分からないのと同じで、唐澤貴洋がIPを開示しただけで後のこと(IPからの発信者の特定、その後の訴訟)を何もしなかったため。ちなみに自分のことに関しては後々になって特定→訴訟をしている([[300万騒動]])が、遅きに失した</ref>ことを知ったなんJ民にとって、これは火に油を注いだだけに過ぎなかった。 | しかし3月のIP開示を経験し、実害がまるでない<ref>電話番号だけ分かっても氏名は分からないのと同じで、唐澤貴洋がIPを開示しただけで後のこと(IPからの発信者の特定、その後の訴訟)を何もしなかったため。ちなみに自分のことに関しては後々になって特定→訴訟をしている([[300万騒動]])が、遅きに失した</ref>ことを知ったなんJ民にとって、これは火に油を注いだだけに過ぎなかった。 | ||
なんJは唐澤貴洋による開示を狙うものたちによる誹謗中傷やネタ投稿、[[サジェスト汚染]]で溢れ、騒ぎは鎮火どころかさらに燃え広がっていった。開示を恐れなくなっていたなんJ民達は、どの程度の誹謗中傷なら開示されないのかという滅茶苦茶なチキンレースで遊び始めるようになる。いつしか長谷川亮太よりも唐澤貴洋への誹謗中傷が激増、定着していくこととなっていった。 | なんJは唐澤貴洋による開示を狙うものたちによる誹謗中傷やネタ投稿、[[サジェスト汚染]]で溢れ、騒ぎは鎮火どころかさらに燃え広がっていった。開示を恐れなくなっていたなんJ民達は、どの程度の誹謗中傷なら開示されないのかという滅茶苦茶なチキンレースで遊び始めるようになる。いつしか長谷川亮太よりも唐澤貴洋への誹謗中傷が激増、定着していくこととなっていった。 そして、時間が解決していたはずの長谷川亮太炎上騒動は最悪の結果を招いた。 | ||
この両者の炎上騒動は後に[[ハセカラ騒動]]、チンパカ騒動などと名付けられ、今日まで燃え続けている。一匿名掲示板の中だけには収まらない、多数の現実社会の人間と組織を巻き込んだ、長く壮大な炎上の幕があけたのである。 | この両者の炎上騒動は後に[[ハセカラ騒動]]、チンパカ騒動などと名付けられ、今日まで燃え続けている。一匿名掲示板の中だけには収まらない、多数の現実社会の人間と組織を巻き込んだ、長く壮大な炎上の幕があけたのである。 | ||
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この無差別開示を経て唐澤貴洋ネタはなんJに定着、「弁護士スレ」「唐澤スレ」などと呼ばれる文化が興った。 | この無差別開示を経て唐澤貴洋ネタはなんJに定着、「弁護士スレ」「唐澤スレ」などと呼ばれる文化が興った。 | ||
唐澤貴洋は無差別開示も[[大崎警察署]]による開示も敗北に終わった6月以降、翌2013年7月までまったくといっていいほど動きを見せなくなり、当時のスレは二次創作で食いつなぐことになった。当時すでにロリコン、[[脱糞]]、[[唐澤厚史|弟殺し]]、[[用水路]]、[[核兵器]]保有など今日につながる様々な二次創作・設定が誕生している。唐澤貴洋が顔写真のかわりに[[イラスト|ふざけたイラスト]]を掲載していたことも唐澤貴洋の偶像化・[[過度な神格化|神格化]]・非実在弁護士化に拍車をかけた。 | |||
また開示を拒否した[[ヤーマン]]や、独特の誹謗中傷スタイルで有名となった[[島根君]]、初の殺害予告([[神聖六文字]])を投稿した[[dion君]] | また開示を拒否した[[ヤーマン]]や、独特の誹謗中傷スタイルで有名となった[[島根君]]、初の殺害予告([[神聖六文字]])を投稿した[[dion君]]、殺害予告大量投稿を繰り返した[[沖縄君]]、削除要請板住民から[[はっきりいって今のなんJは異常だ]]と言わしめた>>204などの[[チキンレーサー]]も文化の形成に大きな影響を与えた。 | ||
上述の「遊戯王カードジェネレーター」に唐澤貴洋を馬鹿にした作品が多数投稿されたことで、ここに最初の[[芸術路線]]が誕生した。10月には自動作曲システム「[[Orpheus]]」がブームとなり、これを利用して[[パカソン]]と呼ばれる唐澤貴洋や長谷川亮太を誹謗中傷する曲が大量に作成されるようになった。Orpheus開発チームの[[嵯峨山茂樹]]教授は不穏すぎる楽曲は削除していたものの、一方で技術やセンスを認めた上で隔離しその中で作成を黙認する方針を取ったためパカソンは大量に作成され、誹謗中傷の域を越えたクオリティーに成長し芸術路線を支えた。パカソンは[[大犯罪者デグニキ]]らによって[[ニコニコ動画]]に転載され布教に効果をあげた。 | 上述の「遊戯王カードジェネレーター」に唐澤貴洋を馬鹿にした作品が多数投稿されたことで、ここに最初の[[芸術路線]]が誕生した。10月には自動作曲システム「[[Orpheus]]」がブームとなり、これを利用して[[パカソン]]と呼ばれる唐澤貴洋や長谷川亮太を誹謗中傷する曲が大量に作成されるようになった。Orpheus開発チームの[[嵯峨山茂樹]]教授は不穏すぎる楽曲は削除していたものの、一方で技術やセンスを認めた上で隔離しその中で作成を黙認する方針を取ったためパカソンは大量に作成され、誹謗中傷の域を越えたクオリティーに成長し芸術路線を支えた。パカソンは[[大犯罪者デグニキ]]らによって[[ニコニコ動画]]に転載され布教に効果をあげた。 | ||
[[事実追求路線]] | [[事実追求路線]]も発展し、9月26日には[[住所でポン!]]により唐澤貴洋の父[[唐澤洋]]の家であり唐澤貴洋の実家とされる[[田園調布サティアン]]が、10月19日にはその唐澤洋の顔写真が特定された。長谷川亮太サイドでは3月15日になんJ民[[朝倉恭介]]によって長谷川亮太の顔写真が開示され、実家も自分語りをもとに[[ちばけんま特定の軌跡|千葉県松戸市六高台2-7-83(ちばけんま)と推定された]]。[[ちばけんま]]は2013年4月7日に長谷川亮太の元同級生[[佐伯星香]]がtwitterで事実であることを証言したため確定した。 | ||
===恒心教の成立=== | ===恒心教の成立=== |