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「恒心文庫:性バレンタインの祝祭」の版間の差分

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2015年2月に発表された本作品は、[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/食べ物路線|食べ物路線]]の中でも[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/デリュケー歳時記|季節のイベント・行事食]]をテーマにした作品(例えば[[恒心文庫:解禁日に向けて|ボジョレー・ヌーヴォー]]や[[恒心文庫:恵方巻き製造事務所|恵方巻]])の先駆を成すものである。
2015年2月に発表された本作品は、[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/食べ物路線|食べ物路線]]の中でも[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/デリュケー歳時記|季節のイベント・行事食]]をテーマにした作品(例えば[[恒心文庫:解禁日に向けて|ボジョレー・ヌーヴォー]]や[[恒心文庫:恵方巻き製造事務所|恵方巻]])の先駆を成すものである。
2016年3月に再放送という形で同じ作品が投下され、スレ住民は「今年もこれの季節がやってきたのか…」と感慨に浸ることとなった。
2016年3月に再放送という形で同じ作品が投下され、スレ住民は「今年もこれの季節がやってきたのか…」と感慨に浸ることとなった。
==挿絵==
<gallery>ファイル:性バレンタインの祝祭.jpg</gallery>
== リンク ==
== リンク ==
* 初出 - {{archive|https://ensaimada.xyz/test/read.cgi/rid/1423417712/1-52|https://archive.vn/g8y2c|デリュケー {{PAGENAME}}}}
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2021年6月9日 (水) 19:30時点における版

本文

貴洋は痛さと恐怖に泣いていた。しかしどうしようもなかった。
カカオの実をパクリパクリと口に放り込み噛み砕き嚥下する。
適量の水と下剤を摂取すると、またカカオの実を手に取る。
目の前にはおよそ1000キログラムもの量のカカオの実の入ったコンテナが並んでいる。
これをすべて消化するのが貴洋のノルマだ。
口の中が耐え難い苦さでいっぱいになり嘔吐感に襲われ手が止まる。
すかさずムチが飛んでくる。
「何をやっているんですか?君も岩村くん(仮名、本名平田)くんみたいに自殺したいんですか?」
後ろに立つスーツ姿の男は嬉しげに不気味に笑い、イスラムから取り寄せた処刑用のムチを楽しげに振り回す。
しなったムチの先端が全裸に剥かれた貴洋の背中をえぐり、その皮膚は執拗な攻撃に耐えきれずはがれ黄色い脂肪の層が覗いている。
あまりの痛さに気を失いそうになるとすかさず後ろの男はこれを見とがめ、貴洋の背中にガソリンをかける。
ガソリンが傷口に染みそのとてつもない痛みのせいで、皮肉なことにまさに痛みによって気を失いかけていたのに目をさましてしまう。
貴洋は痛さと恐怖に泣いていた。無心でカカオの実を頬張る。
さもなければ、何度でも後ろの男はムチを振るうことだろう。
やがて貴洋は便意を催す。
食べたものを中途半端な状態で消化し排泄する。この特性ゆえに貴洋はいまこの作業をやらされているのだ。
そのまま隣に置かれた便器にまたがり排泄する。
臀部もムチによって深く傷つき、この排便という行為にもとてつもない痛みが伴い、貴洋は絶叫せずにはいられない。
「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
貴洋のケツからは黒く下痢状になったカカオが垂れ流れる。しかしながら、それでもいくらか固体のようなものも見え、完全なペースト状というわけではない。
そのために、貴洋のケツの下、便器の口のところには大きく口を開けた洋が待機していた。
洋はごくりごくりと貴洋の排泄物を飲み干す。
つまり二段構えでカカオの実を消化しているのだ。
この親子特有の性質を利用し、カカオの実を低廉かつ上質な方法でチョコに加工しているのだ。
洋もしばらくすると便意を催し、便器へ向かう。
洋のケツからは、見事にペースト状のチョコが湯気を立てながら垂れてゆく。
このチョコは濾過器でコーンやニラを濾された後、成形され全国のスーパーや百貨店の店頭に並ぶのだ。
そうして、多くの人々を幸せにする。
あるものは好きな人への想いを込めて貴洋&洋の糞便を湯煎し練って形にし、あるものは自分へのご褒美に貴洋&洋の糞便を口いっぱいに頬張る。
しかし、こんな幸せの裏にも、ムチで叩かれむせび泣く怨嗟の声があるのだということを忘れないで欲しい。

この作品について

2015年2月に発表された本作品は、食べ物路線の中でも季節のイベント・行事食をテーマにした作品(例えばボジョレー・ヌーヴォー恵方巻)の先駆を成すものである。 2016年3月に再放送という形で同じ作品が投下され、スレ住民は「今年もこれの季節がやってきたのか…」と感慨に浸ることとなった。

挿絵

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