唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/オウム真理教の幹部・信者一覧
当記事では、オウム真理教に所属していた幹部・信者の一覧、及び個々人の簡単な解説を記載する。
概要
新興宗教団体のオウム真理教は、地下鉄サリン事件などの多数の犯罪行為や、「修行」と称される常軌を逸した奇行で知られる、はっきり言って異常なキチガイカルトとして世間から恐怖や憎悪の感情を向けられている。
その一方、ネット民の一部には「オウマー」と呼ばれる、オウムの異常さを「面白さ」と捉え、不謹慎ネタとして嗜むもの達も存在する。
オウマーにとっての主なネタには、オウムが作った歌やアニメはもちろん、それらの製作や、前述のサリン事件などに関与した幹部や信者も含まれる。
彼らは麻原彰晃旧尊師に引けを取らないキャラクター性を持つものが多く、幹部一人に対して深く研究や追っかけを行うもの(上祐ギャルなど)まで発生している。
これは「オウムの派生団体」を自称する恒心教においても例外ではなく、恒心教徒の一部には、オウムとの繋がりを重視し、彼らを冗談半分で神聖視したり、ハセカラファミリー達との共通点について研究する[1]ものもいる。
こうしたことから、恒心教徒がオウムの幹部・信者に関する知識をある程度有することは、ハセカラ騒動をより深く嗜むことにも繋がると考えられ、この記事は執筆された。
なお、オウムの階級(ステージ)は大まかに「尊師→正大師→正悟師→師→サマナ→在家信者」に分けられるが[2]、当記事では基本的に「正悟師」以下のもの達を解説する。
「尊師」については麻原彰晃を、「正大師」についてはこちらを参照。
正悟師
アーナンダ正悟師
- 本名:井上嘉浩
- 役職:諜報省長官[4]
- 現職:元死刑囚
- 関与した事件:会社員VX殺害事件、地下鉄サリン事件、都庁郵便爆弾事件ほか
- 刑罰:死刑、執行済み
- その他
- 旧尊師への帰依が人一倍強かったが、彼からは頻繁に体罰や叱責を受けていた。
- 逮捕後は反麻原を演じ、一審では無期懲役を言い渡されるが、検察からの控訴や他の幹部の証言でボロが出てしまい、最期は死刑に処された。
アパーヤージャハ正悟師
- 本名:青山吉伸
- 役職:法務省大臣
- 現職:不明(元弁護士)
- 関与した事件:滝本太郎弁護士サリン襲撃事件、宮崎県資産家拉致事件、公証人役場事務長逮捕監禁致死事件
- 刑罰:懲役12年、出所済み
- その他
ヴァジラチッタ・アティ・アッサージ正悟師
ヴァジラティクシュナー正悟師
ウルヴェーラ・カッサパ正悟師
クシティガルバ正悟師
クリシュナナンダ正悟師
- 本名:林郁夫
- 役職:治療省大臣
- 現職:受刑者
- 関与した事件:公証人役場事務長逮捕監禁致死事件、地下鉄サリン事件ほか
- 刑罰:無期懲役
- その他
ジーヴァカ正悟師長
師
ヴィサーカー師
ポーシャ師長補
- 本名:平田信
- 役職:車両省次官
- 現職:不明
- 関与した事件:公証人役場事務長逮捕監禁致死事件、島田裕巳宅爆弾事件、東京総本部火炎瓶投擲事件
- 刑罰:懲役9年、出所済み
- その他
その他
北澤優子
マハー・アングリマーラ大師
出典・註釈
- ↑ 「村井秀夫と福山紘基」が特に有名
- ↑ なお、ステージは時期によってコロコロ変わっており、例として正大師発足前は「大師」が尊師に次ぐステージだった
- ↑ オウム真理教 井上嘉浩死刑囚の死刑を執行(18/07/06)
- ↑ なお、諜報省における名目上の責任者(大臣)であるスヴァーハー正大師(松本聡香)はまだ未成年であったため、彼が事実上の責任者であった
- ↑ 正大師は全員脱退、または死亡している
- ↑ オウム真理教・麻原彰晃、被害妄想により過激思考へ(魚拓)
- ↑ なお、それらのほとんどは旧尊師の名義で発表されている
- ↑ オウム真理教事件 死刑執行(魚拓) - NHK
- ↑ 9.0 9.1 旧・厚生省の大臣(ジーヴァカ正悟師長)と次官(クシティガルバ正悟師)の不仲により、第一と第二に分裂した
- ↑ 「先生…」この呼び方が、林郁夫をオウム真理教から人間に戻した
- ↑ 遠藤元死刑囚の遺体搬送 東京拘置所(魚拓)
- ↑ オウム元幹部・平田信が出所 交流を続ける遺族が語る「信じられる人だと思う」(魚拓)
- ↑ 同署には、オウム事件警視庁特別捜査本部が置かれていた
- ↑ 岡崎一明死刑囚ら残る6人の刑執行 四半世紀経て事件終結(魚拓)
- ↑ 省庁制発足前に脱走したため