「インターネット上における権利侵害の問題/本文」の版間の差分

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唐澤:僕自身が受けた誹謗中傷として驚いたのは,検索エンジンのサジェストキーワードに否定的なキーワードを表示させることを目的とした誹謗中傷記事を投稿するものです。<BR><BR>
唐澤:僕自身が受けた誹謗中傷として驚いたのは,検索エンジンのサジェストキーワードに否定的なキーワードを表示させることを目的とした誹謗中傷記事を投稿するものです。<BR><BR>
中澤:サジェスト汚染。あれキーワード羅列ですよね。あれは確かに新しい類型の。<BR><BR>
中澤:[[サジェスト汚染]]。あれキーワード羅列ですよね。あれは確かに新しい類型の。<BR><BR>
唐澤:例えば,早稲田大学というキーワードを検索エンジンで検索しようとします。そうすると,早稲田大学で何か不祥事を起こした人が直近にいたりすると,その人の名前とかが表示されます。別の例では,ある企業の名前で検索すると,「ブラック」とか,「悪徳」とか否定的な表示がされます。キーワード同士の関連性を検索エンジンの方で把握して,ユーザーが利用しやすくするサービスなんですが,ここに意図的に悪いキーワードを載せようとする人がいる問題です。このように,ただネット上のブログやSNSに誹謗中傷記事を書くというわけではなくGoogleないしYahoo!で提供されているウェブサービスでどう誹謗中傷文言を表示させるかということで,権利侵害を行おうという人がネット上にはいるというところにどう対応していったらいいのでしょうか。<BR><BR>
唐澤:例えば,早稲田大学というキーワードを検索エンジンで検索しようとします。そうすると,早稲田大学で何か不祥事を起こした人が直近にいたりすると,その人の名前とかが表示されます。別の例では,ある企業の名前で検索すると,「ブラック」とか,「悪徳」とか否定的な表示がされます。キーワード同士の関連性を検索エンジンの方で把握して,ユーザーが利用しやすくするサービスなんですが,ここに意図的に悪いキーワードを載せようとする人がいる問題です。このように,ただネット上のブログやSNSに誹謗中傷記事を書くというわけではなくGoogleないしYahoo!で提供されているウェブサービスでどう誹謗中傷文言を表示させるかということで,権利侵害を行おうという人がネット上にはいるというところにどう対応していったらいいのでしょうか。<BR><BR>
神田:サジェスト汚染は権利侵害性がないと言われていませんか。<BR><BR>
神田:サジェスト汚染は権利侵害性がないと言われていませんか。<BR><BR>
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神田:話は変わりますが,リンクでワンクッションおかれる中傷も最近増えていますね。直接中傷サイトが表示されるのではなく,リンク先に中傷サイトがあるというサイトです。<BR><BR>
神田:話は変わりますが,リンクでワンクッションおかれる中傷も最近増えていますね。直接中傷サイトが表示されるのではなく,リンク先に中傷サイトがあるというサイトです。<BR><BR>
中澤:悪質な人で巧妙なのが増えよしたよね。<BR><BR>
中澤:悪質な人で巧妙なのが増えよしたよね。<BR><BR>
==== (5)Twitter ====
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