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恒心文庫:残暑見舞い 〜ドバイにて

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

「たかひろ!残暑見舞いを書いたんですけどどの切手がたかひろの好みですか?好きな切手を選んでくれたらそれで事務所に送りますよ!」
たかひろのTwitterにDMが来たのは8月上旬であった。しかし今彼がいるのは日本から飛行機で12時間の距離にある異国の地、ドバイ。その旨返信するとななののからは意外な返事があった。
「じゃあ今から行きますね!ホテルと部屋番教えて!」
2時間後には
「ちょっと手荷物検査でトラブったけど今から飛びます!」
さらに13時間後には彼女はTwitterで
「ドバイファウンテン涼し〜〜〜」
と呟いていた。たかひろは時々彼女の積極性にドキッとする。しかし彼女は既婚者。だからいつも下半身の火照りは自分で処理するしかなかった。

関係者の目を避けて二人は落ち合った。
「ななののさん、困るナリ……!」
たかひろは声を落としたが、ななののはそんなのお構いなし。「海外ってテンション上がるね!」と笑顔でたかひろの左手を掴んだ。その時だった。
「إنه خنزير!」
何処からともなく大柄な現地人が大勢集まってきた。
「なんかやばい!逃げよう!」
ななののはたかひろの手をひねる勢いで駆け出した。
二人は走り人影のない茂みで息を潜めて追手を待ったが、どうやら逃げ切れたようだ。今もしっかりと握られた左手を見て、たかひろは鼓動が速いのは走ったせいだけではないと思った。久しぶりに触れた女性の手は思ったより温かい。しかしこのままではいけない。
たかひろはその顔をこれ以上にないほど困らせて「切手を選んで早く帰りたいナリ。ななののさんに危機が及んだら困るナリ」と言った。
「切手なんだけど、選べなくて100万円分持ってきたら多すぎて入国手続で全部没収されちゃったんだよね……」
「それじゃあドバイに来た意味がないナリ」
「それなー。もう帰るしかないね」
「……ナリ」
ななののは別れを惜しむたかひろに一旦背を向けた。しかし振り返って悪魔の言葉を囁いた。
「でもドバイに来た意味をたかひろが作ってくれるならもう少しここにいようかな」
「そんなこと当職にはできないナリ……」
「今ここで作ればいいんじゃない?」
「どういう意味ナリか?」
たかひろが言い終わらないうちにななののはたかひろのスラックスに手を掛けた。
それからは早かった。
気付けばたかひろは丸裸にされていた。普通なら恥ずかしがるところだが、普段からY岡とセックスをしてこういったシチュエーションに慣れているたかひろは無意識にななののに尻を向けて四つん這いになった。
「やる気満々じゃん。やられる気か」
高らかに笑うななののはたかひろとは反対に何も脱いでいなかった。
それどころかリュックをゴソゴソと漁り、肌色の何かを取り出した。それを腰につけて嬉しそうにこちらに向かってくる。その姿はまるで……。いや、ななののさんは女性だ。そんなはずない。
右手にはオレンジ色の蓋をつけた容器を持っている。たかひろの視線に気付いたのか、ななののは聞いた。
「これ?なんだか分かる?」
「……ピエトロドレッシングナリ」
「ドレッシング?」
「ななののさんは当職を食べるつもりナリ」
「あー……童貞クンは見たことないかー」
ななののは右手のそれをじっと見つめて
「まあ食べることには変わりないんだけど」
と笑った。
「これ成田で引っかかっちゃってね。保安検査員の目の前で飲んだからなんとか通ったよ」
ローションって飲めるんだ……44年間知らなかった。
彼女の腰につけたギンギンのペニバンが迫ってくると、これからの展開が頭の中を駆け巡り、たかひろのアヌスは歓迎するようにひくひく言った。
「でもローションいらないみたいだね。せっかく苦労して持ってきたんだけどなあ〜」
「ドバイで婚前交渉はだめナリ!」
「私は結婚してるから」
「当職は未婚ナリ!」
「でも知ってるよ。処女じゃないんでしょ?」
「うぅ……ナrィああっ!!!!」
「たかひろ、これが欲しかったんだろ?」
先程のローションをつけた人工ペニスがズブズブと入ってくる。
「ほら鳴けよブタ」
「あ……ななののさん、だめナリ……あっ…あぁ……いぃ…」
「よがってんじゃねえよ、気持ちわりいな」
「っん…ぅあん……っ」
「ななのの様もっと突いてほしいナリって言え」
「うっ…んぁっ、、」
「ああブタだから喋れないか」
「んっ、!!」罵られた悦びで菊が締まる。
「この締め付けはなんだ?とんだ淫乱ブタだな」
「はっ、うっ…ん……あぁっ!」ピストンが激しくなる。
「いい声だ、もっと鳴けもっと鳴け」
初めての女性との交わりがこんな形なんて……。たかひろはもう死んでもいいと思った。パンパンパンパンパン!
「もっと……!優しくっ、してほしいナリ……!」
「ブタに人権なんていらねえんだよ」パンパンパンパンパンパンパンパン!
「そんなに突かれたらァ……っ!女の子になっちゃうナリっ!」
「だったらなれよ!孕め!孕め!たかひろ孕め!!」パンパンパンパンパンパンパン!!
たかひろのペニスからは快楽が汁となって滴っていた。こんなに屈辱的な射精は生涯を通しても3本の指に入るくらいだろう。こんな破廉恥行為を行ったなんて彼にバレたら……いや、彼女は旦那がいるから当職が漏らさない限りこのことは世に出ることはない。大丈夫だ。
しかし彼女の言葉に耳を疑った。
「これ送るから」
彼女のスマホからはたかひろのいらやしい声が流れていた。気付かないうちに録画されていたのだ。
「旦那さんナリ?そんなこと誰も特しないナリ!やめるナリ!」
「旦那は旦那でも私じゃなくて、たかひろの旦那にね」
「!!」
「Y雲法律事務所の皆様でお楽しみください、っと。はい送信完了!」
そう言うと彼女は荷物だけ持って去ってしまった。
たかひろは日本であの動画を見るであろうY岡に想いを馳せ、そして今回の一件に対するお仕置きを想像してもう一度射精した。
余韻に浸っているうちにドバイの警察も到着し、たかひろは裸でペニバンを挿入されたまま連行されたが、その間も射精はだらだらと続いた。

この作品について

ななののが教徒経由で投稿した作品である[1]

リンク・註釈

  1. 証拠(魚拓) - Twitter
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