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「Twitter逮捕歴削除請求裁判」の版間の差分

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参照に引用を入れたほか細かい表現調整など。
>チー二ョ
>片山行信
(参照に引用を入れたほか細かい表現調整など。)
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'''Twitter逮捕歴削除請求裁判'''とは、過去の犯罪歴の消去を求めた、いわゆる{{wpl|忘れられる権利}}について[[Twitter]]と弁護士[[田中一哉(サイバーアーツ法律事務所)|田中一哉]]との法廷闘争である。
'''Twitter逮捕歴削除請求裁判'''とは、過去の犯罪歴の消去を求めた、いわゆる{{wpl|忘れられる権利}}について[[Twitter]]社と弁護士[[田中一哉(サイバーアーツ法律事務所)|田中一哉]]との法廷闘争である。


== 概要 ==
== 概要 ==
正式の名称は令和2年(受)第1442号 投稿記事削除請求事件。
正式の名称は令和2年(受)第1442号 投稿記事削除請求事件<ref name="hanrei">[https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/265/091265_hanrei.pdf 令和2年(受)第1442号 投稿記事削除請求事件] - [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/search1 裁判例検索]</ref>。


[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/鈴木文刀‎‎|女湯の脱衣所に侵入したとして建造物侵入容疑で逮捕された男]]が、面接の際に逮捕歴が判明して不採用になったなどの不利益を被ったとしてTwitter上の逮捕歴を削除させるためTwitter者を相手取り起こした裁判で、田中一哉が代理人を務めた。
[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/鈴木文刀‎‎|女湯の脱衣所に侵入したとして建造物侵入容疑で逮捕された男]]が、面接の際に逮捕歴が判明して不採用になったなどの不利益を被ったとしてTwitter上の逮捕歴を削除させるためTwitter者を相手取り起こした裁判で、田中一哉が代理人を務めた。
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また、鈴木文刀は事件後結婚したが、犯罪歴を隠しており、現在でも結婚相手は事件のことを知らないと言う。
また、鈴木文刀は事件後結婚したが、犯罪歴を隠しており、現在でも結婚相手は事件のことを知らないと言う。


このように逮捕歴がネット上にデジタルタトゥーとして残っていることにより生活に支障をきたすとして、[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/鈴木文刀‎‎|鈴木文刀]]は田中一哉弁護士に対応を依頼、ニュース記事の削除には成功したものの、Twitterは投稿記事削除に応じなかったため裁判を提起した。
このように逮捕歴がネット上に[[デジタルタトゥー]]として残っていることにより生活に支障をきたすとして、[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/鈴木文刀‎‎|鈴木文刀]]は田中一哉弁護士に対応を依頼、ニュース記事の削除には成功したものの、Twitterは投稿記事削除に応じなかったため裁判を提起した。


== 一審・東京地裁 ==
== 一審・東京地裁 ==
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なお、唐澤貴洋は上記のように明確なコメントを残していないが、何かコメントすると[[長谷川亮太]]の件を蒸し返されることを恐れ、あえて避けているのではないかという説がある({{nicodic|お前が言うな|おまいう案件}})。
なお、唐澤貴洋は上記のように明確なコメントを残していないが、何かコメントすると[[長谷川亮太]]の件を蒸し返されることを恐れ、あえて避けているのではないかという説がある({{nicodic|お前が言うな|おまいう案件}})。


また、法曹界以外の[[ハセカラファミリー]]らも様々なコメントを残している
また、法曹界以外の[[ハセカラファミリー]]らも様々なコメントを残している。
*[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/山口三尊|山口三尊]] - Twitterでコメント
*[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/山口三尊|山口三尊]] - Twitterでコメント
{|class="wikitable" style="text-align: left;"
{|class="wikitable" style="text-align: left;"
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== 所感 ==
== 所感 ==
このように過去の犯罪歴というデリケートな問題について、様々な激論が交わされている。元事件は原告(元犯人)側への配慮か読売新聞などでは「建造物侵入容疑で逮捕」と報じられているが(上述)、女湯へ侵入し覗きや盗撮しようとした実質{{wpl|性犯罪}}であった。こうした覗きや盗撮といった性犯罪は再犯率が高いとされており<ref>[https://www.moj.go.jp/content/001162857.pdf 平成27年版 犯罪白書]、21ページ - 法務省 ただしこれも正確な再犯率ではない。本当の意味での再犯率は初犯者を全員かつ一生涯監視し続けない限り判明しないため測定は限りなく不可能。また、再犯者率と再犯率を混同してはならない</ref>、報道を残す公共性は十分高いのではないかとの意見も見られ<ref>[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/山口三尊|山口三尊]]やTwitter利用者など。</ref>、ネット各所で特定や拡散を行おうとする機運の高まりに繋がっている。
このように過去の犯罪歴というデリケートな問題について、様々な激論が交わされている。元事件は原告(元犯人)側への配慮か読売新聞などでは「建造物侵入容疑で逮捕」と報じられているが、女湯へ侵入し覗きや盗撮しようとした実質{{wpl|性犯罪}}であった。性犯罪全体の再犯率には諸説あるものの、鈴木文刀が犯した覗きや盗撮といった性犯罪は再犯率が高いとされる<ref>資料では5年以内再犯率。"''全再犯率は,痴漢型が最も高く,次いで,'''盗撮型''',小児わいせつ型,強制わいせつ型,小児強姦型,単独強姦型の順となっており,集団強姦型が最も低かった。性犯罪再犯率に限っても同様の傾向が認められた。''[https://www.moj.go.jp/content/001162857.pdf 平成27年版 犯罪白書]、21(42)ページ - 法務省</ref>。このことを理由として報道を残す公共性は十分高いのではないかとの意見も見られ、ネットを中心に特定や拡散を行おうとする機運の高まりに繋がっている。
判決後のニュースを伝える[[2ch|5ch]]では同時期に起こった同罪の別人(B氏と表記する)が本件の原告であるという誤った情報が拡散している。


B氏は、田中のような[[パカ弁]]に依頼していないようであり、逮捕時の記事もそのままであるが、その結果不幸にも検索・特定され「過去に犯罪を犯したのに、更に自分の犯罪を隠そうとした反省していないやつ」として{{nicodic|正義マン}}による糾弾が行われているようである<ref>{{Archive|https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1649331776/|https://archive.ph/4Y7Q0|【Twitter】逮捕歴ツイート削除認めず 最高裁が二審判断見直しか}} - ニュース速報</ref>。[[マヨケー]]でも一時期誤解している教徒が出たほどであった<ref>{{Archive|https://ensaimada.xyz/test/read.cgi/43044/1652691072/321-322|https://archive.ph/VPNqu|【唐澤貴洋殺す】雑談★31【N国狂信者】【宮迫再コラボ】【尊師ール恒認】>>321-322}} - マヨケー</ref>。
判決後のニュースを伝える[[2ch|5ch]]では同時期に起こった同罪の別人(B氏と表記する)が本件の原告であるという誤った情報が拡散している。B氏は田中のような[[パカ弁]]に依頼していないようであり、逮捕時の記事もそのままであるが、その結果不幸にも検索・特定され「過去に犯罪を犯したのに、更に自分の犯罪を隠そうとした反省していないやつ」として{{nicodic|正義マン}}による糾弾が行われているようである<ref>{{Archive|https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1649331776/|https://archive.ph/4Y7Q0|【Twitter】逮捕歴ツイート削除認めず 最高裁が二審判断見直しか}} - ニュース速報</ref>。[[マヨケー]]でも一時期誤解している教徒が出たほどであった<ref>{{Archive|https://ensaimada.xyz/test/read.cgi/43044/1652691072/321-322|https://archive.ph/VPNqu|【唐澤貴洋殺す】雑談★31【N国狂信者】【宮迫再コラボ】【尊師ール恒認】>>321-322}} - マヨケー</ref>。


別に依頼されてもいない人のことは知らぬという[[俺嫌]]精神であろうが、田中が頑張れば頑張るほどB氏にヘイトが溜まるというセカンドレイプにも近い状況となっている。またこの判決は大きく報道され、「忘れられたい事件」なのにもかかわらず、重大判例として記録や判例雑誌に載ってしまう<ref>{{Archive|https://hanreijiho.co.jp/wordpress/book/判例時報-no-2462/|https://archive.ph/v8Rk3|判例時報 No.2462 P14}} - 判例時報</ref>という[[ストライサンド効果]]が生じている。
別に依頼されてもいない人のことは知らぬという[[俺嫌]]精神であろうが、田中が頑張れば頑張るほどB氏にヘイトが溜まるというセカンドレイプにも近い状況となっている。またこの判決は大きく報道され、「忘れられたい事件」なのにもかかわらず、重大判例として記録や判例雑誌に載ってしまう<ref>{{Archive|https://hanreijiho.co.jp/wordpress/book/判例時報-no-2462/|https://archive.ph/v8Rk3|判例時報 No.2462 P14}} - 判例時報</ref><ref name="hanrei"/>という[[ストライサンド効果]]が生じている。


更に、ニュースを見たTwitterユーザーがTwitterが対応する前に該当のツイートを特定しスクリーンショットを取って拡散<ref>{{Archive|https://twitter.com/SEKAI_NO_OWACON/status/1540277677130944512|https://archive.ph/nZVJA|特定した人物のツイート}}</ref>、無関係の人物の[[質問箱]]に原告の名前が大量投下される事件が発生している<ref>{{Archive|1=https://twitter.com/search?q=鈴木文刀&src=typed_query&f=top|2=https://archive.ph/tJDuT|3=原告の名前のTwitter検索結果}}</ref>。原告と田中の努力空しく2022年7月現在も削除されておらず、これでは最高裁で勝訴した意味が揺らいでいるのではないだろうか。
更に、ニュースを見たTwitterユーザーがTwitterが対応する前に該当のツイートを特定しスクリーンショットを取って拡散<ref>{{Archive|https://twitter.com/SEKAI_NO_OWACON/status/1540277677130944512|https://archive.ph/nZVJA|特定した人物のツイート}}</ref>、無関係の人物の[[質問箱]]に原告の名前が大量投下される事件が発生している<ref>{{Archive|1=https://twitter.com/search?q=鈴木文刀&src=typed_query&f=top|2=https://archive.ph/tJDuT|3=原告の名前のTwitter検索結果}}</ref>。原告と田中の努力空しく2022年7月現在も削除されておらず、これでは最高裁で勝訴した意味が揺らいでいるのではないだろうか。


なお、こうした民事訴訟の判決が無意味な紙切れになる事例は多く、古くは[[西村博之]]が民事訴訟の賠償金(一説には10億円以上)を時効まで踏み倒した他<ref>後の2020年4月の民事執行法の改正により踏み倒しはある程度困難になった。ただし匿名化した暗号通貨などに変えられると依然取り立ては困難である他、支払い能力が本当にないままでいれば踏み倒せるのは従来と同様である。[https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00247.html 民事執行法及び国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の実施に関する法律の一部を改正する法律について] - 法務省</ref><ref>巨額の賠償金は{{wpl|特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律|プロバイダ責任制限法}}の施行(2002年5月)前のコンテンツプロバイダの責任が制限される前という側面もあるが、異論もある。</ref>、昨今では著名人が「誹謗中傷をなくす」と称し、[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/はあちゅう|自身の炎上案件に対して安易に訴訟を持ち込んだた]]めに、かえって炎上の過激化・陰湿化を招き、放置していれば自然鎮火したはずの炎上を鎮火できないケースも増えている(最悪の場合[[恒心教徒]]が行っている嫌がらせと同じような被害を被ることもある)。また最悪の場合相手が[[tor]]やノーログ[[VPN]]を使用していて、そもそも金だけを溝に捨ててしまうケースも考えられる。総じてインターネットの炎上の前には、効果があるのは稚拙な素人のみであり、知識に長けた人の前では訴訟が無力というケースは多い。
なお、こうした民事訴訟の判決が無意味な紙切れになる事例は多く、古くは[[西村博之]]が民事訴訟の賠償金(一説には10億円以上)を時効まで踏み倒した他<ref>後の2020年4月の民事執行法の改正により踏み倒しはある程度困難になった。ただし匿名化した暗号通貨などに変えられると依然取り立ては困難である他、支払い能力が本当にないままでいれば踏み倒せるのは従来と同様である。[https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00247.html 民事執行法及び国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の実施に関する法律の一部を改正する法律について] - 法務省</ref><ref>巨額の賠償金は{{wpl|特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律|プロバイダ責任制限法}}の施行(2002年5月)前のコンテンツプロバイダの責任が制限される前という側面もあるが、異論もある。</ref>、昨今では著名人が「誹謗中傷をなくす」と称し、[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/はあちゅう|自身の炎上案件に対して安易に訴訟を持ち込んだた]]めに、かえって炎上の過激化・陰湿化を招き、放置していれば自然鎮火したはずの炎上を鎮火できないケースも増えている。最悪の場合[[恒心教徒]]が行っている嫌がらせと同じような被害を被ったり、相手が[[tor]]やノーログ[[VPN]]を使用していて、そもそも金だけを溝に捨ててしまうケースも考えられる。総じてインターネットの炎上の前には、効果があるのは稚拙な素人のみであり、知識に長けた人の前では訴訟が無力というケースは多い。


== 鈴木文刀による削除依頼 ==
== 鈴木文刀による削除依頼 ==
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* [[Twitter]]
* [[Twitter]]
* [[パカ弁]]
* [[パカ弁]]
* [[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/鈴木文刀]]
{{恒心教が参加した事件・騒動}}
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{{#seo:|keywords=令和2年(受)第1442号, 投稿記事削除請求事件, 忘れられる権利, 田中一哉, 鈴木文刀|description=鈴木文刀の過去の犯罪歴の消去を求めた、いわゆる忘れられる権利についてのTwitterと弁護士田中一哉との裁判。最高裁判決で田中一哉が逆転勝利し、鈴木文刀の犯罪歴をTwitterから削除させた。|type=website|site_name=唐澤貴洋Wiki}}
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[[カテゴリ:Twitter]]
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