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**逮捕後は旧尊師追求派を演じ、一審では無期懲役を言い渡されるが、検察からの控訴や他の幹部の証言でボロが出てしまい、最期は死刑により[[ポア]]された。
**逮捕後は旧尊師追求派を演じ、一審では無期懲役を言い渡されるが、検察からの控訴や他の幹部の証言でボロが出てしまい、最期は死刑により[[ポア]]された。
**「旧尊師非詐病説<ref name=″詐病説″>旧尊師は裁判の途中から[[ガイジ]]同然の奇行を繰り返しており、それが「詐病」か「非詐病」かで論争が起きていた([[ガチ]]で心神喪失したのであれば死刑執行を停止する必要があることや、それを目的とした詐病の可能性も十分高かったことが原因)</ref>」を取る場合、彼の反旗が旧尊師を発狂させたとも言われている。ただし現在では「詐病説」が優勢。
**「旧尊師非詐病説<ref name=″詐病説″>旧尊師は裁判の途中から[[ガイジ]]同然の奇行を繰り返しており、それが「詐病」か「非詐病」かで論争が起きていた([[ガチ]]で心神喪失したのであれば死刑執行を停止する必要があることや、それを目的とした詐病の可能性も十分高かったことが原因)</ref>」を取る場合、彼の反旗が旧尊師を発狂させたとも言われている。ただし現在では「詐病説」が優勢。
**ホーリーネームの由来はアーナンダ({{wpl|阿難陀}}、{{wpl|パーリ語|巴}}: <span lang="pi">ආනන්‍ද Ānanda</span>、{{wpl|梵語|梵}}: <span lang="sa">ཨཱ་ནནྡ། Ānanda</span>、{{wpl|チベット語|蔵}}: <span lang="bo">ཀུན་དགའ་བོ།</span>)。釈迦の十大弟子の一人で、教説を最も多く聞きよく記憶し、仏典編纂に貢献した。{{wpl|長老偈経}}の長老の一人<ref>[https://suttacentral.net/thag17.3 Ānandattheragāthā] - SuttaCentral</ref>。
**{{wpl|ホーリーネーム}}の由来はアーナンダ({{wpl|阿難陀}}、{{wpl|パーリ語|巴}}: <span lang="pi">ආනන්‍ද Ānanda</span>、{{wpl|梵語|梵}}: <span lang="sa">ཨཱ་ནནྡ། Ānanda</span>、{{wpl|チベット語|蔵}}: <span lang="bo">ཀུན་དགའ་བོ།</span>)。釈迦の十大弟子の一人で、教説を最も多く聞きよく記憶し、仏典編纂に貢献した。{{wpl|長老偈経}}の長老の一人<ref>[https://suttacentral.net/thag17.3 <span lang="pi">Ānandattheragāthā</span>] - SuttaCentral</ref>。


=== アパーヤージャハ正悟師 ===
=== アパーヤージャハ正悟師 ===
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**教団の法務やスポークスマンを担当した他、上記の通り[[ポア|暗殺]]未遂を含む犯罪行為にも[[参画]]したため、逮捕後に弁護士資格を剥奪された。
**教団の法務やスポークスマンを担当した他、上記の通り[[ポア|暗殺]]未遂を含む犯罪行為にも[[参画]]したため、逮捕後に弁護士資格を剥奪された。
**{{Wpl|大阪府立高津高等学校|出身高校}}と{{wpl|京都大学|出身大学}}が[[至田明史]]と[[原田學植]]の両者と同じである。
**{{Wpl|大阪府立高津高等学校|出身高校}}と{{wpl|京都大学|出身大学}}が[[至田明史]]と[[原田學植]]の両者と同じである。
**[[面白い愛の戦士|白い愛の戦士]]の発案者とされる。
**{{wpl|白い愛の戦士}}の発案者とされる。


=== ヴァジラ・ヴァッリィヤ正悟師 ===
=== ヴァジラ・ヴァッリィヤ正悟師 ===
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**{{wpl|地下鉄サリン事件}}では散布役になるが、彼が担当した列車からは唯一死者が出なかった<ref>ただし重症者は約200人</ref>。
**{{wpl|地下鉄サリン事件}}では散布役になるが、彼が担当した列車からは唯一死者が出なかった<ref>ただし重症者は約200人</ref>。
**取調官から暴行を受け、それに反感を覚えたことを理由に裁判では黙秘を貫き、最期は死刑に処された。
**取調官から暴行を受け、それに反感を覚えたことを理由に裁判では黙秘を貫き、最期は死刑に処された。
**ホーリーネームの由来はヴァッリヤ(瓦利耶、巴: <span lang="pi">වල‍්ලිය Valliya</span>)。長老偈経の長老の一人<ref>[https://suttacentral.net/thag1.53 Valliyattheragāthā] - SuttaCentral</ref>。ホーリーネームではそれに[[ヴァジラヤーナ|ヴァジラ]]が付されている。
**ホーリーネームの由来はヴァッリヤ(瓦利耶、巴: <span lang="pi">වල‍්ලිය Valliya</span>)。長老偈経の長老の一人<ref>[https://suttacentral.net/thag1.53 <span lang="pi">Valliyattheragāthā</span>] - SuttaCentral</ref>。ホーリーネームではそれに[[ヴァジラヤーナ|ヴァジラ]]が付されている。


=== ヴァジラチッタ・アティ・アッサージ正悟師 ===
=== ヴァジラチッタ・アティ・アッサージ正悟師 ===
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**現在の教団は、「血筋から法則を残すことが重要」とする彼の意向で、[[#リンポチェ猊下|旧尊師の息子]]を後継者として崇めている。
**現在の教団は、「血筋から法則を残すことが重要」とする彼の意向で、[[#リンポチェ猊下|旧尊師の息子]]を後継者として崇めている。
**ホーリーネームの由来はアッサジ({{wpl|阿説示}}、巴: <span lang="pi">අස‍්සජි Assaji</span>、梵: <span lang="sa">ཨ་ཤྭ་ཛིཏ། Aśvajit</span>、蔵: <span lang="bo">རྟ་ཐུལ།</span>)。釈迦が苦行林で一緒に苦行を行った{{wpl|五比丘}}の一人。
**ホーリーネームの由来はアッサジ({{wpl|阿説示}}、巴: <span lang="pi">අස‍්සජි Assaji</span>、梵: <span lang="sa">ཨ་ཤྭ་ཛིཏ། Aśvajit</span>、蔵: <span lang="bo">རྟ་ཐུལ།</span>)。釈迦が苦行林で一緒に苦行を行った{{wpl|五比丘}}の一人。
***ヴァジラチッタ(梵: <span lang="sa">བཛྲ་ཙིཏྟ། vajracitta</span>)は金剛心のこと。{{wpl|金剛頂経}}にて五相成身の第三として、悟りを得るための実践法として述べられている。
***ヴァジラチッタ(梵: <span lang="sa">བཛྲ་ཙིཏྟ། vajracitta</span>)は金剛心のこと。{{wpl|金剛頂経}}にて五相成身の第三として、悟りを得るための実践法として述べられている<ref>[http://hdl.handle.net/2241/00155084 秋山学、慈雲「教王経初品」における「還梵」の古典古代学的意義、2019]</ref>。
***アティ(梵: <span lang="sa">ཨ་ཏི། ati</span>、巴: <span lang="pi">අති ati</span>)は梵語・パーリ語で「とても」を表す。
***アティ(梵: <span lang="sa">ཨ་ཏི། ati</span>、巴: <span lang="pi">අති ati</span>)は梵語・パーリ語で「超えて」を表す。


=== ヴァジラチッタ・イシディンナ正悟師 ===
=== ヴァジラチッタ・イシディンナ正悟師 ===
95行目: 95行目:
**{{wpl|地下鉄サリン事件}}において、散布犯の中で最も多い9人の死者を出したため、「'''殺人マシン'''」という渾名を付けられた。
**{{wpl|地下鉄サリン事件}}において、散布犯の中で最も多い9人の死者を出したため、「'''殺人マシン'''」という渾名を付けられた。
**逮捕後に元信者の女性と獄中結婚し、姓を「'''小池'''」に改めた。
**逮捕後に元信者の女性と獄中結婚し、姓を「'''小池'''」に改めた。
**ホーリーネームの由来はイシディンナ(伊西陳那、巴: <span lang="pi">ඉසිදින‍්න Isidinna</span>)。長老偈経の長老の一人<ref>[https://suttacentral.net/thag2.34 <span lang="pi">Isidinnattheragāthā</span>] - SuttaCentral</ref>。


=== ヴァジラチッタ・ヴァンギーサ正悟師 ===
=== ヴァジラチッタ・ヴァンギーサ正悟師 ===
107行目: 108行目:
**教団の出版物<ref name="出版物">月刊雑誌「マハーヤーナ」など</ref>の出版を担当した。
**教団の出版物<ref name="出版物">月刊雑誌「マハーヤーナ」など</ref>の出版を担当した。
**{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}時代も教団の運営に携わったが、現在は脱会している。
**{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}時代も教団の運営に携わったが、現在は脱会している。
**ホーリーネームの由来はヴァンギーサ(鵬耆舍、巴: <span lang="pi">වඞ‍්ගීස Vaṅgīsa</span>)。長老偈経の長老の一人<ref>[https://suttacentral.net/thag21.1 <span lang="pi">Vaṅgīsattheragāthā</span>] - SuttaCentral</ref>。


=== ヴァジラティクシュナー正悟師 ===
=== ヴァジラティクシュナー正悟師 ===
116行目: 118行目:
*刑罰:懲役1年6ヶ月、執行猶予5年
*刑罰:懲役1年6ヶ月、執行猶予5年
*その他
*その他
**{{wpl|東京大学}}出身。ノーベル賞を目指し挫折したことで宗教に興味を持ち、旧尊師に感銘を受けてオウムに入信した。
**東京大学出身。ノーベル賞を目指し挫折したことで宗教に興味を持ち、旧尊師に感銘を受けてオウムに入信した。
**{{wpl|白陵中学校・高等学校|高校}}時代からの後輩である[[#ヴァジラパーニ正悟師|ヴァジラパーニ正悟師]]に出家を勧めた人物でもある。
**{{wpl|白陵中学校・高等学校|高校}}時代からの後輩である[[#ヴァジラパーニ正悟師|ヴァジラパーニ正悟師]]に出家を勧めた人物でもある。
**[[オウム]]時代に関与した事件は実害が無かったとして罪に問われなかったが、{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}時代の薬事法違反(桃源クリーム事件)で上記の有罪判決を受けた。
**[[オウム]]時代に関与した事件は実害が無かったとして罪に問われなかったが、{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}時代の薬事法違反(桃源クリーム事件)で上記の有罪判決を受けた。
**Alephでも熱心に活動し、一時期は代表も務めたが、突如旧尊師に反旗を翻し除名された。
**Alephでも熱心に活動し、一時期は代表も務めたが、突如旧尊師に反旗を翻し除名された。
**現在は宗教活動から離れ、ホームレス支援活動やオウム事件被害者賠償を行っている。
**現在は宗教活動から離れ、ホームレス支援活動やオウム事件被害者賠償を行っている。
**ホーリーネームの由来はヴァジラティークシュナ(金剛利菩薩、梵: <span lang="sa">བཛྲ་ཏཱིཀྵྞ། Vajratīkṣṇa</span>)。仏の智慧を表す剣を持ち、衆生の妄執を断ち除く菩薩<ref>{{Archive|https://www.mikkyo21f.gr.jp/mandala/mandala_kongoukai_syobutu/01.html|https://archive.vn/vmz5l|諸仏解説}} - MANDALA DUALISM</ref>。


=== ヴァジラ・ティッサ正悟師 ===
=== ヴァジラ・ティッサ正悟師 ===
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**裁判で認定された25人[[ポア]]は正悟師の中では最大人数であり、オウム全体としても[[旧尊師]]、[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/村井秀夫|マンジュシュリー・ミトラ正大師]]、[[正大師#ミラレパ正大師|ミラレパ正大師]]に次ぐ4位
**裁判で認定された25人[[ポア]]は正悟師の中では最大人数であり、オウム全体としても[[旧尊師]]、[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/村井秀夫|マンジュシュリー・ミトラ正大師]]、[[正大師#ミラレパ正大師|ミラレパ正大師]]に次ぐ4位
**死刑確定後も{{wpl|金正男暗殺事件}}の際にコメントするなど、毒物学者と交流があった
**死刑確定後も{{wpl|金正男暗殺事件}}の際にコメントするなど、毒物学者と交流があった
**正式な{{wpl|ホーリーネーム}}は「'''ボーディサットヴァ・ヴァジラティッサ'''」
**正式なホーリーネームは「'''ボーディサットヴァ・ヴァジラティッサ'''」
***ボーディサットヴァ(梵: <span lang="sa">བོ་དྷི་སཏྟྭ། bodhisattva</span>)は菩薩のこと。
***ティッサ(帝須、巴: <span lang="pi">තිස‍්ස Tissa</span>、梵: <span lang="sa">ཏི་ཥྱ། Tiṣya</span>、蔵: <span lang="bo">རྒྱལ།</span>)は長老偈経の長老の一人<ref>[https://suttacentral.net/thag1.39 <span lang="pi">Tissattheragāthā</span>] - SuttaCentral</ref>。


=== ヴァジラパーニ正悟師 ===
=== ヴァジラパーニ正悟師 ===
147行目: 152行目:
**旧尊師の著書の発見後にオウムへ入信、{{wpl|白陵中学校・高等学校|高校}}時代からの先輩である[[#ヴァジラティクシュナー正悟師|ヴァジラティクシュナー正悟師]]の勧めで出家した。
**旧尊師の著書の発見後にオウムへ入信、{{wpl|白陵中学校・高等学校|高校}}時代からの先輩である[[#ヴァジラティクシュナー正悟師|ヴァジラティクシュナー正悟師]]の勧めで出家した。
**[[核兵器]]の開発責任者を務め、{{wpl|地下鉄サリン事件}}では散布役を担当した。
**[[核兵器]]の開発責任者を務め、{{wpl|地下鉄サリン事件}}では散布役を担当した。
**戦後初となる{{wpl|東京大学}}出身の死刑囚であり、{{wpl|旧帝国大学}}出身者としては2人目<ref>1人目は{{wpl|下関通り魔殺人事件}}の上部康明({{wpl|九州大学}}出身)</ref>
**戦後初となる東京大学出身の死刑囚であり、旧帝国大学出身者としては2人目<ref>1人目は{{wpl|下関通り魔殺人事件}}の上部康明(九州大学出身)</ref>。
**ホーリーネームの由来はヴァジラパーニ({{wpl|金剛手菩薩}}、梵: <span lang="sa">བཛྲ་པཱ་ཎི། Vajrapāṇi</span>、巴: <span lang="pi">වජිරපාණි Vajirapāṇi</span>、蔵: <span lang="bo">ཕྱག་ན་རྡོ་རྗེ།</span>)。金剛杵を執って仏法を守護する。


=== ウッタマー正悟師 ===
=== ウッタマー正悟師 ===
153行目: 159行目:
*本名:{{wpl|村岡達子}}
*本名:{{wpl|村岡達子}}
*{{wpl|省庁制 (オウム真理教)|役職}}:不明
*{{wpl|省庁制 (オウム真理教)|役職}}:不明
*現職:英語関連の仕事(翻訳、英作文の添削など)<ref name="村岡達子">{{archive|https://www.dailyshincho.jp/article/2018/07070640/|https://archive.ph/vEsoK}}</ref>
*現職:英語関連の仕事(翻訳、英作文の添削など)<ref name="村岡達子">{{archive|https://www.dailyshincho.jp/article/2018/07070640/|https://archive.ph/vEsoK|「オウム麻原」死刑執行 事件で注目された女性信者たちの“その後”}} - デイリー新潮</ref>
*関与した事件:なし
*関与した事件:なし
*刑罰:なし
*刑罰:なし
*その他
*その他
**{{wpl|早稲田大学第二文学部}}出身で、オウムでは英訳仏典の日本語訳や旧尊師の通訳を務めた。
**早稲田大学第二文学部出身で、オウムでは英訳仏典の日本語訳や旧尊師の通訳を務めた。
**オウム事件後は、旧尊師や[[正大師]]の逮捕を受けて教団の代表代行に就任、その後の{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}においても会長などを務めた。
**オウム事件後は、旧尊師や[[正大師]]の逮捕を受けて教団の代表代行に就任、その後の{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}においても会長などを務めた。
**現在はAlephを脱会しているが、旧尊師を信仰し続けている<ref name="村岡達子"/>。
**現在はAlephを脱会しているが、旧尊師を信仰し続けている<ref name="村岡達子"/>。
**ホーリーネームの由来はウッタマー(烏達摩、巴: <span lang="pi">උත‍්තමා Uttamā</span>)。{{wpl|長老尼偈経}}の長老尼の一人<ref>[https://suttacentral.net/thig3.2 <span lang="pi">Uttamātherīgāthā</span>] - SuttaCentral</ref>。


=== ウッパラヴァンナー正悟師 ===
=== ウッパラヴァンナー正悟師 ===
174行目: 181行目:
**教団から脱走した信者(旧尊師の家庭医)を連れ戻そうとした際の住居侵入で指名手配され、後に出頭した。
**教団から脱走した信者(旧尊師の家庭医)を連れ戻そうとした際の住居侵入で指名手配され、後に出頭した。
**裁判においてもオウムへの帰依を続けていたが、後に教団を離れ、{{wpl|苫米地英人}}の脱洗脳カウンセリングを受けた。
**裁判においてもオウムへの帰依を続けていたが、後に教団を離れ、{{wpl|苫米地英人}}の脱洗脳カウンセリングを受けた。
**ホーリーネームの由来はウッパラヴァンナー({{wpl|蓮華色比丘尼}}、巴: <span lang="pi">උප‍්පලවණ‍්ණා Uppalavaṇṇā</span>、梵: <span lang="sa">ཨུཏྤ་ལ་ཝརྞཱ། Utpalavarṇā</span>、蔵: <span lang="bo">ཨུཏྤ་ལའི་ཁ་དོག་མ།</span>)。長老尼偈経の長老尼の一人<ref>[https://suttacentral.net/thig11.1 <span lang="pi">Uppalavaṇṇātherīgāthā</span>] - SuttaCentral</ref>。


=== ウルヴェーラ・カッサパ正悟師 ===
=== ウルヴェーラ・カッサパ正悟師 ===
183行目: 191行目:
*刑罰:なし
*刑罰:なし
*その他
*その他
**{{wpl|東京音楽大学}}出身のミュージシャンで、所謂「{{wpl|オウム真理教の音楽|オウムソング}}」の作詞作曲<ref>なお、それらのほとんどは[[旧尊師]]の名義で発表されている</ref>や、教団の交響楽団「{{wpl|キーレーン}}」の指揮を担当した。
**東京音楽大学出身のミュージシャンで、所謂「{{wpl|オウム真理教の音楽|オウムソング}}」の作詞作曲<ref>なお、それらのほとんどは[[旧尊師]]の名義で発表されている</ref>や、教団の交響楽団「{{wpl|キーレーン}}」の指揮を担当した。
**オウム事件後は[[正大師#マハー・ケイマ正大師|マハー・ケイマ正大師]]と結婚し、彼女と旧尊師の間に生まれた[[子共]]の保護者となった。
**オウム事件後は[[正大師#マハー・ケイマ正大師|マハー・ケイマ正大師]]と結婚し、彼女と旧尊師の間に生まれた[[子共]]の保護者となった。
**ホーリーネームの由来はウルヴェーラ・カッサパ({{wpl|優楼頻螺・迦葉|優楼頻螺迦葉}}、巴: <span lang="pi">උරුවෙළකස‍්සප Uruveḷakassapa</span>、梵: <span lang="sa">ཨུ་རུ་ཝི་ལྭཱ་ཀཱ་ཤྱ་པ། Uruvilvākāśyapa</span>、蔵: <span lang="bo">ལྟེང་རྒྱས་འོད་སྲུང་།</span>)。元は事火外道の師で多くの弟子がいたが、釈迦を試みた後に敬服し、仏弟子が増えるきっかけとなった。長老偈経の長老の一人<ref>[https://suttacentral.net/thag6.1 <span lang="pi">Uruveḷakassapattheragāthā</span>] - SuttaCentral</ref>。


=== カンカー・レーヴァタ正悟師 ===
=== カンカー・レーヴァタ正悟師 ===
[[ファイル:カンカー・レーヴァタ正悟師.jpg|200px|thumb|御尊顔<ref>{{archive|https://aucview.aucfan.com/yahoo/c1052627531/|https://archive.ph/zQ0BJ}}</ref>]]
[[ファイル:カンカー・レーヴァタ正悟師.jpg|200px|thumb|御尊顔<ref>{{archive|https://aucview.aucfan.com/yahoo/c1052627531/|https://archive.ph/zQ0BJ|Y21-014 マハーヤーナ 1988年発行 オウム出版 麻原彰晃 オウム真理教 世紀末の救済 説法 パタンジャリ 超能力 解脱 宗教 黙示録 など}} - aucfan</ref>]]
*本名:杉浦実
*本名:杉浦実
*{{wpl|省庁制 (オウム真理教)|役職}}:文部省の編集局長
*{{wpl|省庁制 (オウム真理教)|役職}}:文部省の編集局長
198行目: 207行目:
**{{wpl|真理党}}では{{wpl|東京都第7区 (中選挙区)|東京7区}}から立候補した。
**{{wpl|真理党}}では{{wpl|東京都第7区 (中選挙区)|東京7区}}から立候補した。
**{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}時代も教団の運営に携わったが、現在は脱会している。
**{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}時代も教団の運営に携わったが、現在は脱会している。
**旧{{wpl|ホーリーネーム}}は「'''パタンジャリ'''」。
**ホーリーネームの由来はカンカー・レーヴァタ(康迦麗瓦達、巴: <span lang="pi">කඞ‍්ඛාරෙවත Kaṅkhārevata</span>)。長老偈経の長老の一人<ref>[https://suttacentral.net/thag1.3 <span lang="pi">Kaṅkhārevatattheragāthā</span>] - SuttaCentral</ref>。
**旧ホーリーネームは「'''パタンジャリ'''」。


=== ガンポパ正悟師 ===
=== ガンポパ正悟師 ===
211行目: 221行目:
**旧尊師の運転手を務め、{{wpl|地下鉄サリン事件}}においても送迎役を担当した。
**旧尊師の運転手を務め、{{wpl|地下鉄サリン事件}}においても送迎役を担当した。
**逃亡犯の裁判に、証人として出廷したことがある。
**逃亡犯の裁判に、証人として出廷したことがある。
**ホーリーネームの由来は{{wpl|ガムポパ|ガンポパ}}(蔵: <span lang="bo">སྒམ་པོ་པ། sgam po pa</span> <span style="font-family: 'Microsoft Sans Serif', Arial;">/kam˩˧.po˥ pa˥/</span>)。{{wpl|ミラレパ|ミラレーパ}}の弟子で、チベット仏教{{wpl|カギュ派}}を確立した。


=== キサーゴータミー正悟師 ===
=== キサーゴータミー正悟師 ===
222行目: 233行目:
**最古参幹部の1人。
**最古参幹部の1人。
**2007年に癌で亡くなった。
**2007年に癌で亡くなった。
**ホーリーネームの由来はキサー・ゴータミー({{wpl|Kisa Gotami|翅舍喬答弥|lang=en}}、巴: <span lang="pi">කිසාගොතමී Kisāgotamī</span>)。幼い一人息子を亡くしたが、釈迦の教えによってその死を受け入れた<ref>{{archive|http://j-soken.jp/ask/2053|https://archive.vn/wMztY|例話の紹介 / (2)キサーゴータミー}} - 浄土真宗本願寺派総合研究所</ref>。長老尼偈経の長老尼の一人<ref>[https://suttacentral.net/thig10.1 <span lang="pi">Kisāgotamītherīgāthā</span>] - SuttaCentral</ref>。


=== クシティガルバ正悟師 ===
=== クシティガルバ正悟師 ===
235行目: 247行目:
**逮捕後も旧尊師への帰依を長く続けたものの、「詐病説<ref name=″詐病説″/>」を報じた記事を見たことで信仰心を失った。
**逮捕後も旧尊師への帰依を長く続けたものの、「詐病説<ref name=″詐病説″/>」を報じた記事を見たことで信仰心を失った。
**[[ポア|殺人]]の実行や謀議には関わっていないが、サリン生成方法の確立により共同正犯と見なされ、死刑に処された。
**[[ポア|殺人]]の実行や謀議には関わっていないが、サリン生成方法の確立により共同正犯と見なされ、死刑に処された。
**正式な{{wpl|ホーリーネーム}}は「'''ボーディサットヴァ・クシティガルヴァ'''」
**正式なホーリーネームは「'''ボーディサットヴァ・クシティガルヴァ'''」
**{{wpl|筑波大学}}大学院化学研究科中退。ちなみに[[田中一哉(サイバーアーツ法律事務所)|田中一哉]]は同大学院のシステム情報工学研究科を卒業している。
***由来はクシティガルバ({{wpl|地蔵菩薩}}、梵: <span lang="sa">ཀྵི་ཏི་གརྦྷ། Kṣitigarbha</span>、蔵: <span lang="bo">སའི་སྙིང་པོ།</span>)。釈迦の入滅から次の仏陀である弥勒菩薩の出現までの間に衆生を救う。
**筑波大学大学院化学研究科中退。ちなみに[[田中一哉(サイバーアーツ法律事務所)|田中一哉]]は同大学院のシステム情報工学研究科を卒業している。
**[[恒心教徒]]の中にも[[虚無呼弖|化学に長けた頭脳派]]が存在する。
**[[恒心教徒]]の中にも[[虚無呼弖|化学に長けた頭脳派]]が存在する。


254行目: 267行目:
***裁判においてこの自白が「自首」と認められたことで、地下鉄サリンの散布犯の中で唯一死刑を免れた。検察の求刑ですら無期懲役であるため、事実上の司法取引だったとも考えられる。
***裁判においてこの自白が「自首」と認められたことで、地下鉄サリンの散布犯の中で唯一死刑を免れた。検察の求刑ですら無期懲役であるため、事実上の司法取引だったとも考えられる。
**出生から逮捕までの半生を綴った『オウムと私』という長編の本を出している。阿含宗時代やオウムのワークについても詳しく書かれているが、この中では前述した妻や看護婦長に関することなどには触れられていない。
**出生から逮捕までの半生を綴った『オウムと私』という長編の本を出している。阿含宗時代やオウムのワークについても詳しく書かれているが、この中では前述した妻や看護婦長に関することなどには触れられていない。
**正式な{{wpl|ホーリーネーム}}は「'''ボーディサットヴァ・クリシュナナンダ'''」。
**正式なホーリーネームは「'''ボーディサットヴァ・クリシュナナンダ'''」。
**学部は違えど唐澤[[現尊師]]と{{wpl|慶應義塾大学|出身大学}}が同じである。
**学部は違えど唐澤[[現尊師]]と{{wpl|慶應義塾大学|出身大学}}が同じである。


265行目: 278行目:
*刑罰:懲役6年6ヶ月、出所済み
*刑罰:懲役6年6ヶ月、出所済み
*その他
*その他
**最古参幹部の1人で、旧{{wpl|ホーリーネーム}}は「'''ラクシュミー'''」。
**最古参幹部の1人で、旧ホーリーネームは「'''ラクシュミー'''」。
**1ヶ月に2億円を集めたといわれるほど、布施集めに長けていた。
**1ヶ月に2億円を集めたといわれるほど、布施集めに長けていた。


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**あくまで「獣医」であったにも関わらず旧尊師の主治医をしていた。また、呼吸困難を訴える出家信者が多発した際にそれを{{wpl|Q熱}}と誤診したこともある<ref>感化された旧尊師もQ熱の発症を主張し、[[#クリシュナナンダ正悟師|クリシュナナンダ正悟師]]の再検査によりQ熱が否定されてもそれを認めようとしなかった</ref>。<!--自慰馬鹿は純粋に「馬鹿」だった模様。感化された紫豚も大概だが-->
**あくまで「獣医」であったにも関わらず旧尊師の主治医をしていた。また、呼吸困難を訴える出家信者が多発した際にそれを{{wpl|Q熱}}と誤診したこともある<ref>感化された旧尊師もQ熱の発症を主張し、[[#クリシュナナンダ正悟師|クリシュナナンダ正悟師]]の再検査によりQ熱が否定されてもそれを認めようとしなかった</ref>。<!--自慰馬鹿は純粋に「馬鹿」だった模様。感化された紫豚も大概だが-->
**{{wpl|地下鉄サリン事件}}で使用されたサリンは、彼が生成したものである。
**{{wpl|地下鉄サリン事件}}で使用されたサリンは、彼が生成したものである。
**{{wpl|オウム真理教のアニメ|教団のアニメ}}にも登場する。また[[ニコニコ動画]]にて、そのアニメ内におけるセリフ(彼の{{wpl|ホーリーネーム}})の空耳から、「'''自慰馬鹿'''」という渾名を付けられた。
**{{wpl|オウム真理教のアニメ|教団のアニメ}}にも登場する。また[[ニコニコ動画]]にて、そのアニメ内におけるセリフ(彼のホーリーネーム)の空耳から、「'''自慰馬鹿'''」という渾名を付けられた。
**他の大半の元幹部が反旗を翻す中で、一時揺らぎながらも最終的に信仰を貫いたとされ、2018年7月6日には旧尊師共々死刑が執行され、文字通り[[殉教]]した。
**他の大半の元幹部が反旗を翻す中で、一時揺らぎながらも最終的に信仰を貫いたとされ、2018年7月6日には旧尊師共々死刑が執行され、文字通り[[殉教]]した。
***遺体は{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}で葬儀され、正悟師の服を着せられており、殉教者として扱われた。
***遺体は{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}で葬儀され、正悟師の服を着せられており、殉教者として扱われた。
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*刑罰:不明
*刑罰:不明
*その他
*その他
**旧尊師の長女で、正式な{{wpl|ホーリーネーム}}は「'''アジタナーター・ドゥルガー'''」。
**旧尊師の長女で、正式なホーリーネームは「'''アジタナーター・ドゥルガー'''」。
**上記の罪で2回逮捕されている。
**上記の罪で2回逮捕されている。
**現在は教団や家族と絶縁状態だという。
**現在は教団や家族と絶縁状態だという。
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