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恒心文庫:星野が欲しいの❤️

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

星野悠樹は憂鬱だった。
と言うのも八雲法律事務所の劣悪な労働環境を是正する為に八雲に派遣されただけに過ぎないのだ。
早ければ2週間で終わりとは聞いていたのだが予想以上に労働環境は劣悪だ。事務所のどこを見ても弁護士が弁護士に掘られているという異常な光景が自分の眼に拡がっていた。法律事務所とは思えない異臭があちこちから漂っている。
やはり事務所の名前で検索してサジェストに「掘られた」が出てくる事務所は伊達ではなかった。いや八雲法律事務所からすればこれが正常運転なのであろう。
自分の身に何かあってはいけない。星野弁護士は自己防衛を徹底して八雲法律事務所に向かった。インターホンを鳴らし菊地康太弁護士が出迎える。
菊地弁護士にだけ事情を説明していたので自分の身に何かあった場合は菊地弁護士に対処してもらう予定であった。
「段差がありますので手をこちらに」
菊地弁護士に言われるがまま腕を伸ばした瞬間手錠をかけられ、中に吸い込まれてしまった。手錠をかけられ思うように身動きの取れない星野弁護士を12人の弁護士が囲い込む。
するとボスだと思われる弁護士が「菊地、この男は誰リャマ?」と言う。
すると「ここに参画したくてやって来た星野悠樹君。どう、なかなかいい男でしょう」と菊地弁護士が返答する。
自分は騙されてこんな所に連れて行かれてしまったのだ。菊地弁護士も八雲側の弁護士だったよう早くここから逃げなければ...。
手錠を外そうと必死にもがく自分の所にボス弁が近づき目の前に座り込む。自分はあくまでも仕事の一環でここに来ただけでここに参画するわけじゃないこと、早く手錠を外してほしいことを必死に伝える。
しかしボス弁は「僕は山岡裕明リャマ。僕は星野が欲しいの❤️」と言うだけであった。山岡弁護士もまた八雲側の人間だった。
助け舟がないまま自分は無事をひたすら心の中で祈る。
山岡弁護士は何か自分に向けて話をしているが最早話を聞いていられる精神状態ではなかった。
菊地弁護士が何か合図をしている。自分は菊地弁護士の方に視線を向ける。
次の瞬間、自分は下半身の衣類を全部脱がされてしまったのだ。
自分のアソコが12人の前で見られるなんて屈辱だ。必死にアソコを隠す。
12人は抵抗する自分をものともとせず上半身の衣類も脱がせる。自分はあっという間に素っ裸になってしまった。
「こ、これは!」全裸の自分を見て12人は驚きを隠せずにいた。下半身に咲き誇る立派な被子植物をもの珍しい表情で眺めていた。
「山岡さんどうします?手術やります?」と悪魔の菊地弁護士が皆に問いかける。
「田村、やれるリャマ?」と山岡弁護士が尋ねる。
その数秒後の出来事だ。
12人の弁護士は服を脱ぎ自分に向かって飛びかかって来る。
口や乳首やケツの穴、そして下半身に咲き誇る被子植物にカテーテルが何本も差し込まれる。
当然麻酔などあるはずがない。あの人達はザーメンを塗りたくって麻酔代わりと思い込んでいるようだ。
手術は朝まで続いた。自分のあらゆる穴に襲い掛かる流星群はいつしか激痛から快楽へと変わっていた。
自分は...もう...終わりだ。
手術は無事性功し、自分は彼らと共に新たな人生を送ってゆく。穴から与えられる栄養分で自分の裸子植物は美しく咲き誇る。
初めての味は山岡先輩のように甘く、菊地先輩のようにぴりりと辛く、スターアニスのように少しほろ苦かった。

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

この作品について

マヨケー星野悠樹弁護士の八雲法律事務所参画が判明[1]してからわずか3時間後に投稿された作品である。

リンク・脚注

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