「Twitter逮捕歴削除請求裁判」の版間の差分
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*[[北周士]] - Twitterでコメント | |||
{|class="wikitable" style="text-align: left;" | |||
!{{CallinShowLink|1=https://twitter.com/noooooooorth/status/1540257528797224960|2=https://archive.ph/cOVba}} | |||
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本日の最高裁判決。補足意見が強烈。 | |||
「実名報道がなされることにより犯罪者やその家族が受けるであろう精神的ないしは経済的苦しみを想像することに快楽を見出す人の存在を指摘せねばならない。人間には他人の不幸に嗜虐的快楽を覚える心性があることは不幸な事実であり | |||
{{Archive|https://courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/265/091265_hanrei.pdf|https://web.archive.org/web/20220624075321/https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/265/091265_hanrei.pdf|https://courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/265/091265_hanrei.pdf}} | |||
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!{{CallinShowLink|1=https://twitter.com/noooooooorth/status/1540258646487089153|2=https://archive.ph/8vsgu}} | |||
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(わが国には、古来「隣りの不幸は蜜の味」と嘯くことを許容するサプカルチャーが存在していると説く社会科学者もいる。)、実名報道がインターネット上で拡散しやすいとすれば、その背景にはこのような人間の心性が少なからぬ役割を果たしているように思われる」 | |||
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!{{CallinShowLink|1=https://twitter.com/noooooooorth/status/1540260874614874112|2=https://archive.ph/Ad6He}} | |||
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「犯罪に対する制裁は国家が独占的に行うというのが我が国憲法秩序の下での基本原則であるから、実名報道の制裁的機能が生み出す効用を是認するとしても、その行使はあくまで司法権の発動によってなされる法律上の制裁に対して付加的な限度においてのみ許容されるべきものであろう。 | |||
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!{{CallinShowLink|1=https://twitter.com/noooooooorth/status/1540260926234173441|2=https://archive.ph/eEkIr}} | |||
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したがって、本事件のように、刑の執行が完了し、刑の言渡しの効力もなくなっている状況下において、実名報道の制裁的機能がもたらす効用をプライバシー侵害の可否をはかるうえでの比較衡量の対象となる社会的利益として評価する余地は全くないか、あるとしても僅少である。」 | |||
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*[[中澤佑一]] - 事務所の同僚が判例を解説。 | *[[中澤佑一]] - 事務所の同僚が判例を解説。 | ||
*[[山岡裕明(弁護士)|山岡裕明]] - 日経新聞にコメント | *[[山岡裕明(弁護士)|山岡裕明]] - 日経新聞にコメント | ||
{{Archive|https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE22DAG0S2A620C2000000/|https://archive.ph/4LDkr|最高裁、逮捕歴の投稿削除命令 原告側「悩む人救済」}} - 日経新聞 | {{Archive|https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE22DAG0S2A620C2000000/|https://archive.ph/4LDkr|最高裁、逮捕歴の投稿削除命令 原告側「悩む人救済」}} - 日経新聞 | ||
SNS投稿の削除などに詳しい山岡裕明弁護士は「事業者がどのような基準で削除要請に対応するかはなお曖昧さが残っている。今後も判例を積み重ね、明確な救済基準を確立させていく必要がある」と話した。 | SNS投稿の削除などに詳しい山岡裕明弁護士は「事業者がどのような基準で削除要請に対応するかはなお曖昧さが残っている。今後も判例を積み重ね、明確な救済基準を確立させていく必要がある」と話した。 | ||
「判例を積み重ね、明確な救済基準を確立」とあるが、[[山岡裕明(弁護士)#DMCA乱発|前科]]があるだけに削除基準を積み重ね、[[何かのwiki]]や[[カラケー]]に法的措置をとってくる可能性もある。 | 「判例を積み重ね、明確な救済基準を確立」とあるが、[[山岡裕明(弁護士)#DMCA乱発|前科]]があるだけに削除基準を積み重ね、[[何かのwiki]]や[[カラケー]]に法的措置をとってくる可能性もある。 | ||
*最所義一弁護士<ref>{{Archive|https://minatokokusai.jp/attorney/ysaisho/|https://archive.ph/jiVcn|弁護士一覧}}</ref>(港国際法律事務所) - 事務所のブログで今回の判例を解説。最高裁で傍聴した田中の弁論と、判例と共に寄せられた草野裁判長の補足意見を絶賛。 | *最所義一弁護士<ref>{{Archive|https://minatokokusai.jp/attorney/ysaisho/|https://archive.ph/jiVcn|弁護士一覧}}</ref>(港国際法律事務所) - 事務所のブログで今回の判例を解説。最高裁で傍聴した田中の弁論と、判例と共に寄せられた草野裁判長の補足意見を絶賛。 | ||
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