「清水陽平」の版間の差分
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→底辺の仕事ランキングの問題点を解説
>チー二ョ |
>貴洋のホルマリン漬 |
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以上のように、単に一言「Fラン大学」であるといった指摘をしたとしても、それだけで法的問題が生じる可能性は低いですが、繰り返していたり、言葉を発した経緯によっては法的問題が生じることになります。 | 以上のように、単に一言「Fラン大学」であるといった指摘をしたとしても、それだけで法的問題が生じる可能性は低いですが、繰り返していたり、言葉を発した経緯によっては法的問題が生じることになります。 | ||
そもそも、他人を下げるための言葉となっている以上、安易な使用は避けるべきと考えます。 | そもそも、他人を下げるための言葉となっている以上、安易な使用は避けるべきと考えます。 | ||
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=== 子育てエッセイ漫画 本人の許可は必要? === | |||
2022年7月18日、5月下旬頃に親が[[子共]]についてエッセイ漫画やSNSで公開することの是非や問題点などを訴える子共視点のブログが拡散されて大きく話題になった件について書かれた記事「子育てエッセイ漫画「子どもの『やめて』を聞かなかったなら問題」と専門家。本人の許可は必要?<ref>{{Archive|https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_62b2a7e4e4b06169ca9f7dc3|https://archive.ph/vEZrn|子育てエッセイ漫画「子どもの『やめて』を聞かなかったなら問題」と専門家。本人の許可は必要?}}</ref>」の中で清水陽平がSNS上のトラブルに詳しい専門家として見解を述べる。以下は清水の解説箇所を抜粋したものである。 | |||
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清水による解説箇所の抜粋 | |||
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'''■登場人物が増えると個人が特定されやすくなり、リスクも増える''' | |||
子供の写真などをSNSに公開することに慎重な人も多い。ネットに個人情報を載せることの危険性が広く認知されてきたからだ。SNS上のトラブルに詳しい清水陽平弁護士は「まず法的には、写真で顔が出ているかどうかで大きな違いがあります。顔が出ていなければ、肖像権の侵害にはなりえません」と解説する。 | |||
では、エッセイ漫画のように写真が出ていない場合はどういったことに気をつけるべきなのか。 | |||
「イラストでも肖像権侵害の問題は生じ得ますが、それよりも問題になるとすればプライバシーの侵害ではないかと思います。ただ、プライバシーの侵害といえるためには、前提として、そのエッセイの対象がどこの誰のことを指すかが第三者から理解できる必要があります。そのため、どこの誰の話か明かしていない場合は法的に大きな問題にはなりにくいでしょう」とする。 | |||
子どもの同意に関しては、清水弁護士は「自分の写真や情報がネット上に公開されることの是非について、しっかりと理解して同意できるのは、子どもが相当大きくなってからだと思います」と分析。 | |||
幼い頃は説明した上で親が判断するしかないが、「のちに子どもが何らかの被害を被ったり、親との間でトラブルになったりするかもしれないというのは認識しておく必要があります」と言う。 | |||
トラブルを避けるためには、親を含め個人が特定できないようにすること、子どもが「描かないで」と言ったら描かない、後から「削除してほしい」と言ったら公開をやめるといったことが重要だという。 | |||
今回話題になったブログについては、本物だとすれば、著名で個人が特定できてしまうことに加え、「子どもからの『描かないでほしい』『公開しないでほしい』といった言葉を親が聞かなかったというのが事実なら問題です」とする。 | |||
ただ、どの程度の情報であれば個人が特定されないか、というのは場合によって異なる。 | |||
「例えば『地域の祭りに行った』といった情報が出ているからといって、すぐに個人が特定できるわけではありません。特定される場合というのは、炎上するなどして注目され、多くの人の目に触れた場合が多いかと思います。そういった意味では、常識的な内容を心がけるのは大切です」 | |||
加えて、登場人物の広がりもリスクになりうる、とも指摘する。 | |||
「例えば、親子のことだけを描いている場合は特定されづらいですが、子どもの友達やママ友、パパ友など、登場人物が増えるとコミュニティの中では個人が特定されやすくなります。トラブルになるリスクも増えていくので注意が必要です」 | |||
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