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>チー二ョ
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齢五十三にもなる男の奇声が大宮行きの電車の中でこだました。</div>  
齢五十三にもなる男の奇声が大宮行きの電車の中でこだました。</div>  
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マリンフォード編
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明日はマリンフォードで七武海の招集。父ホーミング聖から独立し、カイドウからの自立を目指す俺は体力の節約も兼ねて長距離船を利用して行くことにした。<br>
長距離船の利用は初めてだったので船乗り場がわからず大遅刻、搭乗するさいに海軍から冷ややかな目で見られてしまった。<br>
冷ややかな視線に人間時代を思い出す。「自分は天竜人だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。<br>
俺が乗る長距離船は4列だ。速度で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。<br>
到着するまで寝ようと思ったが隣が若い女性ということもあり緊張して寝られなかった。<br>
そこで俺は小腹を満たすために船に乗る前に買ったチェリーパイを食べることにした。<br>
ガサゴソと包装紙からチェリーパイを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。<br>
パイの甘味が濃かったのと船内が乾燥してるせいもあってLサイズのラム酒はあっという間に空になった。<br>
腹を満たしてしばらくするとバスは魚人島SAで休憩についた。魚人島のSAにはいろんな店があり俺は時間を忘れて食べ歩きした。<br>
再び船に乗り、バスは目的地のマリンフォードへ向けバスは出発したのも束の間、俺に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。<br>
「もぉダメェ!!我慢できないえ!!漏れちゃうえェェェェ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」<br>
齢四十一にもなる男の奇声がマリンフォード行きの船の中でこだました。<br>
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