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「高速バス脱糞」の版間の差分

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*>いちえいこうの
編集の要約なし
*>臭芋健一
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昼間の出来事を思い出したのも束の間、当職に凄まじい後悔とかつてない惨めさが降りかかった。 <br>
昼間の出来事を思い出したのも束の間、当職に凄まじい後悔とかつてない惨めさが降りかかった。 <br>
「もぉダメェ…我慢できないナリ…帰りたいナリィィィィィ…」<br>  
「もぉダメェ…我慢できないナリ…帰りたいナリィィィィィ…」<br>  
齢三十四にもなる男の泣き言が無人駅のホームにこだました。
齢三十四にもなる男の泣き言が無人駅のホームにこだました。</div>
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アリ視点
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私は働きアリ。<br>
人間のつけた分類ではクロヤマアリとかいうらしい。<br>
今日は餌を探しているときにバスという人間の乗り物に入ってしまった。<br>
すぐに降りなければと思っていたところに太った人間が乗り込んできた。<br>
そいつの足が邪魔をしたせいで降りることができず、バスは私を乗せて出発してしまった。<br>
絶望だ。フェロモンを辿って巣に帰ることもできないのでこのまま野垂れ死にするのを待つだけとなってしまった。<br>
絶望ついでに太った男、コイツはとにかく臭い。乗り込む時に「自分は弁護士だ」などと呟いていたが弁護士とは臭い人を意味する言葉なのか?<br>
こんな臭いところで死にたくない。太った男の席を離れると、若い男の席の下に着いた。ここなら死ぬのに悪くない場所かもしれない。<br>
そう思っていると、突然その若い男は私を摘みあげて言った。<br>
「蟻を食うのは小学生以来ンゴねぇ。」私を食べる気なのか?止めてくれ!生を諦めていたはずの自分にも死の恐怖があったとは驚きだ。<br>
歯で噛まれる瞬間、私は卵から生まれ、サナギから出てきたこれまでの一生を思い出した。これが走馬灯というのだろうか。<br>
―プチッ「美味しいンゴ。」<br>
これからこのバスで響き渡る太った男の叫びを耳にすることなく、その小さな命は儚く消えた。
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また、尊師以外の人物やバス以外の乗り物等の改変も登場しなんでもありになってしまう。
また、尊師以外の人物やバス以外の乗り物等の改変も登場しなんでもありになってしまう。


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