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恒心文庫:海亀の涙

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

裕明が当職の元から去ってどれくらいたっただろうか。いい加減戻ってきてくれねば困る
当職は、私は、裕明がひとこと詫びを入れれば許してやるつもりでいたのだが
久方ぶり連絡をとってみた当職を待っていたのは思いもよらない言葉だった。

もうあんたとは関わりたくない、あんたのせいで俺の輝かしいキャリアに傷がついた
などと当職を責めるのだ。
これはいけない、当職と裕明は共に弁護士事務所を設立した中ではないか
少しお灸を据えてやることにした。
どうこらしめてやろうか。少し思案にふける

当職は裕明に海亀の真似をさせることを思いついた。
卵を茹で殻をむき、一矢纏わぬ姿にした裕明の穴に詰めるだけ詰め込んでやった
卵を詰め込んでいる段階なのに裕明は涙を流していた。
海亀が涙を流すのは卵を生むときなのだ、今泣かれては雰囲気が台無しになるというものだ

裕明に産卵させる算段は整った、スタンバイさせる。尚、当職は食べ物を粗末にしない男である、裕明の真下でスタンばって全部食うつもりである。
遅い!生むのが遅い!無理やり突っ込んで書き出すことにしよう、しかし中でツルツル滑ってなかなか出てこない!
持ち主に似て聞き分けのない尻である。
スパンキングしてやることにした、パァンと乾いた音が辺りに響く。裕明が言うことを聞くまでこの作業を続けることにした

裕明のシャツが胸のあたりの両端が屹立している、当職はそこを逃さずきつめにつねると、ついに裕明は腰砕けになり卵をいくつも産卵した。
当職はほくそ笑んだ、ついに墜ちたなと

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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