「著作権、無自覚の侵害が問題」の版間の差分
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文化庁は2018年末、著作権法を改正し、著作権を侵害する漫画や写真などの静止画のダウンロードを違法行為の対象とする方針を示した。現在の著作権法では、著作権を侵害する動画と音楽のダウンロードは禁じているものの、静止画は対象外であった。改正の背景には、いわゆる海賊版サイトによる著作権侵害の拡大がある。 | |||
私はインターネット上の法律問題を専門に扱っている。昨今は著作権侵害の相談が非常に多い。無料でアップロードされた海賊版サイト上の漫画、YouTube上の音楽・映像、ウェブサイト上の写真についてである。指摘しておきたいのは、悪質な海賊版サイトは別として、多くのケースで侵害者側に悪意が無いことだ。 | 私はインターネット上の法律問題を専門に扱っている。昨今は著作権侵害の相談が非常に多い。無料でアップロードされた海賊版サイト上の漫画、YouTube上の音楽・映像、ウェブサイト上の写真についてである。指摘しておきたいのは、悪質な海賊版サイトは別として、多くのケースで侵害者側に悪意が無いことだ。 | ||
あるアーティストの音楽を他の人に聞いてほしいがために、ファンが昔のライブ映像を動画サイトにアップロードしたり、ネット上でみつけた写真をフリー素材と誤って自分のウェブサイトで利用したりする例であろう。地方自治体や上場企業が無断使用するケースもあった。 | あるアーティストの音楽を他の人に聞いてほしいがために、ファンが昔のライブ映像を動画サイトにアップロードしたり、ネット上でみつけた写真をフリー素材と誤って自分のウェブサイトで利用したりする例であろう。地方自治体や上場企業が無断使用するケースもあった。 |