「Orpheus」の版間の差分
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'''Orpheus''' | '''Orpheus'''(オルフェウス)とは、東京大学工学部計数工学科システム情報第一研究室が開発した自動作曲システム、およびサービスである。<br> | ||
名前の由来は、{{wpl|ギリシア神話}}に登場する竪琴の名手、{{wpl|オルペウス}}より<ref>[http://www.orpheus-music.org | 名前の由来は、{{wpl|ギリシア神話}}に登場する竪琴の名手、{{wpl|オルペウス}}より<ref>[http://www.orpheus-music.org/Orpheus-manual.php#disclaimer Orpheus (オルフェウス): 自動作曲システム マニュアル]</ref>。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
東京大学の[[嵯峨山茂樹]]教授の理論を元に製作された自動作曲システムで、現在ver3.17が公開されている。 | 東京大学の[[嵯峨山茂樹]]教授の理論を元に製作された自動作曲システムで、現在ver3.17が公開されている。 | ||
歌詞を入力し、構成やリズム、和声(コード)進行などの設定を行うとコンピューターが自動で歌詞に合った曲をつけてくれる。 | |||
ボタン一つで作曲できる手軽さ、できた曲を実際に聴くことができるだけでなくmp3やMIDIや楽譜をダウンロードできる便利さ、また設定次第で様々な雰囲気・クオリティの曲を作ることができる奥深さが特徴で、なんJに存在が知られて以来一世を風靡するおもちゃとなった。 | ボタン一つで作曲できる手軽さ、できた曲を実際に聴くことができるだけでなくmp3やMIDIや楽譜をダウンロードできる便利さ、また設定次第で様々な雰囲気・クオリティの曲を作ることができる奥深さが特徴で、なんJに存在が知られて以来一世を風靡するおもちゃとなった。 | ||
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「ついに復活か」と声がささやかれる中、4月についに作品公開を再開、また「東大にメールを送ったら4月8日に再開すると言われた」との情報(真偽不明)が投下、一気に復活への機運が高まった。 | 「ついに復活か」と声がささやかれる中、4月についに作品公開を再開、また「東大にメールを送ったら4月8日に再開すると言われた」との情報(真偽不明)が投下、一気に復活への機運が高まった。 | ||
そして4月15日、'''登録されたユーザーのみ'''という条件付きで作曲機能が復活。ユーザー登録には開発チームの承認が必要であり、承認を得るには自動作曲実験の実験意図に沿って積極的な協力をし、決して不適切な使用はしないことを誓うメールを送る必要がある。<ref>[http://www.orpheus-music.org | そして4月15日、'''登録されたユーザーのみ'''という条件付きで作曲機能が復活。ユーザー登録には開発チームの承認が必要であり、承認を得るには自動作曲実験の実験意図に沿って積極的な協力をし、決して不適切な使用はしないことを誓うメールを送る必要がある。<ref>[http://www.orpheus-music.org/Orpheus-register.php Orpheus Ver. 3.8 ■ 自動作曲システム オルフェウス - ユーザ登録]</ref> | ||
その後は上記の出来事を反省し審査も厳しい事から教徒らは出来るだけパカソン要素を薄めた一般曲に近いものを作曲していた。<ref>当初は「パカソンはOrpheus公式では公開せず、別の場所を作って公開する。」と言う案があったが試しに直球的なパカソンを試作した教徒らが「例え公式(作品展)に公開するつもりでなくても違反する歌詞'''自体の作曲'''そのものが禁止」と注意され断念した。</ref> | その後は上記の出来事を反省し審査も厳しい事から教徒らは出来るだけパカソン要素を薄めた一般曲に近いものを作曲していた。<ref>当初は「パカソンはOrpheus公式では公開せず、別の場所を作って公開する。」と言う案があったが試しに直球的なパカソンを試作した教徒らが「例え公式(作品展)に公開するつもりでなくても違反する歌詞'''自体の作曲'''そのものが禁止」と注意され断念した。</ref> | ||
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== Orpheusの功績 == | == Orpheusの功績 == | ||
このように既にパカソンを新規作成する手段として使われなくなって久しいOrpheusであるが、作成された楽曲をアレンジしたものを[[ニコニコ動画]]で発表する行為は今なお人気があり、新規アルバムの投稿もスローペースながら行われている。[[尊師MMD]] | このように既にパカソンを新規作成する手段として使われなくなって久しいOrpheusであるが、作成された楽曲をアレンジしたものを[[ニコニコ動画]]で発表する行為は今なお人気があり、新規アルバムの投稿もスローペースながら行われている。[[尊師MMD]]においてもOrpheusで作曲された楽曲のPVが作成されたりBGMとして使用されたりするなど大いに活用されてきた。また作成された楽曲のオフボーカル(MIDファイル)が同時出力される機能を活かして[[我々はゲームになりつつあります。|ゲームのBGMとして使用される]]など、Orpheusで作成されたパカソンたちが「遺産」として[[恒心教芸術路線]]の発展に果たした役割は計り知れず、今日に至る恒心教文化を下支えしてきた。 | ||
== Orpheusの自作 == | == Orpheusの自作 == |