恒心文庫:心理的瑕疵物件
本文
八雲法律事務所は定期的に事務所をうつす風変わりな事務所である、次の住処としたのは神田平沼ビルであった。
裕明はここを契約し、何もない殺風景な部屋で1人瞑想に耽っていた。裕明の第六感が活性化する、間違いない、ここは心理的瑕疵物件だと、すぐに除霊をしなければならない。
裕明は貧乏学生時代、瑕疵物件での心霊現象に悩まされていたのだが、住んでいたところでスカトロホモセックスをした途端パッタリと心霊現象が止んだので、この行為には魔を払う力があると信じて疑わない、今からここで除霊を始める。
裕明は小林と阿部以外の弁護士をすぐさま呼び寄せた、これは業務命令である。
各位いちじく浣腸を購入し早急に新しい事務所に来るようにとメールを入れた。
すぐさま弁護士達が平沼ビルに陸続と雪崩れ込んだ。部屋に入るや否や皆が服を脱ぎ全裸になる、そして持ってきたいちじく浣腸を互いに打ち込み合う、裕明を含めた全員の腹が雷が轟くのかの如くゴロゴロとなり始める
皆のダムは決壊寸前だ、笠置が先陣を切って裕明に己が腸内の用済みの排泄物を肛門から噴出させ裕明に浴びせる。それを鏑矢の合図かの如く皆が一斉に裕明に糞便を浴びせかけ始めた、戦の如きスカトロホモセックスの幕が切って落とされた。
互いがぶちまけた糞尿を掬い上げ塗り合い口に含ませ口を吸い合い盛り合う。
糞尿がローションの代わりとなりあっさりとケツの出口への侵入を許す。いや、今はここは出口ではなく入口なのだ。
まっさらの床や壁を茶色や黄土色で汚しつつ皆で盛り合う、他人の糞尿に塗れ鈴口もケツも口にもマラを突っ込まれ快楽の絶頂に身を震わせる裕明。この部屋に巣食う妖共よ我々のこの生命に溢れる行為を見よ、実態がなく人を驚かすことにしか能がない貴様らが生気溢れる我々に手出しすることはできないのだ。全員が糞尿と精子まみれになった後適当に体を拭い服を着て皆が帰って行った。
体を洗ってないのでその臭気は相当なもので有る。皆が帰った後裕明は清掃業者を呼び、この大惨事の現場の掃除の手筈を整えた後満足げに帰っていった。
尚、平沼ビルが本当に心理的瑕疵物件であったかどうかは定かではない。
タイトルについて
この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。
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