「そのツイート炎上します!/本文」の版間の差分

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 ただし、その前提となる情報が間違っているという想像はできなかったのでしょうか。事務所や本人は重ねて事実無根であるとの声明を出しましたが、デマを盲信した人はその打ち消しに貸す耳を持ちませんでした。それもすべて'''間違った正義感が起こした炎上'''と言えるでしょう。<br>
 ただし、その前提となる情報が間違っているという想像はできなかったのでしょうか。事務所や本人は重ねて事実無根であるとの声明を出しましたが、デマを盲信した人はその打ち消しに貸す耳を持ちませんでした。それもすべて'''間違った正義感が起こした炎上'''と言えるでしょう。<br>
 この事件は最終的に19人もの検挙者を出しました。詳しくはこの後の対談をご覧ください。
 この事件は最終的に19人もの検挙者を出しました。詳しくはこの後の対談をご覧ください。
炎上を焚きつける外野の存在
 ネットへの書き込みは匿名性が高いものです。ただし、完全な匿名とは少し違います。それを過信している方も多いようで、誹謗中傷を書き込んで実際に検挙される人が後を絶ちません。<br>
 匿名性の高い掲示板で、炎上を加速させるエッセンスの一つとして、'''炎上を面白がる外野の存在'''が欠かせません。<br>
 私の例を見てもわかるように、一旦炎上すると、それを燃やし続けるために、次々と燃料が投下される必要があります。<br>
 燃料とは何でしょう。私の場合は私自身の盗撮写真であったり、事務所へのいたずらであったり、殺害予告であったりします。それらの材料(燃料)を投下すると、そのコミュニティでは英雄になれます。外野はそれを賞賛して、それと同時にあらたなる次の刺激を欲します。<br>
 その結果、私に対する攻撃は次第にエスカレートしました。<br>
 ついには実家近くにあった家族の墓地に立っていた墓石に白いペンキを塗られました。さらには「貴洋」と書かれた写真がアップされたときには大きな衝撃と悲しみを覚えました。<br>
 基本的にこれらの'''継続的な炎上はいじめの構造と同じ'''です。いちど悪意を持たれたらずっと目をつけられる。学校でのいじめがなかなか終わらないのと一緒です。<br>
 では、どうしたらいじめは終わるのか。いじめるほうが自発的にいじめをやめる理由は、飽きる以外ありません。学校でのいじめのターゲットが次々と移っていくのと同じで、'''対象は誰でもいい'''のです。私の場合もたまたまその対象に選ばれてしまったのです。<br>
 タイミングと言えば、「不謹慎」と言うワードも大事な鍵となります。<br>
 例えば、地震などの天災のあとは必ず騒ぎがおこります。タレントがなにを投稿しても不謹慎だと叩かれることもあります。<br>
 これは被災者よりも当事者以外が怒っていることが多いのが印象的です。こうあるべきだという自分の規範から外れた他人の行為を正義感や怒りに基づき糾弾するのです。<br>
ルールやマナーと妬み
 ルールやマナーに対する話題も炎上を起こしやすいものです。<br>
 例えばあるモデルがアーティストのライブに行ったところ、アーティストの目の前で見える最前列という特等席にもかかわらず、自分たちのインスタグラムに載せる動画撮影に集中しすぎてステージに背を向け、怒ったアーティストがタオルを投げつけたという出来事がありました。<br>
 この件はまずアーティストの気分が{{原文ママ|「を」の間違い。}}害したタレントの行為への批判から始まりました。同時に、ライブ中のアーティストへの'''リスペクトが欠けているといったマナー違反も炎上の材料'''となります。いい思いをしている有名人は叩いてもいいと思っているのか、積極的に炎上させられる傾向があります。<br>
 「自分よりもいい思いをしている」という妬みは炎上のもう一つのキーワードです。<br>
 ベビーカー問題も根っこは同じかもしれません。<br>
 満員電車で辛い思いをしているのに、広いスペースを使いやがってという気持ちがどこかにあるからでしょう。自分が狭い思いをしているのだから、みんながこの苦痛を同じように甘受すべきであると。<br>
 この世の中の'''不寛容さが炎上を起こしている'''とも言えます。<br>


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