恒心文庫:ダチョウ鍋
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本文
皆さんご存知の通り当職の弟はダチョウでした。弟が亡くなったとき当職は悲しみました。
弟が亡くなったその晩はダチョウ鍋でした。当職は悲しみのあまりご飯を3杯もおかわりしてしまいました。
おいしい弟でした。弟の大好物はもやしでした。毎日に4kgのもやしを食べていました。
今でももやしを見ると弟を思い出します。当職ももやしは大好きです。
弟のことを思い出すとそのたびもやしのことも思い出します。もやしのことを考えると弟が帰ってくるような気がします。
だから当職は燃やしました。その火が弟の元に届くように。
タイトルについて
この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。
この作品について
所謂マシンガン当職と呼ばれる弟への思いを述べたFaithbook投稿からヒントを得た作品である。
リンク
- 初出 - デリュケー 短編集>>11(魚拓)
恒心文庫