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「恒心文庫:The Sealed Swordman "K"」の版間の差分

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編集の要約なし
>化学に強い弁護士
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EX Stage2 -砲弾-
EX Stage2 -砲弾- (BGM:https://youtu.be/tAF48VFiBDQ)


(Stage7山岡乱入より分岐)
(Stage7山岡乱入より分岐)
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カナチは咄嗟の判断でセイバーで防ぐも、真下に突き落とされる事は回避出来なかった。
カナチは咄嗟の判断でセイバーで防ぐも、真下に突き落とされる事は回避出来なかった。
だがカナチは空中で何とか受け身を取り、ダメージを軽減する。しかしカナチが立ち上がるとダメージを受けるより恐ろしい事態が待ち受けていた。
だがカナチは空中で何とか受け身を取り、ダメージを軽減する。しかしカナチが立ち上がるとダメージを受けるより恐ろしい事態が待ち受けていた。
「なっ…!!」何度ウイッチを入れても刃が展開されなくなったセイバー。「ジムッwwwジムッwww俺に逆らった罰ジムよwwwその潰れたセイバー片手に逃げ惑うジムよwww」
「なっ…!!」何度スイッチを入れても刃が展開されなくなったセイバー。「ジムッwwwジムッwww俺に逆らった罰ジムよwwwその潰れたセイバー片手に逃げ惑うジムよwww」
眉毛の男がカナチを煽るも、カナチは動じない。(このままだとアイツを倒す事すらままならない…… 一体どうすれば?)
眉毛の男がカナチを煽るも、カナチは動じない。(このままだとアイツを倒す事すらままならない…… 一体どうすれば?)
カナチはセイバーを何度も起動しようとしながら"A.C."の攻撃を避け続ける。一向に起動しないセイバーを片手に逃げていたカナチだが、ここである物が目に入る。
カナチはセイバーを何度も起動しようとしながら"A.C."の攻撃を避け続ける。一向に起動しないセイバーを片手に逃げていたカナチだが、ここである物が目に入る。
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何とかして立ち上がろうとするも、アーマーの補助機能も働かなかった。刻一刻と時が過ぎる中、ラグナロク崩壊の時は迫ってくる。
何とかして立ち上がろうとするも、アーマーの補助機能も働かなかった。刻一刻と時が過ぎる中、ラグナロク崩壊の時は迫ってくる。
(どうにかしてカナチを支援出来ないンマか…?)拠点で見ていたけんまも慌てふためく。
(どうにかしてカナチを支援出来ないンマか…?)拠点で見ていたけんまも慌てふためく。
(これ以上あの薬を飲むと流石のカナチでも死んでしまうンマ… 他に何か方法はあるンマか?)けんまは色々探すも最善の手段が見つからなかった。
(これ以上あの薬を飲むと流石のカナチでも死んでしまうンマ…… 他に何か方法はあるンマか?)けんまは色々探すも最善の手段が見つからなかった。
「どうすればいいンマ…」「せめて電力さえあればアーマーを動かせると思うのですが……」
「どうすればいいンマ…」「せめて電力さえあればアーマーを動かせると思うのですが……」
(ンマ?電力と言えばアレがあったンマね……)何か思いついたけんまは端末の前を離れ、倉庫へと向かう。
(ンマ?電力と言えばアレがあったンマね……)何か思いついたけんまは端末の前を離れ、倉庫へと向かう。
しばらくするとけんまは発電機とロボットアームを持ってきた。(綜重量は20kg…… 距離の事を考えると今残っている電力でギリギリンマね……)
しばらくするとけんまは発電機とロボットアームを持ってきた。(綜重量は80kg…… 距離の事を考えると今残っている電力でギリギリンマね……)
発電機とロボットアームを接続し、そのまま転送機の上に載せる。(これなら何とかなるはずンマ!)
発電機とロボットアームを接続し、そのまま転送機の上に載せる。(これなら何とかなるはずンマ!)
けんまが転送装置のスイッチを押すと発電機とロボットアームはカナチの側に転送された。「カナチ、すぐ動けるようにするンマ!」
けんまが転送装置のスイッチを押すと発電機とロボットアームはカナチの側に転送された。「カナチ、すぐ動けるようにするンマ!」
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The Sealed Swordman "K" Ex Stage 2 -砲弾- 完
The Sealed Swordman "K" Ex Stage 2 -砲弾- 完


EX Stage 3 -偽り-
EX Stage 3 -偽り-
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「……結構図々しい人ね。」「そうみたいね。でも警察には精液のサンプルを送っておいたから無罪はまず無いと思うわ。」
「……結構図々しい人ね。」「そうみたいね。でも警察には精液のサンプルを送っておいたから無罪はまず無いと思うわ。」
その後、千刃剣魔の言う通り、長谷川には実刑判決が下されたという。
その後、千刃剣魔の言う通り、長谷川には実刑判決が下されたという。
EX Stage 4 -誘惑-
春先のある日、カナチ達がまた集まって買い物にでも行こうかという話が立ち上がり、8人が集まる事になった。その当日、最初に集合場所に着いたのは山岡だった。
(少し早く着いたな…… 10分くらいしたら全員揃うのか?)山岡が思った通り、10分程度でメンバーが揃った。一人を除いてだが。
「…電が来ないな。」「本当ね。一度電話してみましょうか?」「念の為にしておくンマ。」座間子が電話をかけるも一向に電は出ない。
「…もしかしてまだ寝てるとかンマ?」「分からないな。」「15分くらい待ってみるンマ?」「別に待ってもいいが……」
カナチ達は単に電が忘れているだけだと思い、しばらく待つ事にした。まさかあんな事態になっているとは知らずに……
少し時間を遡って10分程前。電は完全に遅れると思い、家からの最寄り駅に向かっていた。電が下宿していたのは閑静な住宅街で、人通りはそれほど多くない場所だった。
バス停でバスを待っていると、電に気づかれぬよう、ものすごい小太りの男が近づいてきた。男の脈は早く、手にはスタンガンが握られていた。
一歩、また一歩と電に近づいていき、電が男の存在に気づいた時には既に手遅れだった。電が振り向くと同時にスタンガンで気絶させられていた。
「これでいいナリよ。」男はそう言うと、電を担いで近くに停めておいた車に乗った。「当職の倉庫に向かうナリよ。」
男が車にそう言うと、自動運転システムが起動し、どこかへ走り去っていった。
電が再び目を覚ますと、見覚えの無い倉庫にある椅子に縛り付けられていた。口には猿轡が押し込まれ、声が出せない状況になっていた。
電が振り向くと男が全裸で近づいてきた。「やっと目覚めたナリね。これから君は当職を満足させてもらうナリよ。」
電はゴミを見るように男を見つめる。「そんな目したって無駄ナリよ。当職は弁護士だ、お前とは違う。」
(アーマーさえ展開出来ればどうにかなるのに…… 両手を縛られていたら展開出来ないのです……)
電の目には男のイチモツが嫌でも目に入る。電はどうにかして反撃する方法を考えていた。男にバレないように手に巻きつけられたロープを外そうとするも、男にバレてしまう。
「そのロープは合成蜘蛛糸ナリよ。そう簡単に切れたりしないし結び方もしっかりしてるから解けないナリよ。」
男はイチモツを電の頬に当てる。あまりの拒絶感に声を上げて抵抗しようとするも、猿轡で声が出せない。
「やっぱりこの年頃の頬は最高ナリね。一発出しとくナリ。」男は頬ズリをし、電の顔にザーメンをかける。(うぅ…… とても臭いのです……)
そして男は電の服の下に手を入れる。「!!」男の手は腹を撫で、発展途上の胸を堪能する。
電はあまりの拒絶反応で泣き出す。「発展途上の胸、これはいい。」男は手で胸を堪能したかと思えば、電の服をめくり上げる。
そして何たる事か、男は電の乳を飲むかのように胸に食らいついたではないか!
電の大粒の涙が男の頭に落ちていく。男の鼻息が荒い事を否が応でも感じる。
そのまま男は電の脚を閉じ、太腿の間にイチモツを通し、胸を吸いながら腰を振り始めた。
電は恐怖と拒絶感に支配されていたが、度を超えて抵抗する気力を失いはじめていた。眼からは絶えず涙が流れ続け、嗚咽が止まらなかった。
「幼女は最高ナリィィィィ!!!!」男はまた一発を太腿の間に出す。
「…それじゃ、本番に行くナリよ。」男は電のスカートの中に手を入れ、秘部に手を伸ばす。「!!」
電は咄嗟に股を閉じようとするも、男のほうが力が強く抵抗出来ない。男はパンツ越しに秘部を触る。
「"準備"を先にしないと駄目ナリよ。」男は慣れた手付きで電の弱い所を探す。「当職の経験によれば……」
男の指がパンツ越しに中に入る。「ここが弱いナリよ!」男に弱点を触られた瞬間、電の身体にショックが迸る。
嫌悪感はあるのだが、今まで味わった事の無い感覚になる。「…その反応は当たりナリね。」
男は弱点を引き続き刺激にし続ける。そして電は声なき声を上げ、絶頂する。「そろそろ準備が出来たナリね。じゃあそろそろ――」
男が電のパンツをずらし、イチモツを挿入しようとした瞬間、倉庫の扉が破壊される音が聞こえた。
「ナリっ!?」男が振り返ると、そこにはアーマーを纏って武装したカナチ達が居た。
「か弱い女に手を出してやる事がそれか。極刑に値する悪行だな。」山岡が男に向かってセイバーを構える。
「当職は弁護士だ、お前らとは違う。」男は山岡に向かって弁護士であると脅すも、山岡には効果が無かった。
「悪いな、生憎俺も弁護士だ。」男は突如キレるも、山岡は平常心で迎え撃つ。「当職は上級国民ナリィィィ!!」
男は殴りかかってくるものの、山岡はそれを容易くいなし、そのまま勢いを使って投げる。「ナリッ!?」男の背中はいともたやすく地面に叩きつけられた。
「観念しな、罪人は裁かれるのがお似合いだぞ。」男は立ち上がろうとするも、電を救出したカナチに腕を踏まれ、動く事が出来ない。
助けられた電はすぐさま武装展開し、男の頭を撃ち抜こうとしていた。「よくも…… よくも……!!」
電の背中の発電機はフル稼働し、銃口からバチバチと音がする程の電力をチャージする。「死ね!!」電が電撃弾を放とうとした時、けんまによって止められる。
「Adminコマンド、武装解除ンマ!」電が引き金を引くと同時に武装解除される。けんまに殺人罪になると言われ、我に返る電。
「気持ちは分かるンマ。でも罪は犯さないでほしいンマよ。コイツには然るべき罰が下されるンマ。」電は荒い息を続ける。
男はカナチ達が武装解除したのを見て再び攻撃しようとするものの、今度は山岡にも腕を踏まれる。
「いい加減諦めろ。お前がどうやったところで俺らには勝てないぞ。」そして男は突入してきた警官に連行された。
「――でもどうしてここが分かったのですか?」「携帯の位置データから割り出してここを特定したンマ。」
「けんま、それって違法なんじゃ……」「SOS信号から割り出してるから大丈夫ンマよ。」「ならいいが……」
「まぁ、今回の件は大変だったな。アイツを重罪として処すために俺が仕事をしようか?過去にこの手の刑事裁判は何度か経験しているし。」
「いいのですか?」「あぁ、お前の事だし特別に成功報酬とかは安めにしておくぞ。」「ありがとうなのです……」
そしてしばらく月日は流れ、判決の日が来た。「主文、被告人を強姦致傷の罪で無期懲役の刑に処す。」「ナリっ!?」
結果は電の主張や残された証拠から強姦致傷の最高刑の判決が下された。この件はニュースになり、弁護士資格も即日剥奪という罪に合った妥当な物だった。
テレビでは唐澤貴洋が社会的な地位を失った事について報道されていた。
「――先日都内の倉庫で10代の女性に性的暴行を行った弁護士の唐澤貴洋被告ですが、先程有罪が確定しました。
この件を受けて、東京第一弁護士会の岡正晶会長は唐澤被告の弁護士資格を剥奪したと会見で明らかにしました。」
「これで罪相応の刑罰を受けたンマね。」「出来る事なら二度と顔を見たくないです……」
「判決的に仮釈放はほぼ無いから安心しな。アイツはムショでその生涯を終える事が確定したようなもんだし。」
「でも問題は心のケアだな。電も精神力はあるとはいえ結構キツかっただろうし。」カナチは同じ女性として電を気遣う。
「一応その件に関しては前の事件の時に世話になったカウンセラーに連絡は入れてある。実績もある所だし大丈夫だと思う。」
「ところで名前は何ていうんだ?」「確かカール・サイモントン メンタルクリニックって名前だったな。院長は日本に来て20年になるベテランだって聞いてる。」
こうして唐澤貴洋が起こした騒動は有罪判決という形で終わりを迎えた。その後、唐澤貴洋が刑務所から出てくる事は無かったという。
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