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「唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/オウム真理教の幹部・信者一覧」の版間の差分

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当記事では、[[オウム真理教]]に所属していた幹部・信者の一覧、及び個々人の簡単な解説を記載する。
当記事では、[[恒心教]]の前身とされる[[オウム真理教]]に所属していた幹部・信者の一覧、及び個々人の簡単な解説を記載する。
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その一方、ネット民の一部には「オウマー」と呼ばれる、オウムの異常さを「面白さ」と捉え、不謹慎ネタとして嗜むもの達も存在する。<br>オウマーにとっての主なネタには、オウムが作った歌やアニメはもちろん、それらの製作や、前述のサリン事件などに関与した幹部や信者も含まれる。
その一方、ネット民の一部には「オウマー」と呼ばれる、オウムの異常さを「面白さ」と捉え、不謹慎ネタとして嗜むもの達も存在する。<br>オウマーにとっての主なネタには、オウムが作った歌やアニメはもちろん、それらの製作や、前述のサリン事件などに関与した幹部や信者も含まれる。


彼らは[[麻原彰晃]]旧尊師に引けを取らないキャラクター性を持つものが多く、幹部一人に対して深く研究や追っかけを行うもの({{wpl|上祐史浩|上祐}}ギャルなど)まで発生している。<br>これは「[[オウム]]の派生団体」を自称する[[恒心教]]においても例外ではなく、[[恒心教徒]]の一部には、オウムとの繋がりを重視し、彼らを冗談半分で神聖視したり、[[ハセカラファミリー]]達との共通点について研究する<ref>「[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/村井秀夫|村井秀夫]]と[[福山紘基]]」が特に有名</ref>ものもいる。
彼らは[[麻原彰晃]]旧尊師に引けを取らないキャラクター性を持つものが多く、幹部一人に対して深く研究や追っかけを行うもの({{wpl|上祐史浩|上祐}}ギャルなど)まで発生している。<br>これは「[[オウム]]真理教の正当なる後継団体」を自称する[[恒心教]]においても例外ではなく、[[恒心教徒]]の一部には、オウムとの連続性を重視し、彼らを冗談半分で神聖視したり、[[ハセカラファミリー]]達との共通点について研究する<ref>「[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/村井秀夫|村井秀夫]]と[[福山紘基]]」が特に有名</ref>ものもいる。オウム真理教徒として得た[[正大師]]・正悟師が恒心教においても有効かは諸説あるが、繋がりを重視する教徒は当然に有効視する。


こうしたことから、[[恒心教徒]]が[[オウム]]の幹部・信者に関する知識をある程度有することは、[[ハセカラ騒動]]をより深く嗜むことにも繋がると考えられ、この記事は執筆された。
こうしたことから、[[恒心教徒]]が[[オウム]]の幹部・信者に関する知識をある程度有することは、[[ハセカラ騒動]]をより深く嗜むことにも繋がると考えられ、この記事は執筆された。また恒心教と同じくオウム真理教の後継団体を称し、恒心教とはいわば「兄弟」ともいうべきAlephについても触れる。
   
   
なお、オウムの階級(ステージ)は大まかに「[[尊師]]→[[正大師]]→[[正悟師]]→[[師]]→サマナ→在家信者」に分けられるが<ref>なお、ステージは時期によってコロコロ変わっており、例として[[正大師]]発足前は「大師」が尊師に次ぐステージだった</ref>、当記事では基本的に「正悟師」以下のもの達を解説する。<br>「尊師」については[[麻原彰晃]]を、「正大師」については[[正大師#概要|こちら]]を参照。
なお、オウムの階級(ステージ)は大まかに「[[尊師]]→[[正大師]]→[[正悟師]]→[[師]]→サマナ→在家信者」に分けられるが<ref>コロコロ変わったともいわれるが大まかな流れが変わったのは[[正大師]]発足前に「大師」が尊師に次ぐステージで、後に廃止された程度である。時代が下るとともにある程度細分化する傾向にあり、特に「中間管理職」といっていい正悟師以下が細分化される傾向にあった。こうした傾向は人数が増えた組織なら宗教に限らず普遍的に見られるものである</ref>、当記事では基本的に「正悟師」以下のもの達を解説する。<br>「尊師」については[[麻原彰晃]]を、「正大師」については[[正大師#概要|こちら]]を参照。


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*その他
*その他
**旧尊師への帰依が人一倍強かったが、彼からは頻繁に体罰や叱責を受けていた。
**旧尊師への帰依が人一倍強かったが、彼からは頻繁に体罰や叱責を受けていた。
**逮捕後は反麻原を演じ、一審では無期懲役を言い渡されるが、検察からの控訴や他の幹部の証言でボロが出てしまい、最期は死刑に処された。
**逮捕後は反麻原を演じ、一審では無期懲役を言い渡されるが、検察からの控訴や他の幹部の証言でボロが出てしまい、最期は死刑に処されポアされた。
**旧尊師非詐病説を取る場合、彼の反旗が旧尊師を発狂させたとも言われている。ただし現在では詐病説が優勢。


=== アパーヤージャハ正悟師 ===
=== アパーヤージャハ正悟師 ===
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*その他
*その他
**[[オウム]]時代に関与した事件は実害が無かったとして罪に問われなかったが、{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}時代の薬事法違反(桃源クリーム事件)で上記の有罪判決を受けた。
**[[オウム]]時代に関与した事件は実害が無かったとして罪に問われなかったが、{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}時代の薬事法違反(桃源クリーム事件)で上記の有罪判決を受けた。
**Alephでも熱心に活動していたが、突如旧尊師に反旗を翻し除名された。
**現在は宗教活動から離れ、ホームレス支援活動やオウム事件被害者賠償を行っている。
**現在は宗教活動から離れ、ホームレス支援活動やオウム事件被害者賠償を行っている。


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*その他
*その他
**化学のエキスパートであり、教団の化学兵器の開発を担当した。
**化学のエキスパートであり、教団の化学兵器の開発を担当した。
**一時家族の手で連れ戻されかけるも脱出し、そのまま出家した。出家後はその頭脳を買われ異例のスピード出世を遂げた。
**逮捕後も旧尊師への帰依を長く続けたものの、詐病説を報じた記事を見たことで信仰心を失った。
**[[ポア|殺人]]の実行や謀議には関わっていないが、サリン生成方法の確立により死刑に処された。
**[[ポア|殺人]]の実行や謀議には関わっていないが、サリン生成方法の確立により死刑に処された。
**正式な{{wpl|ホーリーネーム}}は「'''ボーディサットヴァ・クシティガルヴァ'''」
**正式な{{wpl|ホーリーネーム}}は「'''ボーディサットヴァ・クシティガルヴァ'''」
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**元心臓外科医で、[[オウム]]時代は{{wpl|オウム真理教附属医院|教団附属医院}}の院長も務めた。
**元心臓外科医で、[[オウム]]時代は{{wpl|オウム真理教附属医院|教団附属医院}}の院長も務めた。
**{{wpl|地下鉄サリン事件|サリン事件}}後の逃亡中、[[警察]]に逮捕され取り調べを受けるが、教団に対する不信感から、事件について全面的に自供した。
**{{wpl|地下鉄サリン事件|サリン事件}}後の逃亡中、[[警察]]に逮捕され取り調べを受けるが、教団に対する不信感から、事件について全面的に自供した。
***裁判において自供が「自首」と認められことで、地下鉄サリンの散布犯の中で唯一死刑を免れた。
***裁判において自供が「自首」と認められことで、地下鉄サリンの散布犯の中で唯一死刑を免れた。検察の求刑ですら無期懲役であるため、事実上の司法取引だったとも考えられる。
**正式な{{wpl|ホーリーネーム}}は「'''ボーディサットヴァ・クリシュナナンダ'''」。
**正式な{{wpl|ホーリーネーム}}は「'''ボーディサットヴァ・クリシュナナンダ'''」。
**学部は違えど唐澤[[現尊師]]と{{wpl|慶應義塾大学|出身大学}}が同じである。
**学部は違えど唐澤[[現尊師]]と{{wpl|慶應義塾大学|出身大学}}が同じである。
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*刑罰:死刑、執行済み
*刑罰:死刑、執行済み
*その他
*その他
**教団の生物兵器の培養の全権を握った。
**教団の生物兵器の培養の全権を握った。オウム真理教のアニメにも登場。
**{{wpl|地下鉄サリン事件}}で使用されたサリンは、彼が生成したものである。
**{{wpl|地下鉄サリン事件}}で使用されたサリンは、彼が生成したものである。
**他の大半の元幹部が反旗を翻す中で、一時揺らぎながらも最終的に旧尊師への信仰を貫いたとされ、2018年7月6日には旧尊師共々死刑が執行され、文字通り[[殉教]]した。
**他の大半の元幹部が反旗を翻す中で、一時揺らぎながらも最終的に旧尊師への信仰を貫いたとされ、2018年7月6日には旧尊師共々死刑が執行され、文字通り[[殉教]]した。
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**{{wpl|ホーリーネーム}}の空耳である「'''自慰馬鹿'''」という渾名がある。
**{{wpl|ホーリーネーム}}の空耳である「'''自慰馬鹿'''」という渾名がある。
**[[北海道]]出身。
**[[北海道]]出身。
=== ヴァジラ・ティッサ正悟師 ===
[[ファイル:ヴァジラ・ティッサ正悟師.jpeg|200px|thumb|御尊顔]]
*本名:中川智正
*{{wpl|省庁制 (オウム真理教)|役職}}: 法皇内庁長官
*現職:元死刑囚
*関与した事件:{{wpl|坂本弁護士一家殺害事件}}、{{wpl|松本サリン事件}}、{{wpl|地下鉄サリン事件}}ほか
*刑罰:死刑、執行済み
*その他
**医師の資格を持った信者で、ふとしたきっかけで麻原のヨガ道場に誘い込まれ入信。麻原の主治医となる。
**長く側近として活躍するもミスも多く正悟師になったのは地下鉄サリン事件の3日前になってから。
**クシティガルバ正悟師と共に、サリンやVXガスを製造、また不仲であったジーヴァカ正悟師長との仲裁役でもあった。
**裁判で認定された25人ポアは正悟師の中でも最大人数であり、オウム全体としても麻原旧尊師、マンジュシュリー・ミトラ正大師、ミラレパ正大師に次ぐ4位
**死刑確定後も金正男暗殺事件の際にコメントをするなどしていた。毒物学者と交流があった。


== 師 ==
== 師 ==
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**元々は{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}の金沢支部長だったが、旧尊師の息子を後継者とする本部の動きに反発し、原点回帰(旧尊師のみを崇拝)の為に支部ごと分離した。
**元々は{{wpl|Aleph (宗教団体)|Aleph}}の金沢支部長だったが、旧尊師の息子を後継者とする本部の動きに反発し、原点回帰(旧尊師のみを崇拝)の為に支部ごと分離した。
**旧金沢支部の現名称は不明であり、彼女の苗字から「{{wpl|山田らの集団}}」という仮称で呼ばれている。
**旧金沢支部の現名称は不明であり、彼女の苗字から「{{wpl|山田らの集団}}」という仮称で呼ばれている。
**公安警察を持ってしても名称不明であるため、実態としては分派していても、形式的にはAleph金沢支部のままとも考え得る。


=== エーネッヤカ・ダーヴァナ・パンニャッター師補 ===
=== エーネッヤカ・ダーヴァナ・パンニャッター師補 ===
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*その他
*その他
**オウム逃亡三人衆の1人。
**オウム逃亡三人衆の1人。
**指名手配中は地下鉄サリン事件やVX事件においても手配されていたが、これらは長い時間逃亡していたこともあって証拠不十分で不起訴となった。
**2012年に逮捕され、{{wpl|都庁郵便爆弾事件}}で爆薬の原料を運搬したとして起訴されたが、最終的に「運搬までは認められるが、テロ自体に関わる気が彼女にあったとまでは認められない」として無罪判決を下された。
**2012年に逮捕され、{{wpl|都庁郵便爆弾事件}}で爆薬の原料を運搬したとして起訴されたが、最終的に「運搬までは認められるが、テロ自体に関わる気が彼女にあったとまでは認められない」として無罪判決を下された。
**高校時代に陸上部員として[[走る姿美しい|活躍]]し、[[オウム]]時代も{{wpl|オウム真理教陸上競技部|陸上競技部}}に所属したことから、前述した容疑と合わせて「'''走る爆弾娘'''」という異名を付けられた。
**高校時代に陸上部員として[[走る姿美しい|活躍]]し、[[オウム]]時代も{{wpl|オウム真理教陸上競技部|陸上競技部}}に所属したことから、前述した容疑と合わせて「'''走る爆弾娘'''」という異名を付けられた。
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*その他.
*その他.
**オウム死刑囚の中では最もステージが低く、大臣などの要職にも就いていない。
**オウム死刑囚の中では最もステージが低く、大臣などの要職にも就いていない。
**地位が低いため、どれも従犯であったものの、ポアした人数が人数であるため、死刑となった。
**裁判で検察官からオウムを抜け出せなかった理由を尋ねられた際、「[[だから今、僕はここにいる|だから今、ここにいる]]」と回答した。
**裁判で検察官からオウムを抜け出せなかった理由を尋ねられた際、「[[だから今、僕はここにいる|だから今、ここにいる]]」と回答した。


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*その他
*その他
**古参幹部の一人で、初期の最高幹部のステージである「'''大師'''」の座を得た。
**古参幹部の一人で、初期の最高幹部のステージである「'''大師'''」の座を得た。
**前述の殺人事件に関与させられたことなどで恐怖心を覚え、1990年2月に故郷へ脱走した。
**前述の殺人事件に関与させられたことなどで恐怖心を覚え、1990年2月に故郷へ脱走した。その後自首するまでは学習塾を経営していた。
**{{wpl|地下鉄サリン事件}}後に自首し{{wpl|坂本弁護士事件}}について自白したが、裁判において自首行為は「保身目的」と見なされ減刑はされず、最期は死刑に処された。
**{{wpl|地下鉄サリン事件}}後に自首し{{wpl|坂本弁護士事件}}について自白したが、裁判において自首行為は「保身目的」と見なされ減刑はされず、最期は死刑に処された。
**家庭の事情で、姓を「'''岡崎'''」→「'''佐伯'''」→「'''岡﨑'''」→「'''宮前'''」の順に改めている。
**家庭の事情で、姓を「'''岡崎'''」→「'''佐伯'''」→「'''岡﨑'''」→「'''宮前'''」の順に改めている。
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