「唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/オウム真理教の幹部・信者一覧」の版間の差分
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**現在は宗教活動から離れ、ホームレス支援活動やオウム事件被害者賠償を行っている。 | **現在は宗教活動から離れ、ホームレス支援活動やオウム事件被害者賠償を行っている。 | ||
=== ヴァジラ・ティッサ正悟師 === | |||
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*本名:中川智正 | |||
*{{wpl|省庁制 (オウム真理教)|役職}}: 法皇内庁長官 | |||
*現職:元死刑囚 | |||
*関与した事件:{{wpl|坂本弁護士一家殺害事件}}、{{wpl|松本サリン事件}}、{{wpl|地下鉄サリン事件}}ほか | |||
*刑罰:死刑、執行済み | |||
*その他 | |||
**医師の資格を持った信者で、ふとしたきっかけで麻原のヨガ道場に誘い込まれ入信、旧尊師の主治医となった。 | |||
**長く側近として活躍するもミスも多く、正悟師になったのは{{wpl|地下鉄サリン事件}}の3日前になってから。 | |||
**クシティガルバ正悟師と共に、サリンやVXガスを製造、また彼と不仲であったジーヴァカ正悟師長との仲裁役でもあった。 | |||
**裁判で認定された25人ポアは正悟師の中でも最大人数であり、オウム全体としても麻原旧尊師、マンジュシュリー・ミトラ正大師([[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/村井秀夫|村井秀夫]])、ミラレパ正大師({{wpl|新実智光}})に次ぐ4位 | |||
**死刑確定後も{{wpl|金正男暗殺事件}}の際にコメントするなど、毒物学者と交流があった。 | |||
=== ウルヴェーラ・カッサパ正悟師 === | === ウルヴェーラ・カッサパ正悟師 === | ||
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**[[北海道]]出身。 | **[[北海道]]出身。 | ||
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* | *本名:{{wpl|早川紀代秀}} | ||
*{{wpl|省庁制 (オウム真理教)|役職}} | *{{wpl|省庁制 (オウム真理教)|役職}}:建設省大臣 | ||
*現職:元死刑囚 | *現職:元死刑囚 | ||
*関与した事件:{{wpl| | *関与した事件:{{wpl|オウム真理教男性信者殺害事件|男性信者殺害事件}}、{{wpl|坂本弁護士一家殺害事件}}、{{wpl|自動小銃密造事件}}ほか | ||
*刑罰:死刑、執行済み | *刑罰:死刑、執行済み | ||
*その他 | *その他 | ||
** | **教団施設([[サティアン]])の建設などを担当した。 | ||
** | **旧尊師より歳上で、彼を叱責したこともあったため、一部で「オウムナンバー2」と言われたが本人は否定<ref>実際のナンバー2はマンジュシュリー・ミトラ正大師([[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/村井秀夫|村井秀夫]])とされている</ref>。 | ||
** | **オウム死刑囚の正悟師の中では、唯一{{wpl|地下鉄サリン事件}}に関与していない<ref>事件当日はロシアに居たため</ref> | ||
== 師 == | == 師 == |
2022年7月14日 (木) 14:59時点における版
当記事では、恒心教の前身とされるオウム真理教に所属していた幹部・信者の一覧、及び個々人の簡単な解説を記載する。
概要
新興宗教団体のオウム真理教は、地下鉄サリン事件などの多数の犯罪行為や、「修行」と称される常軌を逸した奇行で知られる、はっきり言って異常なキチガイカルトとして世間から恐怖や憎悪の感情を向けられている。
その一方、ネット民の一部には「オウマー」と呼ばれる、オウムの異常さを「面白さ」と捉え、不謹慎ネタとして嗜むもの達も存在する。
オウマーにとっての主なネタには、オウムが作った歌やアニメはもちろん、それらの製作や、前述のサリン事件などに関与した幹部や信者も含まれる。
彼らは麻原彰晃旧尊師に引けを取らないキャラクター性を持つものが多く、幹部一人に対して深く研究や追っかけを行うもの(上祐ギャルなど)まで発生している。
これは「オウム真理教の正当なる後継団体」を自称する恒心教においても例外ではなく、恒心教徒の一部には、オウムとの連続性を重視し、彼らを冗談半分で神聖視したり、ハセカラファミリー達との共通点について研究する[1]ものもいる。オウム真理教徒として得た正大師・正悟師が恒心教においても有効かは諸説あるが、繋がりを重視する教徒は当然に有効視する。
こうしたことから、恒心教徒がオウムの幹部・信者に関する知識をある程度有することは、ハセカラ騒動をより深く嗜むことにも繋がると考えられ、この記事は執筆された。また恒心教と同じくオウム真理教の後継団体を称し、恒心教とはいわば「兄弟」ともいうべきAlephについても少し触れる。
なお、オウムの階級(ステージ)は大まかに「尊師→正大師→正悟師→師→サマナ→在家信者」に分けられるが[2]、当記事では基本的に「正悟師」以下のもの達を解説する。
「尊師」については麻原彰晃を、「正大師」についてはこちらを参照。
正悟師
アーナンダ正悟師
- 本名:井上嘉浩
- 役職:諜報省長官[4]
- 現職:元死刑囚
- 関与した事件:会社員VX殺害事件、地下鉄サリン事件、都庁郵便爆弾事件ほか
- 刑罰:死刑、執行済み
- その他
- 旧尊師への帰依が人一倍強かったが、彼からは頻繁に体罰や叱責を受けていた。
- 逮捕後は反麻原を演じ、一審では無期懲役を言い渡されるが、検察からの控訴や他の幹部の証言でボロが出てしまい、最期は死刑に処されポアされた。
- 旧尊師非詐病説を取る場合、彼の反旗が旧尊師を発狂させたとも言われている。ただし現在では詐病説が優勢。
アパーヤージャハ正悟師
- 本名:青山吉伸
- 役職:法務省大臣
- 現職:不明(元弁護士)
- 関与した事件:滝本太郎弁護士サリン襲撃事件、宮崎県資産家拉致事件、公証人役場事務長逮捕監禁致死事件
- 刑罰:懲役12年、出所済み
- その他
ヴァジラチッタ・アティ・アッサージ正悟師
ヴァジラティクシュナー正悟師
ヴァジラ・ティッサ正悟師
- 本名:中川智正
- 役職: 法皇内庁長官
- 現職:元死刑囚
- 関与した事件:坂本弁護士一家殺害事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件ほか
- 刑罰:死刑、執行済み
- その他
ウルヴェーラ・カッサパ正悟師
クシティガルバ正悟師
クリシュナナンダ正悟師
- 本名:林郁夫
- 役職:治療省大臣
- 現職:受刑者
- 関与した事件:公証人役場事務長逮捕監禁致死事件、地下鉄サリン事件ほか
- 刑罰:無期懲役
- その他
サクラー正悟師
- 本名:飯田エリ子
- 役職:東信徒庁長官
- 現職:不明
- 関与した事件:公証人役場事務長逮捕監禁致死事件、鹿島とも子長女監禁事件
- 刑罰:懲役6年6ヶ月、出所済み
- その他
- 最古参幹部の1人で、旧ホーリーネームは「ラクシュミー」。
- 1ヶ月に2億円を集めたといわれるほど、布施集めに長けていた。
サルヴァニー・ヴァラナヴィシュカンビン正悟師
ジーヴァカ正悟師長
ティローパ正悟師
- 本名:早川紀代秀
- 役職:建設省大臣
- 現職:元死刑囚
- 関与した事件:男性信者殺害事件、坂本弁護士一家殺害事件、自動小銃密造事件ほか
- 刑罰:死刑、執行済み
- その他
師
ヴィサーカー師
エーネッヤカ・ダーヴァナ・パンニャッター師補
ガフヴァ・ラティーリヤ師長
- 本名:端本悟
- 役職:自治省に所属
- 現職:元死刑囚
- 関与した事件:坂本弁護士一家殺害事件、サリンプラント建設事件、松本サリン事件ほか
- 刑罰:死刑、執行済み
- その他.
- オウム死刑囚の中では最もステージが低く、大臣などの要職にも就いていない。
- 地位が低いため、どれも従犯であったものの、ポアした人数が人数であるため、死刑となった。
- 裁判で検察官からオウムを抜け出せなかった理由を尋ねられた際、「だから今、ここにいる」と回答した。
スマンガラ師長補
- 本名:高橋克也
- 役職:諜報省に所属
- 現職:受刑者
- 関与した事件:地下鉄サリン事件、都庁郵便爆弾事件、会社員VX殺害事件ほか
- 刑罰:無期懲役
- その他
- オウム逃亡三人衆の1人。
- 2012年に逮捕されるまで、オウムへの信仰心を支えに逃亡生活を続けていた[21]。
- 彼の判決確定により、オウムに関する一連の刑事裁判が終結し、同年にはオウム死刑囚の刑も執行された。
ポーシャ師長補
- 本名:平田信
- 役職:車両省次官
- 現職:不明
- 関与した事件:公証人役場事務長逮捕監禁致死事件、島田裕巳宅爆弾事件、東京総本部火炎瓶投擲事件
- 刑罰:懲役9年、出所済み
- その他
その他
オウムシスターズ
- 本名:長女は「清水教代」、次女は「清水紅巳子」、三女・四女は不明
- 役職:不明
- 現職:不明
- 関与した事件:地下鉄サリン事件(次女が実行犯を匿った)
- 刑罰:懲役1年、執行猶予3年(次女に対する判決)
- その他
河上イチロー
- 本名:不明
- 役職:不明
- 現職:自称「サイバーエージェント」
- 関与した事件:なし
- 刑罰:なし
- その他
- 所謂「隠れオウム信者」の1人。
- オウム事件後は、「河上イチロー」→「松永英明」名義でサイト運営や文筆活動を行っている。
- ホーリーネームは「カーマ・アニッチャ・パンニャッタ・パンニャーヤ・ムッタ・デーヴァ」。
北澤優子
マハー・アングリマーラ大師
出典・註釈
- ↑ 「村井秀夫と福山紘基」が特に有名
- ↑ コロコロ変わったともいわれるが大まかな流れが変わったのは正大師発足前に「大師」が尊師に次ぐステージで、後に廃止された程度である。時代が下るとともにある程度細分化する傾向にあり、特に「中間管理職」といっていい正悟師以下が細分化される傾向にあった。こうした傾向は人数が増えた組織なら宗教に限らず普遍的に見られるものである
- ↑ オウム真理教 井上嘉浩死刑囚の死刑を執行(18/07/06)
- ↑ なお、諜報省における名目上の責任者(大臣)であるスヴァーハー正大師(松本聡香)はまだ未成年であったため、彼が事実上の責任者であった
- ↑ 正大師は全員脱退、または死亡している
- ↑ オウム真理教・麻原彰晃、被害妄想により過激思考へ(魚拓)
- ↑ なお、それらのほとんどは旧尊師の名義で発表されている
- ↑ 8.0 8.1 8.2 オウム真理教事件 死刑執行(魚拓) - NHK
- ↑ 9.0 9.1 9.2 旧・厚生省の大臣(ジーヴァカ正悟師長)と次官(クシティガルバ正悟師)の不仲により、第一と第二に分裂した
- ↑ 「先生…」この呼び方が、林郁夫をオウム真理教から人間に戻した
- ↑ なお、法皇官房における名目上の責任者(長官)であるアーチャリー正大師(松本麗華)はまだ未成年であったため、彼が事実上の責任者であった
- ↑ 数回逮捕されたが、いずれも不起訴処分
- ↑ 遠藤元死刑囚の遺体搬送 東京拘置所(魚拓)
- ↑ 実際のナンバー2はマンジュシュリー・ミトラ正大師(村井秀夫)とされている
- ↑ 事件当日はロシアに居たため
- ↑ アーレフの聖者たちの魚拓
- ↑ オウム・菊地直子元信徒、無罪確定へ 最高裁(魚拓)
- ↑ ブログでの著述活動が確認されている
- ↑ 裁判における認定。ただし、後述の通り爆薬の原料を運搬したこと自体は裁判でも認められている他、証拠不十分などで不起訴とされた事件も存在
- ↑ オウム高橋容疑者逮捕 手配最後の1人、蒲田の漫画喫茶(魚拓)
- ↑ なお、他2人の逃亡犯は信仰心を失っている
- ↑ オウム元幹部・平田信が出所 交流を続ける遺族が語る「信じられる人だと思う」(魚拓)
- ↑ 同署には、オウム事件警視庁特別捜査本部が置かれていた
- ↑ 岡崎一明死刑囚ら残る6人の刑執行 四半世紀経て事件終結(魚拓)
- ↑ 省庁制発足前に脱走したため