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恒心文庫:恒産無くして恒心なし

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

「恒産無くして恒心なし」

これは当職弁護士唐澤貴洋弁護士が最も好きな言葉の一つである。
出典は四書の一つとされる「孟子」から。
意味は「安定した財産や職業を持たなければ、安定した道徳心を保つことは難しい」。
当職の事を端的に表した一文であるので大変気に入っている。

安定した財産。これは洋マネーと厚史マネーである。
洋マネーとは会計士の父が荒稼ぎして集めた金や株式やブランド品のこと。
バブル期真っ只中にキャリアを積んだ父が恐れたものはほとんどない。
尻軽女やヤクザ、闇金はなんのその、唯一恐れたのは鬼嫁の厚子のみである。
厚史マネーとは言ってしまえば保険金。若い人が亡くなれば莫大な金が入る。
いなくなると初めは悲しいが、今となっては厚史の顔も覚えていないから金になってくれてありがたいと思っている

安定した職業。当職は弁護士だ。お前ら下級国民とは違う。
洋マネーを使って何度も臥薪嘗胆はしたが、当職は弁護士だ。勝ち組だ。
会計士の親父とは比にもならない確固たる職業を得たことになる。
弁護士バッジが当職の全てを物語っている。
着手金が入るまでは一切の行動はしない。なぜなら、弁護士は金を貰ってから動き出す仕事だからだ。
無知なる下の民が(庶民にとって)大金を持って事務所に駆け込んでくる姿が愛おしい。

安定した道徳心。当職は疑いもなく上級国民ではあるものの、敢えて「庶民派」を自称する。
これが当職ナリの道徳心。
客と弁護士の一線は超えないが、なるべく底辺層に擦り寄ろうと努めると言う口実を作っておくと都合がいい。
特に最近では、弁護士のようつべ活動で女性人気を得る同業者が多いから当職も名乗ってみる事にした。
ダーキニーは釣れるわキッズは当職を慕ってくれるわで一石二鳥。
何処ぞの宗教団体の活動を妨害することにもつながっている。

はっきり言ってメシウマだ。
当職は金からも職業からも女からも愛される。
オ○ム真理教で言う所の「尊師」ってやつ。
噂によれば既に尊師って呼ばれているみたいだけどな。

当職は「尊師」を辞めるつもりはない。尊師の地位はそれはそれとして気に入っている。
お前ら教徒にとっての「恒産無くして恒心なし」は事実追求(恒産)あってこその信仰心(恒心)なんだろ?
当職は恒産をありったけ持っているし、恒心も持っている。
つまり当職には一生勝てないってこと。

まあせいぜいがんばるナリよw
俺は君たちの20年後を見ている

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

この作品について

2022年2月20日の画面

弁護士マップに投稿された作品である。

関連項目・リンク

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