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恒心文庫:豆撒き

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

 2月3日は節分である。
 最近は恵方巻に話題を奪われているが、豆撒きの重要性を再考すべきであろう。
豆を撒くことで、邪を払い、また寒気を払い、まだ遠い春に心躍らせることができるのである。
 さて、出雲のある地方では、豆は勢いよく撒くべきだという言い伝えが存在するという。
そして出雲と言えば神の棲家である。イザナミはその排泄物からも神を生んだというが、そのような神が多く集う場所が出雲なのである。
その出雲出身の、髭を生やした男は、伴侶であるガッチリした男と節分を祝うために、先に述べたような伝承を踏まえた豆撒きを行うことにした。
それは、髭男の尻に年齢の数だけ豆を入れ、性的絶頂と共にそれを勢いよく放出するというものである。
いつもは排泄物の出口であると共に、生命の源泉たる肉棒の入口である髭男の下の口に、ガッチリした男が1個1個豆を入れていく。
当初、いつも入れている物よりも小さい豆に余裕の表情を見せていた髭男も、20、30と入れていくにつれて、快楽とも苦悶ともつかないような表情を浮かべる。
 36個入れ終わったあと、「上の口からは恵方巻だ」と言って、ガッチリした男はその屹立した肉棒を髭男の口に強引に入れ、髭男の勃起した乳首を弄る。
 上の口で肉棒を咥えながら下の口では豆が出ようと腸壁に刺激を加え、そして乳首には強弱がついた刺激が加えられ、まもなく髭男は性的絶頂に達した。
ガッチリした男も同時に射精する。
 上の口にガッチリした男の発射した精液がまるで髭男の体内を通り、再び形而下の存在として勢いよく下の口から豆として噴出する。
幻想的な光景に二人は酔った。

 その後、髭男がシャワーを浴びている間、ガッチリした男はコンビニで買ってきた恵方巻を一人で食べたという。

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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