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森公高は憂鬱であった。 | 森公高は憂鬱であった。 | ||
それは会長としての仕事が彼の手に余るとか、彼を上回る実力を持った人物が彼を追い落とそうとしているとか、そのような事が原因ではない。 | それは会長としての仕事が彼の手に余るとか、彼を上回る実力を持った人物が彼を追い落とそうとしているとか、そのような事が原因ではない。 | ||
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攻撃材料ばかりだな、とか件の手下には特別手当てをたっぷり出してやろう、などと考えながら彼は動画をもう一度最初から再生することにした。 | 攻撃材料ばかりだな、とか件の手下には特別手当てをたっぷり出してやろう、などと考えながら彼は動画をもう一度最初から再生することにした。 | ||
これは非常に汚く臭く、呆れ果てるような代物ではあったが、少なくとも退屈なものではなかったのだから。 | これは非常に汚く臭く、呆れ果てるような代物ではあったが、少なくとも退屈なものではなかったのだから。 | ||
(2/8) | |||
動画は洋、貴洋、山本の見るに耐えない三連直ケツセックスで始まった。 | 動画は洋、貴洋、山本の見るに耐えない三連直ケツセックスで始まった。 | ||
山本の巨大なイチモツが貴洋の肥大した臀部に隠された菊門に容赦なく叩きつけられ、その衝撃は貴洋の体を揺らしながら貴洋のポークビッツを介して洋へと伝わっていく。 | 山本の巨大なイチモツが貴洋の肥大した臀部に隠された菊門に容赦なく叩きつけられ、その衝撃は貴洋の体を揺らしながら貴洋のポークビッツを介して洋へと伝わっていく。 | ||
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貴洋は目覚めるとそう言い放ち直ぐに日課のアイドル鑑賞を始めた。 | 貴洋は目覚めるとそう言い放ち直ぐに日課のアイドル鑑賞を始めた。 | ||
洋が産んだ卵を用いた朝食を食べるまで、貴洋はアイドル鑑賞を止めようともしなかった。 | 洋が産んだ卵を用いた朝食を食べるまで、貴洋はアイドル鑑賞を止めようともしなかった。 | ||
(3/8) | |||
午前10時の事である。 | 午前10時の事である。 | ||
法律事務所は営業を開始した。 | 法律事務所は営業を開始した。 | ||
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彼はまた虚構の勝利を手にしたのである。 | 彼はまた虚構の勝利を手にしたのである。 | ||
その後幾つかIPを開示すると、彼は満足して再びアイドル鑑賞を始めたのだった。 | その後幾つかIPを開示すると、彼は満足して再びアイドル鑑賞を始めたのだった。 | ||
(4/8) | |||
洋が産んだカレーうどんを昼食として喰らった貴洋は彼が言うところの長時間労働(2時間)を終え、もう11月も下旬になろうというのに褌一丁で外出していた。 | 洋が産んだカレーうどんを昼食として喰らった貴洋は彼が言うところの長時間労働(2時間)を終え、もう11月も下旬になろうというのに褌一丁で外出していた。 | ||
彼が一人で出歩くことに関して事務所の各員は特になにも言わないし、貴洋はそれを自立の証として捉えているので気にも留めていない。 | 彼が一人で出歩くことに関して事務所の各員は特になにも言わないし、貴洋はそれを自立の証として捉えているので気にも留めていない。 | ||
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公園に無能ボイスが響き渡り、今日の昼食のカレーが再生産される。 | 公園に無能ボイスが響き渡り、今日の昼食のカレーが再生産される。 | ||
午後3時34分の事であった。 | 午後3時34分の事であった。 | ||
(5/8) | |||
午後5時の事である。 | 午後5時の事である。 | ||
学校帰りの女子中学生を襲おうとした貴洋は射殺されていた。 | 学校帰りの女子中学生を襲おうとした貴洋は射殺されていた。 | ||
82行目: | 83行目: | ||
彼は血塗れの豚肉(38)を引き摺って事務所へと帰っていった。 | 彼は血塗れの豚肉(38)を引き摺って事務所へと帰っていった。 | ||
虎ノ門のいつもの夕暮れであった。 | 虎ノ門のいつもの夕暮れであった。 | ||
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午後6時の事である。 | 午後6時の事である。 | ||
洋は今晩の夕飯のコロッケを作るべく茹でたじゃがいもを彼のアナルに入れ、山本が手に持っているアナルバイブにより潰そうとしていた。 | 洋は今晩の夕飯のコロッケを作るべく茹でたじゃがいもを彼のアナルに入れ、山本が手に持っているアナルバイブにより潰そうとしていた。 | ||
110行目: | 111行目: | ||
山本はキッチンタイマーを5分にセットし、コロッケの調理を終えた山岡と雑談に興じ始めた。 | 山本はキッチンタイマーを5分にセットし、コロッケの調理を終えた山岡と雑談に興じ始めた。 | ||
内容は今日のニュースや政治情勢、法律の話などごくごく普通のものだった。 | 内容は今日のニュースや政治情勢、法律の話などごくごく普通のものだった。 | ||
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5分後、洋の普段から異様に膨れている腹は更に巨大なものとなっていた。 | 5分後、洋の普段から異様に膨れている腹は更に巨大なものとなっていた。 | ||
「早く生まれると良いですね。」 | 「早く生まれると良いですね。」 | ||
129行目: | 130行目: | ||
動画はこのあと夕飯の風景を写して終わっている。夕飯は面白味もない、ごく普通のものだ。精々貴洋が脱糞した位で他に特筆すべき事はなかった。 | 動画はこのあと夕飯の風景を写して終わっている。夕飯は面白味もない、ごく普通のものだ。精々貴洋が脱糞した位で他に特筆すべき事はなかった。 | ||
(8/8) | |||
森公高は溜め息をついた。 | 森公高は溜め息をついた。 | ||
それは先程まで画面に写っていた脱糞弁護マンに対してのものなのか、厚史を始末させた過去の自分に対してのものなのか、彼自身にもわからない。 | それは先程まで画面に写っていた脱糞弁護マンに対してのものなのか、厚史を始末させた過去の自分に対してのものなのか、彼自身にもわからない。 |