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「唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/真夏の夜の淫夢」の版間の差分

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ジェネレーションYの世代性ゆえか、2010年代例のアレの特徴はノンポリ志向・国内志向・シニシスト。彼らは、「意識が高い」ことを嫌い、その最も急進的な形態が例のアレであった。
ジェネレーションYの世代性ゆえか、2010年代例のアレの特徴はノンポリ志向・国内志向・シニシスト。彼らは、「意識が高い」ことを嫌い、その最も急進的な形態が例のアレであった。


不謹慎・アングラ文化は母体となった2ちゃんねるでは普遍的に見受けられ、この両者もほぼ全てにおいて同様の要素を孕んでいるが、世代的に構成員の多くが高等教育を受けているかその予備軍と思われ、不謹慎・アングラについてもかつてのネットほど無鉄砲かつ軽信的ではなく、超えちゃいけないラインを認識した上で行っている傾向がある。
不謹慎・アングラ文化は母体となった2ちゃんねるでは普遍的に見受けられ、この両者もほぼ全てにおいて同様の要素を孕んでいるが、世代的に構成員の多くが高等教育を受けているかその予備軍と思われ、不謹慎・アングラについてもかつてのネットほど無鉄砲かつ軽信的ではなく、超えちゃいけないラインを認識した上で行っている傾向がある。誹謗中傷する上でも暗黙のルールが多く、無鉄砲なものは臭芋・ホモガキの批判を免れない。


ジェネレーションZや21世紀世代が作るこれからの淫夢・恒心教がどのようになるかはまだ不透明である。ただ、スマホ勢が多いためパソコンを前提としたMAD動画文化などは衰退が不可避と言われている。彼らの世代に人気がある「野獣邸オフ」は古い世代からは甚だ不評だが、今後見方が変わるのかもしれない。
ジェネレーションZや21世紀世代が作るこれからの淫夢・恒心教がどのようになるかはまだ不透明である。ただ、スマホ勢が多いためパソコンを前提としたMAD動画文化などは衰退が不可避と言われている。彼らの世代に人気がある「野獣邸オフ」は古い世代からは甚だ不評だが、今後見方が変わるのかもしれない。
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==== 風評被害 ====
==== 風評被害 ====
恒心教・淫夢に共通する出来事として、「[[風評被害]]」と称する延焼もある。これは半ば炎上参加者が自ら火付け役になっている一面もあり、炎上が長期大規模化したために起こったものと思われる。
恒心教・淫夢に共通する「[[風評被害]]」と称する延焼については、これは半ば炎上参加者が自ら火付け役になっている一面もあり、炎上が長期大規模化したために起こったものと思われる。


こうした過程で、当初の炎上対象者との関連性が薄い「外伝主人公」に当たる存在を恒心教・淫夢両者が保持しているが、これに対する扱いにおいても、これらを軽視したり、場合によっては定義から除外しようとする「原理主義者」と「寛容派」との対立が起きている。
こうした過程で、当初の炎上対象者との関連性が薄い「外伝主人公」に当たる存在を恒心教・淫夢両者が保持しているが、これに対する扱いにおいても、これらを軽視したり、場合によっては定義から除外しようとする「原理主義者」と「寛容派」との対立が起きている。
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炎上が長期大規模化し、ニワカ・キッズと呼ばれるモラルの低い参加者に悩まされており、恒心教では[[臭芋]]、淫夢では「ホモガキ」と呼ばれている。淫夢の場合は組織が大きく緩いためかある程度諦めがつく状況であるが、恒心教では宗教の側面があるため、「異端者」として炎上対象となってしまうこともあり<ref>宗教学的にもまた過去の宗教史においても、異端者は異教徒以上に叩かれ、迫害される事が多い。[[ユダヤ教]]・[[キリスト教]]・[[イスラム教]]の信じる神は同じ神であるが相互にいがみ合っているどころかキリスト・イスラム内部の派閥同士でも殺し合いをしているのが好例である</ref>、それが最も極端に現れたのが「[[藤原太一]]」や「[[ゆゆうた]]」であり、場合によっては唐澤貴洋や長谷川亮太以上のバッシングを行うものもおり、またこれに対しても「本来最も叩くべき[[ハセカラ]]の原点から外れる」とする原理主義者が生まれている。
炎上が長期大規模化し、ニワカ・キッズと呼ばれるモラルの低い参加者に悩まされており、恒心教では[[臭芋]]、淫夢では「ホモガキ」と呼ばれている。淫夢の場合は組織が大きく緩いためかある程度諦めがつく状況であるが、恒心教では宗教の側面があるため、「異端者」として炎上対象となってしまうこともあり<ref>宗教学的にもまた過去の宗教史においても、異端者は異教徒以上に叩かれ、迫害される事が多い。[[ユダヤ教]]・[[キリスト教]]・[[イスラム教]]の信じる神は同じ神であるが相互にいがみ合っているどころかキリスト・イスラム内部の派閥同士でも殺し合いをしているのが好例である</ref>、それが最も極端に現れたのが「[[藤原太一]]」や「[[ゆゆうた]]」であり、場合によっては唐澤貴洋や長谷川亮太以上のバッシングを行うものもおり、またこれに対しても「本来最も叩くべき[[ハセカラ]]の原点から外れる」とする原理主義者が生まれている。


==== 長期化 ====
他の両者の共通点として、いわゆる「枯れない油田」であるためにいつまでも炎上が続いて終わらないという点もある。しかし同じ「枯れない油田」であっても、淫夢事件においては淫夢の定義を常に広げ続ける傾向にあり、つまり淫夢民が侵略を続けることで油田を確保しているのに対し、恒心教では長谷川亮太と唐澤貴洋以外の外伝主人公においても、向こうからの「攻撃」がきっかけであることが大半であるなど、パッシブな油田確保を行っている。これは、恒心教の閉鎖性がより強く、クッキー☆の手法や「ホモと見るシリーズ」のようなことは許容されないためである(2015年は例外だったが)。
他の両者の共通点として、いわゆる「枯れない油田」であるためにいつまでも炎上が続いて終わらないという点もある。しかし同じ「枯れない油田」であっても、淫夢事件においては淫夢の定義を常に広げ続ける傾向にあり、つまり淫夢民が侵略を続けることで油田を確保しているのに対し、恒心教では長谷川亮太と唐澤貴洋以外の外伝主人公においても、向こうからの「攻撃」がきっかけであることが大半であるなど、パッシブな油田確保を行っている。これは、恒心教の閉鎖性がより強く、クッキー☆の手法や「ホモと見るシリーズ」のようなことは許容されないためである(2015年は例外だったが)。


更に、恒心教・淫夢共に炎上が広範囲に燃え広がるとともに、当初の炎上対象者とは関連性の薄い存在が炎上の燃料となることも多い。
更に、恒心教・淫夢共に炎上が広範囲に燃え広がるとともに、当初の炎上対象者とは関連性の薄い存在が炎上の燃料となることも多い。


==== 長期化 ====
淫夢事件以前において、最も長期に亘って炎上したと考えられる事件は「古式若葉事件」、あるいは「[[スマイリーキクチ]]中傷被害事件」であるが、こちらは常に古式若葉並びにスマイリーキクチ個人を対象とした炎上事件であり、また第二波らしきものも観測はできるものの、第一波と規模は同等以下に抑えられた。そのため、時間こそ5年以上の長期に亘って炎上したものの、最終的には燃料がなくなり鎮火した。また、彼らは炎上を文化に昇華することができなかった。
淫夢事件以前において、最も長期に亘って炎上したと考えられる事件は「古式若葉事件」、あるいは「[[スマイリーキクチ]]中傷被害事件」であるが、こちらは常に古式若葉並びにスマイリーキクチ個人を対象とした炎上事件であり、また第二波らしきものも観測はできるものの、第一波と規模は同等以下に抑えられた。そのため、時間こそ5年以上の長期に亘って炎上したものの、最終的には燃料がなくなり鎮火した。また、彼らは炎上を文化に昇華することができなかった。


==== 気質 ====
==== 気質 ====
淫夢はニコ動が中心となっていたため、比較的出入りしやすい寛容路線であるのに対し、恒心は匿名掲示板の血筋、暗黙の了解を守らなければ袋叩きにするという密教路線である。この違いは両者を大きく分けている。
淫夢はニコ動が中心となっていたため、比較的出入りしやすい寛容路線・顕教であるのに対し、恒心は匿名掲示板の血筋、暗黙の了解を守らなければ袋叩きにするという少数精鋭路線・密教である(ただし、時勢によってその閉鎖性の強さは変わる)。この違いは両者を大きく分けている。


その「炎上」の始まりも、多田野・野獣先輩、クッキー☆の声優達、syamuなどについてはあくまで嘲笑の面が大きく、憎悪を抱いている人はまず存在せず、同性愛者に対しても淫夢批判をしなければ一般的な日本人と比べ寛容である(でなければホモビ鑑賞などという趣味は持たない)。しかし恒心教の場合は、ハセカラ両名への憎悪から始まっている、炎上らしい炎上であるという点が大きく異なる。
その「炎上」の始まりも、多田野・野獣先輩、クッキー☆の声優達、syamuなどについてはあくまで嘲笑の面が大きく、憎悪を抱いている人はまず存在せず、同性愛者に対しても淫夢批判をしなければ一般的な日本人と比べ寛容である(でなければホモビ鑑賞などという趣味は持たない)。しかし恒心教の場合は、ハセカラ両名への憎悪から始まっている、炎上らしい炎上であるという点が大きく異なる。
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