恒心文庫:「大豆イソフラボン」でひろ〇きの全メス化に成功!
本文
関西の名門、近畿大学が、大豆イソフラボンを用いてキャビアを産むチョウザメのメス化に成功したというニュースが流れてきた。
近畿大学といえばマグロの養殖など、水産業に多大なる影響を及ぼしている。
チョウザメの卵から作られるキャビアは、当然メスしか産まないのだが、オスとメスの比は1:1であり、なかなか効率的な生産に至らなかった。
少数のオスを残し、ほとんどの個体をメスにすることで、今後キャビア生産はより順調に行われていくことだろう。
その実験が、実は人間にも行われていたことをご存じだろうか。
某鉄道会社の監査役がプロデュースし、都内に法律事務所の看板を掲げて実験が行われている。
その様子を、今回記者は取材した。
法律事務所に入ると、四つん這いになっている細身の男が、肛門から男に怒張を貫かれている。
「ひろ〇きの赤ちゃん部屋をノックして~~!」
「膣内(なか)に射精(だ)して!ひ〇あきをママにして!」
などと細身の男は卑猥な喘ぎ声をあげている。
四つん這いの男の下からは、別の男が一生懸命乳房を揉みこんでいる。
乳首を触られると四つん這いの男は激しく身体をくねらせる。
「ようこそおいでくださいました。とはいえ私も時々しかここには来ないんですけどね」
と、黒いもみあげを生やした「プロデューサー」が声をかけてきた。
「これがメス化なのですか?」
と問うと、
「これはあくまでも補助的作業です。彼の近くの机を見てください」
といわれたので見ると、豆乳や様々に料理された大豆がある。
「もうすぐ彼はイキます。よくみててください」
みてると、「あぁ~ひろ〇きイッちゃう!赤ちゃんハウスにたくさん赤ちゃんのもとを射精(だ)して!赤ちゃんできちゃう!」
などと卑猥な言葉とともに、身体を激しく痙攣させた。
肉棒が抜かれた後、彼はすぐに豆乳を飲み、大豆を食べるのである。
不思議そうに見つめる私を見て、プロデューサーは声をかけてきた。
「メスになるためには、単に大豆を摂取するだけでは不十分です。
自分がメスだと自覚して、女性ホルモンが必要であることを身体に認識させなければなりません。
そのためにメスとしてセックスしているのです。
もちろん相手が必要ですが、ここの事務所は、この所長を除いて5人男性がおり、全員竿役です。
短いスパンでのセックスができるようにシフトを組んでおります。
また、言語化は認識への第一歩。自らがメスであるようなセリフをセックス中に言わせているのですが、
私の力不足もあって、成人向け漫画のセリフ程度しか言えていませんけれども。」
そして、大豆を食べ終えた彼は、少し休んでいたが、しばらくすると腹ごなしのために乳首にローターをつけて、悶える。
また卑猥な言葉を発し(男根を挿入されていたわけでもないのに、「膣内(なか)に出して!」と叫んでいたのは不可解だが)、
身体を痙攣させていた。
プロデューサー曰く、これは「メスイキ」あるいはドライオーガズムといわれる、女性的なオーガズムであるという。
そしてしばらくすると、別の男が肛門に怒張を挿入するのである。
毎朝身体測定を行い、細身の男は少しずつ胸や尻が大きくなっているという。
しかしなぜ人間をメス化するのか。核心をプロデューサーに突いてみた。
すると、プロデューサーは笑顔で答える。
「今、乳房、いわゆるおっぱいへの需要は高まっています。
セクシー女優さんも、多くは胸を売りにしていますし、グラビアアイドルだってそうでしょう。
しかし彼女らでは需要は満たせません。おっぱいは圧倒的に足りません。
そこで男性をメス化させ、巨乳化することによっておっぱいを供給するのです。
それでも、ただ単に豊胸手術をするのでは、『偽乳』などといわれて売り物になりません。
大豆イソフラボンによる本物を作ることで、ゲイ向けだけではなく、異性愛者向けにも通用するおっぱいづくりを目指しています。」
なるほど、と思ったが、これが最初の実験なのだろうか、今後の実験の成算とともに問うと、意外な答えが返ってきた。
「実はテストタイプなんです。プロトタイプは、白いもみあげが特徴的でしたが、失敗しました。
仕方ないので今では自宅でココアサーバーとして使用しています。
このテストタイプは、無能なパカ弁でしたので、社会で余剰になっているかと思い、メス改造を施そうと思いました。
男のペニスが大好きな淫乱だったということもありますので、ちょうどよかったです。
ゆくゆくは無能な男性パカ弁を全員メス化して市場に出したいですね。」
ところで、実験費用はどうしているのだろうか。
「実は、私の先輩にあたる方で、いまは業界の関連団体の理事長をやっている者がおるのですが、
彼がこのメスイキ男を気に入りまして、高額で買ってくれたんです。
つまりこの男は彼のモノなんですが、委託されて実験をしています。
なんか団体のウェブサイトで対談したようですし、性的関係だけではない関係が構築されているようですから、よほど気に入ったんでしょうね。」
メス化プロジェクトは緒についたばかりだ。
プロデューサーは、海外への輸出も視野に入れるそうである。
日本発、世界を牽引するかもしれない大プロジェクトに身が震える思いであった。
inspired by https://ensaimada.xyz/test/read.cgi/43044/1604605224/947(魚拓)
タイトルについて
この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。
この作品について
イソフラボンはフラボノイド類(俗に言うポリフェノール)に分類され、大豆などの豆類に多く含まれている。イソフラボン類は豆類においては窒素固定をするための根粒を形成する役割がある。大豆イソフラボンは大豆の中に含まれるイソフラボンのことである。
リンク
- 初出 - デリュケー 初心者投稿スレッド☆1 >>717-718(魚拓)
- 参考記事 - 「大豆イソフラボン」でチョウザメの全メス化に成功!(魚拓)