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#現代社会論</nowiki> | #現代社会論</nowiki> | ||
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=== 海へ === | |||
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本文 | |||
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まだあの頃は | |||
みんなで音を聴きながら | |||
波打つ その水飛沫に | |||
心を 浪打たせ | |||
風が吹けば | |||
それはそれで空を仰いで | |||
風に揺れる 雲に | |||
時を 重ね | |||
なぜこんなに | |||
今見ると哀しいのか | |||
忘れてきたこと | |||
別れてきた人 | |||
全て その水飛沫に その白い雲に | |||
昨日を 乗せて | |||
哀しみを | |||
受け止めることは | |||
人に理解されることは | |||
自分なりの解決でしかない | |||
人は人なりに | |||
生きることでしか | |||
生きることを | |||
死ぬことを | |||
そして、また来る明日を | |||
迎えることができない | |||
答えはあるのですか | |||
答えはないんだ | |||
それが答えなんだ | |||
海はいつも哀しくて | |||
その中の哀しみを全て包み込んで | |||
見えない | |||
その先にある | |||
君の魂が | |||
また水蒸気となり | |||
雲となり | |||
ボクのところに落ちてくることを | |||
なぜこんなに | |||
今見ると哀しいのか | |||
忘れてきたこと | |||
別れてきた人 | |||
全て その水飛沫に その白い雲に | |||
明日を 乗せて | |||
全ては空へ 海へ | |||
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=== 死刑になりたい君へ === | |||
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本文 | |||
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死刑になりたい。 | |||
そういう動機で犯罪が起こされる事件が近年よく見られるようになった。 | |||
死刑は、極刑であり、いつ執行されるかわからない。 | |||
死刑に値する犯罪をした者が死刑になるまでにどれくらい時間がかかるか君は知っているのだろうか。 | |||
裁判には複数年かかり、そこから執行されるまで、平均5年とされている。裁判の確定までの期間を考えれば、10年弱といったところだろう。 | |||
その間、逮捕勾留から判決確定後の拘置所で身体を拘束され続ける。 | |||
自由はないに等しい。 | |||
ドアノブのない部屋に君は10年弱、好きなテレビや好きな食べ物を食べることができず、人との会話も限定される生活を過ごさなければならない。 | |||
君が犯罪をすることで、家族は当然悲しみ、被害者遺族は永遠を悲しみを抱き続ける。 | |||
時に家族までも責任があるとする世の中の論調により、精神的に追い詰められ、自死をする方もいる。 | |||
君が10年間、社会で過ごして、一歩ずつ歩むことができれば、人生は大きく変わる。 | |||
人は幸せになるために生まれてきたんだ。 | |||
テロ行為により、悲しみを産み、社会を否定しても君の人生が好転することはなく、それは破壊による自己肯定という、意味のない行為だ。 | |||
人は誰しも業を抱え、悲しみを抱え生きている。 | |||
人生は受け止めることでしか、前に進まない。 | |||
その歩みは時に苦しいものであるけれど、人の一生とはそういうものだ。 | |||
街には四季があり、人々の生活があり、人との交流で救われ、生きる意味を見出す。 | |||
君は一人でないんだ。 | |||
自分の人生、ペーソスもあり喜劇もある人生。 | |||
君の人生を生きてほしい。 | |||
<nowiki>#生きる | |||
#眠れない夜に | |||
</nowiki> | |||
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