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その主たるものは動画に対する「'''工作'''」の問題であった。歴代MMD杯においてのランキングの目安となる集計ポイントの判断基準が「マイリストの登録数」のみに限られており、このマイリスト登録数はニコニコのランキング集計システム上の欠陥により工作ツールを利用した操作が容易であるという問題を抱えていた。そのため次第に「応援したい作品を工作し強引にランキング上位に持ち上げる」という行為が横行するようになり、既に第10回辺りからこの問題が顕著になっていたとされている。<ref>ニコニコ大百科には[http://dic.nicovideo.jp/a/mmd杯問題 MMD杯問題]という記事が作成されている。</ref>また、工作された動画は否が応にも批判や中傷の対象となるようになったため、今度は「アンチが蹴落としたい動画をあえて工作して評判を失墜させる」という行為が懸念されるようにもなり、実際にそのようなことが行われ各ジャンルのアンチと信者の間で絶え間ないネガキャン・誹謗中傷・ジャンル対立煽り合戦が展開されるなどやがて泥沼化していった。 | その主たるものは動画に対する「'''工作'''」の問題であった。歴代MMD杯においてのランキングの目安となる集計ポイントの判断基準が「マイリストの登録数」のみに限られており、このマイリスト登録数はニコニコのランキング集計システム上の欠陥により工作ツールを利用した操作が容易であるという問題を抱えていた。そのため次第に「応援したい作品を工作し強引にランキング上位に持ち上げる」という行為が横行するようになり、既に第10回辺りからこの問題が顕著になっていたとされている。<ref>ニコニコ大百科には[http://dic.nicovideo.jp/a/mmd杯問題 MMD杯問題]という記事が作成されている。</ref>また、工作された動画は否が応にも批判や中傷の対象となるようになったため、今度は「アンチが蹴落としたい動画をあえて工作して評判を失墜させる」という行為が懸念されるようにもなり、実際にそのようなことが行われ各ジャンルのアンチと信者の間で絶え間ないネガキャン・誹謗中傷・ジャンル対立煽り合戦が展開されるなどやがて泥沼化していった。 | ||
特に第12回MMD杯は大きな問題になった。この頃、「KADOKAWA([http://www.kadokawagames.co.jp/ 角川ゲームス])」および「DMM.com」がネット上における主だった二次創作・同人活動媒体サイトであった「[[niconico|ニコニコ動画]](ドワンゴ)」、「[[ふたば☆ちゃんねる]]」、「[[Pixiv]]」の運営会社を買収ないし系列企業に収めたうえでこれらのサイト上での宣伝ないし多数種におよぶアンソロジー企画による大手同人サークルの引き抜きが行われた影響によって、両社による提供のブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」(以下:艦これ)の二次創作が盛んになっており、同作品に関連するMMDモデルも多く作られたが、前述のようにドワンゴが角川ゲームス(艦これの開発元)の親会社である株式会社KADOKAWAに経営統合の名の下で買収されたことも背景にあって、この大会では選考委員に[http://dic.nicovideo.jp/a/%E7%AC%AC12%E5%9B%9Emmd%E6%9D%AF KADOKAWAが参加]した上、テーマに「女子力(物理)」といった艦これを連想させるようなものが入っており、さらにマイリスト数上位の動画に与えられる賞の多くを[http://angel-cup.ch2.cc/mmdcup12/ 艦これMMD作品が独占]した為、掲示板など各所で[http://dic.nicovideo.jp/b/a/%E7%AC%AC12%E5%9B%9Emmd%E6%9D%AF/511- 「これは角川・DMMによる出来レースだ」という疑惑や不満が噴出]。この流れは第13回MMD杯でも続き、テーマに「海」とまたもや艦これを連想させるものが入っていたほか、MMD杯のリアルタイムデータを解析・閲覧できるサイト「Angel-Cup」の外部リンクに艦これ系まとめブログの「艦これまとめ速報~かん速~」が薄い文字で追加されるという[ | 特に第12回MMD杯は大きな問題になった。この頃、「KADOKAWA([http://www.kadokawagames.co.jp/ 角川ゲームス])」および「DMM.com」がネット上における主だった二次創作・同人活動媒体サイトであった「[[niconico|ニコニコ動画]](ドワンゴ)」、「[[ふたば☆ちゃんねる]]」、「[[Pixiv]]」の運営会社を買収ないし系列企業に収めたうえでこれらのサイト上での宣伝ないし多数種におよぶアンソロジー企画による大手同人サークルの引き抜きが行われた影響によって、両社による提供のブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」(以下:艦これ)の二次創作が盛んになっており、同作品に関連するMMDモデルも多く作られたが、前述のようにドワンゴが角川ゲームス(艦これの開発元)の親会社である株式会社KADOKAWAに経営統合の名の下で買収されたことも背景にあって、この大会では選考委員に[http://dic.nicovideo.jp/a/%E7%AC%AC12%E5%9B%9Emmd%E6%9D%AF KADOKAWAが参加]した上、テーマに「女子力(物理)」といった艦これを連想させるようなものが入っており、さらにマイリスト数上位の動画に与えられる賞の多くを[http://angel-cup.ch2.cc/mmdcup12/ 艦これMMD作品が独占]した為、掲示板など各所で[http://dic.nicovideo.jp/b/a/%E7%AC%AC12%E5%9B%9Emmd%E6%9D%AF/511- 「これは角川・DMMによる出来レースだ」という疑惑や不満が噴出]。この流れは第13回MMD杯でも続き、テーマに「海」とまたもや艦これを連想させるものが入っていたほか、MMD杯のリアルタイムデータを解析・閲覧できるサイト「Angel-Cup」の外部リンクに艦これ系まとめブログの「艦これまとめ速報~かん速~」が薄い文字で追加されるという[https://i.imgur.com/mgW0O9D.jpg どこかの無能]を髣髴とさせるような所業が問題となり、とうとう[http://angel-cup.ch2.cc/mmdcup13/ 上位3位どころか7位まで艦これ動画が独占する]までに至り、ついには一部の視聴者から[http://dic.nicovideo.jp/b/a/%E7%AC%AC13%E5%9B%9Emmd%E6%9D%AF/1- 「DMM杯」と揶揄される]ようになってしまった。 | ||
これらの問題の根底にはMMD杯外の各所でも問題となっていた各ジャンル同士の対立煽りの空気があり、その結果MMD杯は「容易に操作可能な数字で決着をつける」という大会の特性に目を付けた信者・アンチ・愉快犯による工作合戦・コメント荒らし等の行為で大荒れの様相と化し、いつしかMMD杯は「誰が優勝しても喜べない」大会となってしまっていた。 | これらの問題の根底にはMMD杯外の各所でも問題となっていた各ジャンル同士の対立煽りの空気があり、その結果MMD杯は「容易に操作可能な数字で決着をつける」という大会の特性に目を付けた信者・アンチ・愉快犯による工作合戦・コメント荒らし等の行為で大荒れの様相と化し、いつしかMMD杯は「誰が優勝しても喜べない」大会となってしまっていた。 | ||
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==== 早朝ランキングカラコロ事件 ==== | ==== 早朝ランキングカラコロ事件 ==== | ||
2月25日、0.3%ニキがニコニコ動画のランキングを利用して[[唐澤貴洋殺す|神聖六文字]]を完成させた<ref> | 2月25日、0.3%ニキがニコニコ動画のランキングを利用して[[唐澤貴洋殺す|神聖六文字]]を完成させた<ref>https://i.imgur.com/8KfwObn.png</ref>。これによりなんJ民および恒心教徒は一瞬湧き立ち0.3%ニキを認めるようになるも、その後ニコニコ運営が突如プロキシ規制を実施し、0.3%ニキはマイリスを増やせない状況に追い込まれた<ref>https://web.archive.org/web/20150712074159/https://twitter.com/JAAAAAAAAAAPwww/status/570736949595471872 https://web.archive.org/web/20150712074233/https://twitter.com/JAAAAAAAAAAPwww/status/571049014491131904</ref>。この時なんJでの伝言ゲームで齟齬が発生し、「0.3%ニキはアカウントを凍結され、他ジャンルに増やした分を減らせなくなり、敵に塩を送った」という情報が伝わった結果0.3%ニキの信用はなんJで失墜した。MMD杯での優勝はおろか入賞自体危ぶまれる状態になり、全体的に敗戦ムードが漂うこととなる。 | ||
しかし一方で無名の工作員による地道な工作活動が続けられ、25日を境に脱糞、無人島、悪魔、カラトラマンの票の伸びが徐々に加速し始めた。 | しかし一方で無名の工作員による地道な工作活動が続けられ、25日を境に脱糞、無人島、悪魔、カラトラマンの票の伸びが徐々に加速し始めた。 | ||
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=== 閉会式・結果発表 === | === 閉会式・結果発表 === | ||
以上のように尊師動画は工作の力を借りながらも上位を独占したが、カラトラマン以外は公序良俗に反する可能性があり、そもそも最終的には運営陣の判断により決まるので表彰では除外される可能性もあった。しかし前述のビームマンPの発言や、また今更になって「除外が行われる時は大会期間中に通知がある」という事が判明しその可能性はほぼなくなる。ちなみに余談であるが3月4日には週刊アスキー誌面上にて「悪魔」が取り上げられ、「ヤバゲ」という編集部からのコメントが付く珍事が発生した<ref>[ | 以上のように尊師動画は工作の力を借りながらも上位を独占したが、カラトラマン以外は公序良俗に反する可能性があり、そもそも最終的には運営陣の判断により決まるので表彰では除外される可能性もあった。しかし前述のビームマンPの発言や、また今更になって「除外が行われる時は大会期間中に通知がある」という事が判明しその可能性はほぼなくなる。ちなみに余談であるが3月4日には週刊アスキー誌面上にて「悪魔」が取り上げられ、「ヤバゲ」という編集部からのコメントが付く珍事が発生した<ref>[https://i.imgur.com/1pkhX5Y.png 画像]</ref>。 | ||
そして[[3月7日]]21時に生放送が開始し、閉会式・結果発表が行われ、結局そのまま上記のランキング通りに優勝、準優勝、敢闘賞を独占し、最初期から提言されていた以下のコピペ通りになった。 | そして[[3月7日]]21時に生放送が開始し、閉会式・結果発表が行われ、結局そのまま上記のランキング通りに優勝、準優勝、敢闘賞を独占し、最初期から提言されていた以下のコピペ通りになった。 |