細
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また唐澤貴洋は、唐澤貴洋カードと一緒に投稿されていた[[長谷川亮太]]を中傷するカードには削除要求をしなかったことから、依頼人を見捨てて自分のカードだけ圧力をかけて削除している悪徳弁護士、と批判された。この一件は、初めて長谷川の件とは関係無いところで弁護士が動いたことで、弁護士個人の挙動に焦点が当たる機会をわざわざ作ってしまった。 | また唐澤貴洋は、唐澤貴洋カードと一緒に投稿されていた[[長谷川亮太]]を中傷するカードには削除要求をしなかったことから、依頼人を見捨てて自分のカードだけ圧力をかけて削除している悪徳弁護士、と批判された。この一件は、初めて長谷川の件とは関係無いところで弁護士が動いたことで、弁護士個人の挙動に焦点が当たる機会をわざわざ作ってしまった。 | ||
カード削除を契機に、唐澤側のネタは増える一方であり4月23日には弁護士[[小倉秀夫]]が唐澤貴洋を馬鹿にしたツイート「[[宣伝しか呟かない法律事務所というのも凄いなあ。]]」が発掘されてしまう。 | |||
第二のきっかけは、[[7年前開示事件]]である。4月24日、唐澤貴洋は[[西村博嗣|ある学生]]から依頼を受けて開示請求を行ったのだが、その対象のスレは(2012年当時から数えて7年昔の)2005年のものであり、2chの場合IPアドレスログは破棄されてしまっていて当然のものであった。 | 第二のきっかけは、[[7年前開示事件]]である。4月24日、唐澤貴洋は[[西村博嗣|ある学生]]から依頼を受けて開示請求を行ったのだが、その対象のスレは(2012年当時から数えて7年昔の)2005年のものであり、2chの場合IPアドレスログは破棄されてしまっていて当然のものであった。 | ||
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これによって、唐澤貴洋は完全になんJ全体と敵対してしまった。3月のIP開示を経験し、実害がまるでない<ref>電話番号だけ分かっても氏名は分からないのと同じで、唐澤貴洋がIPを開示しただけで後のこと(IPからの発信者の特定、その後の訴訟)を何もしなかったため。ちなみに自分のことに関しては後々になって特定→訴訟をしている([[300万騒動]])が、遅きに失した</ref>ことを知ったなんJ民にとって、これは火に油を注いだだけに過ぎなかった。 | これによって、唐澤貴洋は完全になんJ全体と敵対してしまった。3月のIP開示を経験し、実害がまるでない<ref>電話番号だけ分かっても氏名は分からないのと同じで、唐澤貴洋がIPを開示しただけで後のこと(IPからの発信者の特定、その後の訴訟)を何もしなかったため。ちなみに自分のことに関しては後々になって特定→訴訟をしている([[300万騒動]])が、遅きに失した</ref>ことを知ったなんJ民にとって、これは火に油を注いだだけに過ぎなかった。 | ||
なんJは唐澤貴洋による開示を狙うものたちによる誹謗中傷やネタ投稿、[[サジェスト汚染]] | なんJは唐澤貴洋による開示を狙うものたちによる誹謗中傷やネタ投稿、[[サジェスト汚染]]で溢れ、騒ぎは鎮火どころかさらに燃え広がっていった。開示を恐れなくなっていたなんJ民達は、どの程度の誹謗中傷なら開示されないのかという滅茶苦茶なチキンレースで遊び始めるようになる。いつしか長谷川亮太よりも唐澤貴洋への誹謗中傷が激増、定着していくこととなっていった。その結果、時間が解決していたはずの長谷川亮太炎上騒動は最悪の結果を招くこととなる。 | ||
この両者の炎上騒動は後に[[ハセカラ騒動]] | この両者の炎上騒動は後に[[ハセカラ騒動]]、チンパカ騒動などと名付けられ、今日まで燃え続けている。一匿名掲示板の中だけには収まらない、多数の現実社会の人間と組織を巻き込んだ、長く壮大な炎上の幕が開けたのである。 | ||
=== 前恒心時代の文化 === | === 前恒心時代の文化 === | ||
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上述の「遊戯王カードジェネレーター」に唐澤貴洋を馬鹿にした作品が多数投稿されたことで、ここに最初の[[芸術路線]]が誕生した。10月には自動作曲システム「[[Orpheus]]」がブームとなり、これを利用して[[パカソン]]と呼ばれる唐澤貴洋や長谷川亮太を誹謗中傷する曲が大量に作成されるようになった。Orpheus開発チームの[[嵯峨山茂樹]]教授は不穏すぎる楽曲は削除していたものの、一方で技術やセンスを認めた上で隔離しその中で作成を黙認する方針を取ったためパカソンは大量に作成され、誹謗中傷の域を越えたクオリティーに成長し芸術路線を支えた。パカソンは[[大犯罪者デグニキ]]らによって[[ニコニコ動画]]に転載され布教に効果をあげた。 | 上述の「遊戯王カードジェネレーター」に唐澤貴洋を馬鹿にした作品が多数投稿されたことで、ここに最初の[[芸術路線]]が誕生した。10月には自動作曲システム「[[Orpheus]]」がブームとなり、これを利用して[[パカソン]]と呼ばれる唐澤貴洋や長谷川亮太を誹謗中傷する曲が大量に作成されるようになった。Orpheus開発チームの[[嵯峨山茂樹]]教授は不穏すぎる楽曲は削除していたものの、一方で技術やセンスを認めた上で隔離しその中で作成を黙認する方針を取ったためパカソンは大量に作成され、誹謗中傷の域を越えたクオリティーに成長し芸術路線を支えた。パカソンは[[大犯罪者デグニキ]]らによって[[ニコニコ動画]]に転載され布教に効果をあげた。 | ||
[[事実追求路線]]も発展し、9月26日には[[住所でポン!]]により唐澤貴洋の父[[唐澤洋]]の家であり唐澤貴洋の実家とされる[[田園調布サティアン]]が、10月19日にはその唐澤洋の顔写真が特定された。長谷川亮太サイドでは3月15日になんJ民[[朝倉恭介]]によって長谷川亮太の顔写真が開示され、実家も自分語りをもとに[[ちばけんま特定の軌跡|千葉県松戸市六高台2-78-3(ちばけんま)と推定された]]。[[ちばけんま]]は2013年4月7日に長谷川亮太の元同級生[[佐伯星香]] | [[事実追求路線]]も発展し、9月26日には[[住所でポン!]]により唐澤貴洋の父[[唐澤洋]]の家であり唐澤貴洋の実家とされる[[田園調布サティアン]]が、10月19日にはその唐澤洋の顔写真が特定された。長谷川亮太サイドでは3月15日になんJ民[[朝倉恭介]]によって長谷川亮太の顔写真が開示され、実家も自分語りをもとに[[ちばけんま特定の軌跡|千葉県松戸市六高台2-78-3(ちばけんま)と推定された]]。[[ちばけんま]]は2013年4月7日に長谷川亮太の元同級生[[佐伯星香]]がtwitterで事実であることを証言したため確定することとなる。 | ||
===恒心教の成立=== | ===恒心教の成立=== | ||
[[ファイル:Chibakenma-03.jpg|thumb|200px|聖地ちばけんま]] | [[ファイル:Chibakenma-03.jpg|thumb|200px|聖地ちばけんま]] | ||
そして、この文化にはコンテンツとしての新しい名前が与えられた。それが「恒心教」である。 | |||
恒心教の始まりは無差別開示と同時期に起きていたなんJでのオウムネタブームが関与している。当時、「[[NHKスペシャル 未解決事件 File.02 オウム真理教]]」(5月26日放送)をきっかけとしてなんJでは[[オウム真理教]]・[[麻原彰晃]]ネタが流行しており、当時は唐澤貴洋に対するサジェスト汚染が活発であったことから汚染ワードとして多く用いられた。これが唐澤貴洋ネタと融合し「[[尊師]]」が唐澤貴洋の愛称として定着、そして「尊師」の愛称と共に「恒心教」という単語も誕生したとみられる。 | 恒心教の始まりは無差別開示と同時期に起きていたなんJでのオウムネタブームが関与している。当時、「[[NHKスペシャル 未解決事件 File.02 オウム真理教]]」(5月26日放送)をきっかけとしてなんJでは[[オウム真理教]]・[[麻原彰晃]]ネタが流行しており、当時は唐澤貴洋に対するサジェスト汚染が活発であったことから汚染ワードとして多く用いられた。これが唐澤貴洋ネタと融合し「[[尊師]]」が唐澤貴洋の愛称として定着、そして「尊師」の愛称と共に「恒心教」という単語も誕生したとみられる。 |