「岡口基一」の版間の差分
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→令和3年(ワ)第7820号
>貴洋のホルマリン漬 |
>麺包超人に強い弁護士 |
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2023年1月27日、岡口に対し東京地裁は44万円の賠償を命じた<ref>{{Archive|https://news.yahoo.co.jp/articles/eba6250772865fa8c5e67f17ff80e414314597c6|https://archive.md/oJah6|【速報】岡口基一判事に44万円の賠償命令 殺害された女子高校生遺族へのSNS投稿で 東京地裁}}</ref>。東京地裁は「裁判官は、裁判所および裁判官に対する国民の信頼を傷つけることのないよう慎重に行動すべき義務を負っている」、「被告の行為は軽率のそしりを免れず、義務に違反する不適切な行為であったというほかない」と岡口を非難した。「無惨にも殺されてしまった」という投稿は不法行為にならないと判断されたが、「洗脳された」という投稿については遺族の人格等を否定する侮辱的表現と認定された。他にも被害者の命日に投稿されたことや、岡口判事が裁判官として影響力を持つことを踏まえた上での判断であった。 | 2023年1月27日、岡口に対し東京地裁は44万円の賠償を命じた<ref>{{Archive|https://news.yahoo.co.jp/articles/eba6250772865fa8c5e67f17ff80e414314597c6|https://archive.md/oJah6|【速報】岡口基一判事に44万円の賠償命令 殺害された女子高校生遺族へのSNS投稿で 東京地裁}}</ref>。東京地裁は「裁判官は、裁判所および裁判官に対する国民の信頼を傷つけることのないよう慎重に行動すべき義務を負っている」、「被告の行為は軽率のそしりを免れず、義務に違反する不適切な行為であったというほかない」と岡口を非難した。「無惨にも殺されてしまった」という投稿は不法行為にならないと判断されたが、「洗脳された」という投稿については遺族の人格等を否定する侮辱的表現と認定された。他にも被害者の命日に投稿されたことや、岡口判事が裁判官として影響力を持つことを踏まえた上での判断であった。 | ||
2023年7月26日、岡口は裁判官としての再任を希望せず来年春の任期末をもって退官する意向であることが報じられる<ref>{{Archive|https://www.sankei.com/article/20230726-NV5FJMXGOVIFNFHZ372X3ULBAM/|https://archive.ph/DJAe8|SNS投稿の岡口判事、来春退官意向 再任希望せず 弾劾裁判で表明}} - 産経ニュース</ref>。裁判官の立場でなくなる来年4月まで弾劾裁判が続いた場合、弾劾裁判所の規則により裁判権が消失し、罷免の訴追が棄却されることになる。罷免されれば法曹資格を失うが、罷免されず退官となった場合、法曹資格は失われない。 | |||
再任を希望しない理由について岡口は「一連の投稿などにより遺族に不快な思いをさせたことについて責任を取る」としている。しかし、投稿などの行為は「罷免事由には該当しない」として、弾劾裁判の公判で引き続き争う方針を示している。 | |||
== 注釈・出典 == | == 注釈・出典 == |