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恒心文庫:おっぱい募金

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

今年も始まったクロスのおっぱい募金。
5月26日はひろあきの担当だった。土曜の朝だというのに、ひろあきは六本木駅前に長机と募金箱を置き、おずおずとシャツをたくし上げる。
通行人の視線に晒されたひろあきの乳首は、羞恥に震えて膨らんでいた。

おっぱい募金とは、キャストのおっぱいを触っていい代わりに千円払うという募金システムだ。クロスは基本的に仕事がないので、こういった活動を地道に続け、資金難を乗り越えている。
しかし、ロケットおっぱいのからさん、五百円でフェラのオプションがある祥平と比べ、ひろあきの売り上げは今ひとつだった。これではクロス所長の名が廃る。彼は一念発起し、千円で本番オーケーとした。どこぞの眉毛とは違い、お品書きにもしっかり記入しているのはさすが有能弁護士といったところだろう。

客はすぐについた。乳首に輝く弁護士バッジを珍しがった通行人は募金箱に二千円を入れ、ひろあきの乳首を責め、服を乱し、長机に置いてあったローションを使い挿入した。ひろあきはアナルで精液を受け止め、激しくメスイキしながら、次から次へと来る男根を受け入れ続けた。

日も傾いた頃、募金箱の中はお金でいっぱいになった。ひろあきの腰も立たなくなっているので、今日の活動はこれで終わりとした。
彼は募金箱を持ち上げ、優しく抱きしめる。この重みは今日一日の自分の頑張りだ。ひろあきは募金箱に頬擦りしながら、うっとりと目を閉じた。

次の日、ひろあきは新聞に載った。
全裸の弁護士逮捕、六本木駅前で違法な風俗営業。

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この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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