「尊師の詩」の版間の差分
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1988年にイギリスの作家{{wpl|サルマン・ラシュディ}}によって『{{wpl|悪魔の詩}}』という小説が書かれる。小説の内容がイスラム社会では冒涜的であるとして、イランの最高指導者{{wpl|ルーホッラー・ホメイニー|ホメイニ師}}によってラシュディの[[ポア|死刑]]宣告に続き、各国の出版・翻訳関係者が暗殺されている。<br> | 1988年にイギリスの作家{{wpl|サルマン・ラシュディ}}によって『{{wpl|悪魔の詩}}』という小説が書かれる。小説の内容がイスラム社会では冒涜的であるとして、イランの最高指導者{{wpl|ルーホッラー・ホメイニー|ホメイニ師}}によってラシュディの[[ポア|死刑]]宣告に続き、各国の出版・翻訳関係者が暗殺されている。<br>日本でも1991年に筑波大学助教授の{{wpl|五十嵐一}}が殺害されており({{wpl|悪魔の詩訳者殺人事件}})、2022年には遂にラシュディ本人が襲撃され<ref>{{archive|https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220813/k10013768191000.html|https://archive.ph/lWG36|『悪魔の詩』の作家ラシュディ氏 米の講演会場で男に刺される}}</ref>、一命こそ取り留めるも片目失明の恐れがあるなどの重症を負った<ref>{{archive|https://www.bbc.com/japanese/62537635|https://archive.ph/GQffo|作家ラシュディさん、人工呼吸器外され会話できるように 容疑者は殺人未遂罪で訴追}}</ref>({{wpl|サルマン・ラシュディ刺傷事件}})<ref>ちなみに、被害者は両者とも[[唐澤貴洋ナイフでメッタ刺しにして殺す|ナイフでメッタ刺しにされている]]</ref>。 | ||
[[唐澤貴洋]]が反イスラムという風潮を元にこの曲が作られた。曲名も悪魔の詩に由来していると考えられ、作曲者の{{wpl|ルーホッラー・ホメイニー|アーヤトッラー・ホメイニ}}もホメイニ師のことである。コーランには次の様な文章がある。 | [[唐澤貴洋]]が反イスラムという風潮を元にこの曲が作られた。曲名も悪魔の詩に由来していると考えられ、作曲者の{{wpl|ルーホッラー・ホメイニー|アーヤトッラー・ホメイニ}}もホメイニ師のことである。コーランには次の様な文章がある。 |
2022年8月24日 (水) 20:32時点における版
楽曲情報 | |
曲名 | 尊師の詩 |
---|---|
出処 | Orpheus |
作詞者 | アーヤトッラー・ホメイニー |
作曲者 | Orpheus |
URL | 0410-3xw7 - sumanna |
収録アルバム | |
影響を与えたもの | |
クルミを車のタイヤが通るとこに置いてた等 | |
試聴 | |
ファイル:0 0410-3xw7.mp3 |
尊師の詩(そんしのうた)とは、Orpheusで制作されたパカソンの1つである。
概要
ハセカラ騒動最初期に発生したチキンレース路線の一環で、なんJに「唐澤貴洋がコーラン燃やしつつムハンマド馬鹿にした」というスレッドが立てられたことが元ネタとなっているとみられる[1]。
1 : 風吹けば名無し 投稿日:2012/06/25(月) 23:37:31.36 ID:vFZkE9Ny [1/1回] 恒心綜合法律事務所 東京都品川区西五反田1丁目11番1号 アイオス五反田駅前1008
アルバムに登録されるなどして現在多くの教徒に知られているのはOrpheusの和声進行の一つ、「あきらめ」を用いたもので、この他に歌詞が同じものや二重奏によるものなど、別バージョンの「尊師の詩」が複数曲存在する[2]。 この楽曲によって「唐澤貴洋がコーラン燃やしつつムハンマド馬鹿にした」や「見つけ次第殺せ」が語録として定着し、前者では「○○が○○しつつ○○した」といった派生形も数多く誕生している。
歌詞
唐澤貴洋がコーラン燃やしつつ ムハンマド馬鹿にした 唐澤貴洋がコーラン燃やしつつ ムハンマド馬鹿にした 東京都品川区西五反田1丁目11番1号 アイオス五反田駅前1008 恒心綜合法律事務所に潜んでるぞ 見つけ次第殺せ
歌詞(規制版)
唐澤貴洋 有能弁護士 (唐澤貴洋がコーラン読みつつ ムハンマド誉め讃えた 唐澤貴洋がコーラン読みつつ ムハンマド誉め讃えた 東京都品川区西五反田1丁目11番1号 アイオス五反田駅前1008 恒心綜合法律事務所にいらっしゃるぞ 見つけ次第握手)
曲の由来
1988年にイギリスの作家サルマン・ラシュディによって『悪魔の詩』という小説が書かれる。小説の内容がイスラム社会では冒涜的であるとして、イランの最高指導者ホメイニ師によってラシュディの死刑宣告に続き、各国の出版・翻訳関係者が暗殺されている。
日本でも1991年に筑波大学助教授の五十嵐一が殺害されており(悪魔の詩訳者殺人事件)、2022年には遂にラシュディ本人が襲撃され[3]、一命こそ取り留めるも片目失明の恐れがあるなどの重症を負った[4](サルマン・ラシュディ刺傷事件)[5]。
唐澤貴洋が反イスラムという風潮を元にこの曲が作られた。曲名も悪魔の詩に由来していると考えられ、作曲者のアーヤトッラー・ホメイニもホメイニ師のことである。コーランには次の様な文章がある。
『クルアーン』悔悟章(第9章)第5節
فَإِذَا ٱنسَلَخَ ٱلۡأَشۡہُرُ ٱلۡحُرُمُ فَٱقۡـٺُلُواْ ٱلۡمُشۡرِكِينَ حَيۡثُ وَجَدتُّمُوهُمۡ وَخُذُوهُمۡ وَٱحۡصُرُوهُمۡ وَٱقۡعُـدُواْ لَـهُمۡ ڪُلَّ مَرۡصَــدࣲۚ فَإِن تَــابُواْ وَأَقَـــامُواْ ٱلصَّــلَوٰةَ وَءَاتَوُاْ ٱلزَّڪَوٰةَ فَخَلُّواْ سَبِيلَـهُمۡۚ إِنَّ ٱللَّهَ غَـفُورࣱ رَّحِيمࣱ ٥
だが、(四ヶ月の)神聖月があけたなら、多神教徒は見つけ次第、殺してしまうがよい。
ひっ捉え、追い込み、いたるところに伏兵を置いて待伏せよ。
しかし、もし彼らが改悛し、礼拝の務めを果たし、
喜捨もよろこんで出すようなら、その時は遁がしてやるがよい。
まことにアッラーはよくお赦しになる情深い御神におわします。
なお、この文章の「多神教徒は見つけ次第、殺してしまうがよい。」と言う文は、オウム真理教における「ポア」と意味合いが似ている[6]。
動画
- オリジナル
- 尊師の詩(アレンジver)
- 複数バージョンの「尊師の詩」をまとめたもの。
- あきらめを用いた「尊師の詩」
- 「あきらめ」を抜いた「新尊師の詩」
派生形
「尊師の詩」の過激要素を軽減した「あいつの詩」や、同様の「なんかの詩」。前半の歌詞構成が「尊師の詩」に倣ったものとなっている「クルミを車のタイヤが通るとこに置いてた」などの派生作品が存在する。
あいつの詩
楽曲情報 | |
曲名 | あいつの詩 |
---|---|
出処 | Orpheus |
作曲者 | Orpheus |
URL | 8763-vzCr - sumanna |
収録アルバム | |
影響を受けたもの | |
| |
試聴 | |
ファイル:15 8763-vzCr.mp3 |
歌詞は尊師の詩の替え歌だが、コード進行やメロディ、リズムパターンは全く異なり、明るい曲調になっている。
あいつがあれをああしつつあの人をああした あいつがあれをああしつつあの人をああした あの都道府県のあの区のあそこの何丁目何の何号 あの建物の何号室 あの事務所にああしているぞ あれ次第あれをせよ
新尊師の詩
楽曲情報 | |
曲名 | 新尊師の詩 |
---|---|
出処 | Orpheus |
作詞者 | アーヤトッラー・ホメイニー |
作曲者 | Orpheus |
URL | 8618-Edh1 - sumanna |
収録アルバム | |
影響を受けたもの | |
尊師の詩 | |
試聴 | |
ファイル:17 8618-Edh1.mp3 |
唐澤貴洋がコーラン燃やしつつ ムハンマド馬鹿にした 唐澤貴洋がコーラン燃やしつつ ムハンマド馬鹿にした 東京都港区虎ノ門3丁目16番7号 ピュア虎ノ門4階 恒心綜合法律事務所に潜んでるぞ 見つけ次第殺せ
尊師の詩で歌われている恒心綜合法律事務所の住所が聖遷によってピュア虎ノ門のものに変更されたことを反映した「新尊師の詩」も作曲されている。
これ以降の法律事務所クロス設立やオランダヒルズ森タワーへの聖遷を反映した尊師の詩はOrpheusの閉鎖騒動によって新たに作曲することが出来なくなったため、 (Orpheusで作曲されたものは) 存在しない。
イスケー初出のあきらめ伴奏データを使用したオランダヒルズ森タワー版
聖遷発覚後わずか数日で作られた高會堂ビル版
聖遷発覚翌日に作られた三田綱町デュープレックスR's版
MMD
- 第17回MMD杯本選
註釈
- ↑ 唐澤貴洋がコーラン燃やしつつムハンマド馬鹿にした
- ↑ 「尊師の詩」で検索
- ↑ 『悪魔の詩』の作家ラシュディ氏 米の講演会場で男に刺される(魚拓)
- ↑ 作家ラシュディさん、人工呼吸器外され会話できるように 容疑者は殺人未遂罪で訴追(魚拓)
- ↑ ちなみに、被害者は両者ともナイフでメッタ刺しにされている
- ↑ 本来ポアは、チベット仏教において「魂を移し替え高い次元に転生させる行為」を示す言葉であるが、麻原旧尊師がそれを「悪いものが悪業を積み重ねて地獄に落ちる前に魂を移し替え(=殺害)たほうがいい」という形で解釈していった結果、殺人を示す言葉へと変貌してしまった。
関連項目
外部リンク