DMCA
DMCA(でぃーえむしーえー)とは、アメリカ合衆国でのデジタルコンテンツの著作権について規定する法律である。デジタルミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act)の頭字語。
デジタルコンテンツを違法コピーされた著作者が、違法コンテンツを早急に非表示にできるノーティス・アンド・テイクダウンを定めており、縮めてDMCAテイクダウンと呼ばれ、当記事では特にDMCAテイクダウンについて述べる。
恒心教においては上記の用法以外に、ウェブページに対するGoogle検索結果からの削除申請全般を「DMCA(砲)」と呼ぶ場合もある。
DMCAテイクダウン
違法コンテンツの早急な遮断を目指して作られた制度である。著作権者の権利を重要視した制度であり、また大手プラットフォームへのテイクダウン申請は無審査で通るといわれている。
申請に対し、米企業のGoogleは違法コンテンツを扱うサイトを検索から除外(Google八分ともいう)、Twitterは違法な画像・動画を非表示にする、場合によりアカウントを凍結するなどの対応を行っている。
しかし、以下のような問題点があり、悪用されている。
- 引用の要件を満たしたコンテンツに対してもテイクダウンできる。
- テイクダウンの際にはコンテンツの主従関係が検討されないことが多く、違法コピーをした者が著作権者をテイクダウンできる。
- 偽名やなりすましでも申請できる。例として、艦これ公式Twitter凍結事件のときのDMCAは実在しない企業[1]を騙って送られ、「オレ的ゲーム速報@刃」管理人の特定を目的に送信されたDMCAは某ゲーム会社の社長を騙ったもの[2][3][4]であった。
DMCAルールの濫用
DMCAの本来の目的は著作物保護であるが、ウェブページのごく一部にでも著作権侵害が認められれば、そのページ全体が検索結果から除外される。
この仕組みを利用し自身に都合の悪い情報を載せたサイトを取り除き、悪評を消すことに使うものがいることから、ルールの濫用として問題になっている。
日本でも、2017年8月に求人サービスを運営するウォンテッドリーが同社を批判するブログに対し、社長の写真を無断で利用しているとしてDMCA申請を行い、さらにはそのブログを引用したツイートまでも著作権侵害として削除したことで炎上した[5]。
また、唐澤貴洋Wikiにおいても顔写真等明らかにコンテンツのメインではないものを対象としたDMCA申請が行われている(後述)。
恒心との関わり
包皮民による利用
唐澤貴洋掲示板や唐澤貴洋Wikiは防弾ホスティング上に設置されるようになり、管理人やサーバー運営会社に対する削除依頼が通用しなくなったため、教徒によるコンテンツの削除を企む者らは、本来の法律の趣旨とは異なり悪評をネットから抹消する目的でDMCAテイクダウンを乱用するようになった。
西村博嗣[6]、田中一哉[7]、大橋清貫[8]、山岡裕明[9]、瀧口徹[10]が当Wikiの本人のページにDMCAテイクダウンを行っており、Google八分の憂き目にあったため、ページ名の変更が行われた。
特に、田中一哉は当Wiki以外のサイトに対しても精力的にDMCAテイクダウンを行っている[11]。
また、藤原太一による申請により一時期本人のページ等が除外されていたが[12]、2018年6月頃[13]に復活した。
山岡裕明は「officexxxxxxxxxx」なるDMCA用のページを新しく作り申請するという荒業を行ったが、教徒に発見された後流石にまずいことに気がついたのかそのページを即日削除した。
大橋清貫の依頼を受けて八雲法律事務所がサジェスト汚染目的で作成された当Wikiの本人の記事の文章をコピペしたtxtiのページに対して複数回申請を行ったが失敗した模様[14]。
一方近藤信幸[15]や、名古屋聡介が同僚の山本祥平、名古屋・山本法律事務所を申請したDMCA[16]は特に対処されていないなど、対策にはばらつきが見られる。
恒心教徒による利用
恒心と敵対する人物が当Wikiやカラケーを検索除外にする場合だけでなく、教徒側が嫌がらせに利用する場合もある。
ゆゆうた・サウプロ騒動ではゆゆうたのYouTubeアカウントやTwitterアカウントへのDMCA攻撃が主張され、YouTubeを中心に数回の申請がなされた。この時YouTubeは虚偽通報への対処能力が高くアカウント停止に持ち込めなかったが、Twitterの審査は緩く実際にゆゆうたのアカウントを凍結させることに成功した[17][18]。ただし、通報された者は個人情報を開示して虚偽通告であると反論することができ[19]、このためゆゆうたのTwitterアカウントは復帰している。DMCAの悪用は違法であるため通報の際に生IPを開示することを嫌った教徒たちは、もっぱらキッズラジコンを利用した。
ゆゆうた・サウプロ騒動関係者だけではなく、おっさんずラボ。や降臨ショーなど唐澤貴洋のアカウントにも、実際に凍結に至ったことはないが、攻撃が主張されることがある。
対策
悪質なDMCA申請には異議申し立てを行うこともできるが対応されるまで長期間放置されることも多いようである。
対症療法的な処置ではあるが検索除外されたページのURLを変更することで再び検索に載せることが可能になる。
当Wikiにおける対策方法は「テンプレート:DMCA」のページにて公開されている。
この手法でDMCA申請の悪用を無効化してきたが大橋清貫などその度に申請を繰り返す者もおり、何度もページ名の改変が行われいたちごっこの状態となっている。
Lumen Databaseで検索することでDMCAの詳細について調べることも必要である。悪用者がDMCAの申請の際に明らかにした個人情報が記載されていることがあり、これを開示して相手にダメージを与えることができる。大橋清貫はこれで住所が特定された。
外部リンク
- デジタルミレニアム著作権法 - Wikipedia
- Lumen Database - DMCA他様々な法的要請を記録している
- ノーティスアンドテイクダウン手続について - 総務省
- 「艦これ」公式ツイッター凍結に使われたDMCA「権利者が声をあげることが大事」 - 弁護士ドットコム
脚注
- ↑ 「Umizou co.ltd」と「C2 co.ltd.」を申請者としていた。前者はらん豚のコテの名前で当然そのような企業は存在しない。
- ↑ 【朗報】ゲーム系迷惑サイト「俺的ゲーム速報」管理人の個人情報を開示される - 5ちゃんねる(魚拓)
- ↑ カルチャーブレーンのゆめのすけ氏の名前が冒用された。
- ↑ カルチャーブレーンはハード・業界板で何とは言わんがネタにされている企業で一種の炎上状態にある。[恒心との関連性]
- ↑ ウォンテッドリーの「批判記事排除」は問題だ,本田雅一,東洋経済オンライン,2017年8月27日(魚拓)
- ↑ Defamation Complaint to Google :: Notices :: Lumen(魚拓)
- ↑ DMCA (Copyright) Complaint to Google :: Notices :: Lumen(魚拓)
- ↑ DMCA (Copyright) Complaint to Google :: Notices :: Lumen(魚拓)、DMCA (Copyright) Complaint to Google :: Notices :: Lumen(魚拓)
- ↑ DMCA (Copyright) Complaint to Google :: Notices :: Lumen(魚拓)、Court Order Complaint to Google :: Notices :: Lumen(魚拓)
- ↑ DMCA (Copyright) Complaint to Google :: Notices :: Lumen(魚拓)
- ↑ [1]
- ↑ 2017年9月4日の申請(魚拓)、2017年10月4日の申請(魚拓)、2017年12月3日の申請(魚拓)
- ↑ 該当レス(魚拓)
- ↑ 2018年11月11日の申請(魚拓)、2018年11月29日の申請(魚拓)
- ↑ https://lumendatabase.org/notices/24653490(魚拓)
- ↑ 名古屋聡介#DMCAを参照
- ↑ DMCA1(魚拓)DMCA2(魚拓)DMCA3(魚拓)DMCA4(魚拓)DMCA5(魚拓)DMCA6(魚拓)DMCA7(魚拓)DMCA8(魚拓)DMCA9(魚拓)
- ↑ ツイート(魚拓)
- ↑ アカウント停止のみならず個人情報が開示されることを狙ったDMCAの利用が恒心外でも確認されている
関連項目
匿名化技術 | |
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ツール | AnonFiles - Session - Tor - VPN |
OS | GrapheneOS - Kicksecure - Parrot OS - Tails |
用語 | IPアドレス - 開示 - 仮想通貨 - ダークウェブ - DMCA - 生IP - 悪芋 |
webサイト | 炎上総合Wiki - Onionちゃんねる - Kind World - 唐澤貴洋掲示板 - 唐澤貴洋殺す掲示板 - 恒心教サイバー部 - 防弾ホスティング - ヤッバイおっぱい掲示板 |
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関連人物 | 安藤良太 - 小津晶 - 面白い愛の戦士 - 片山祐輔 - 恒心教 広報省 - さっしーえっち - 杉浦隆幸 - 0Chiaki - ダブルぬるぽ - ドナルドⅡ世 - ねそにゃ - 福山紘基 - 三上洋 |
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