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「小林麻央親戚成りすまし事件」の版間の差分

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この事件で二度も唐澤貴洋に取材を行った女性記者として注目された。
この事件で二度も唐澤貴洋に取材を行った女性記者として注目された。


== 犯人開示 ==
== 『[[炎上弁護士]]』における記述 ==
2019年7月、[[スヴァールバル諸島掲示板|スバケー]]の雑談スレにて、この投稿が[[唐澤貴洋]]に開示されていたことが判明した<ref>[https://sayedandsayed.com/test/read.cgi/43044/1561193557/935 当該レス]([https://archive.vn/OjIEz 魚拓])</ref>。結果は尊師の勝利だった模様。<br>
pp21-23より。
さらに不謹慎で悪質だった投稿もある。
「法律事務所クロス 弁護士唐澤貴洋弁護士」というツイックーのなりすましアカウントが、昨年お亡くなりになった小林麻央さん(享年34歳)の〝叔父〟を騙り、「私の姪の小林麻央、先ほど亡くなられたとの第一報」という投稿をしたのだ。
私が書いたものでないことは明白だし、そもそも当時39歳の私が、小林麻央さんの叔父であるはずもない。
お亡くなりになったという正式発表の会見がある何時間も前に、私のなりすましアカウントをつくった人物が、そうした心ない投稿をしていたのだ。
実際にテレビ局、スポーツ新聞、大手新聞社の記者からの問い合わせがあっただけではなく、ツイッター上では多数の非難がなされ、大炎上していた。
その内容は、「親族でもない人間が勝手なこと言うな」「この唐澤っていう弁護士はおかしい」などであった。
私はその日のうちにツイッター社(ツイッター・ジャパン)になりすましアカウントの削除請求をしたが、それは受け入れられなかった。
しかし、さすがに死者を冒涜するような行為は悪質すぎるため、犯人を特定しようと、私はすぐに動き出した。ツイッター社に発信者のIPアドレスを開示する仮処分手続きをとったのだ。
実はこの捜査はまだ継続中であるが、私としては法的手続きに則った情報開示による情報をすでに得ている。
犯人は、この本を興味本位で手にしているかもしれない。良心の呵責があるのならば、自ら名乗り出てほしいと思っている。
 
Twitter社の責任問題についての話がなかったことになっている他、犯人の「情報をすでに得てい」ながらも「自ら名乗り出てほしい」と呼びかける姿勢に、「本当は特定できていないのではないか」と疑問の声が相次いだ。また、下記のように教徒の手によってその特定活動の一端が少しずつ明らかになりつつある。
 
== 唐澤貴洋による特定活動 ==
2019年7月、[[スヴァールバル諸島掲示板|スバケー]]の雑談スレにて、投稿が[[唐澤貴洋]]に[[唐澤貴洋の裁判一覧/東京地方裁判所平成29年(ワ)第31702号|開示]]されていたことが判明した<ref>[https://sayedandsayed.com/test/read.cgi/43044/1561193557/935 当該レス]([https://archive.vn/OjIEz 魚拓])</ref>。結果は尊師の勝利だった模様。<br>
余談だが、この開示請求で尊師は何故か[[原田學植]]を代理人としており、弁護士にも関わらず本人訴訟を行わないことに突っ込みを入れる者や疑問を呈する者が相次いだ。
余談だが、この開示請求で尊師は何故か[[原田學植]]を代理人としており、弁護士にも関わらず本人訴訟を行わないことに突っ込みを入れる者や疑問を呈する者が相次いだ。
2019年9月5日には、上記とは別に開示請求され、愛宕警察署による家宅捜索と取り調べを受けたとする教徒が[[カコケー]]に降臨し、一連の経緯について詳細に綴ったPDFを開示した<ref>{{archive|1=https://40298ch.com/test/read.cgi/karakoro/1541318555/732-733|2=https://archive.vn/j7wOg|3=当該レス}}</ref>。<br>
この中では、開示訴訟に22名もの代理人が参加していたこと、その中の一人の原田學植が教徒側の「犯人は匿名化をしている」という当然の推測を「秘密の暴露」と言い張ったこと、陳述書にて「発信者を特定し訴訟する」と息巻く尊師を裁判所が「まずは訴外で接触を図るのが常識」とたしなめていたことなど、特定活動の実態がつまびらかにされた。<br>
また捜査にあたった[[愛宕警察署]]は「炎上弁護士」の存在を知らず、上述の発言に対し「まあ唐澤先生が'''1人で騒いでいるだけだから'''・・」と反応していたこともわかった。
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<pre>
エビケーで成りすまし犯のアカウントのパスワードが開示された後、Tor経由でログインした皆さんが「生IPでログインしちゃってる人いるやん・・」とアクセス履歴が貼られていましたが、当職です
なぜこんなことをしてしまったのかと言われると、これはもう本当に迂闊だったとしか言いようがありません
当時はぼんやりしており、そのままログインしてしまいました
当職のアクセス履歴は成りすましツイートが行われてから1週間後のものしかないのですが、成りすまし犯はもちろん匿名化していたのでIPアドレスが残っておらず、
「お前が犯人だろ」ということで尊師たちは当職の住所を開示すべくプロバイダに開示請求がなされました
プロバイダから「開示に同意するか、反論はあるか」という書類が届いたので、とりあえず「ログインしただけでツイートはしてない」「匿名化してた犯人が1週間後とかに突然何回も生IPでログインするとか不自然だろ」」といったことを書いて提出しました
プロバイダから通知書が来た際、とりあえず主張したいことを書いておけば法的な根拠とかはプロバイダの弁護士が付け足して法的な文書にして原告に送ってくれると思いますが、通知書が来た時点で弁護士に相談して反論文も考えてもらった方がいいかもしれません
しばらくすると尊師の代理人弁護士(原田さん)から反論文が来ました
「あっ匿名化に触れたな!?やっぱお前犯人だろ!俺は匿名化のことは言及してないぞ、秘密の暴露!秘密の暴露!」
「ツイートした時のIPアドレスの開示請求しようとしたけどその時のIPアドレスは残ってなかったから犯行から1週間後のアドレスで開示請求しているのだろうと考えるのは自然だろ・・」
このような不毛なやりとりを原田さんと数か月に1回くらいのペースで続けました
原田さんも尊師も当職にかまけてないでツイッタハァ社への訴訟に注力すればいいのに、と思いました
原田さんとお手紙のやりとりを交わしてしばらく経った頃だったでしょうか、転機が訪れました
とある夏の朝、警察が自宅にやってきたのです
朝の6時頃だったでしょうか、インターホンが鳴ったので外を覗くと何人もの警察がドアの前にたむろしてました
「愛宕警察の者ですけども、」とスーツの男は名乗りました
放置しても近所で騒ぎになるのでやむなく家に入れることにしました
どうやら民事だけでなく刑事の方でも訴えがなされていたようで、開示請求の判決はまだ下されていませんでしたが、刑事の方で当職に偽計業務妨害の容疑がかけられていました
その場でも「自分はログインしただけ、証拠は犯行から1週間後のアクセス履歴しかないはずだ」ということを伝えましたが、家に来た警察の1人は「アカウントを作ったのもこの家のIPアドレスからということになってる!」とテキトーなことをぬかしてきました
そのまま家宅捜索が始まりました
今回はネット上の事件ということで家中ひっくり返されるということはなく、とりあえず目についた電子端末だけ持っていく方針のようでした
変に隠しても話がこじれるだけだと思ったのでPCやスマホのパスワードはさっさと教えました
ただ成りすまし事件から1年経とうとしていた頃だったし、押収された携帯も当時使っていたものではなかった気がします
普通1年もしたら証拠隠滅する気がなくても買い替えたりで当時の機器が残ってないこともざらだと思うのですが、ネット上の事件だと家宅捜索まで時間があくことが割とあるようですね
警察にカラケーでアカウントのパスワードを見たということを伝えると、サイバーカの人?が当職の部屋のPCを操作して当時のエビケーのスレを表示させました
アカウントのパスが書かれているレスやその他参考になるレスを見つけると警察の人がデジカメでパシャパシャと画面を直撮りし始めました
(当時はエビケーは普通に現役だったし、別に当職のPCでなくともどこでも見れたのですが)
カラケーのレスをチェックする中で「国セコってのは何のこと?」と聞かれたので、「多分警察のことだと思いますよ」と教えてあげました
また、その場でTwitterやFBのアカウントをチェックされ、成りすましの犯行を仄めかすような言動をしていないか確かめていたようでしたが当職はSNSはあまりやらないため投稿はロクにしていませんでした
その後、リーダーっぽい組織犯罪対策課の刑事さんから色々と質問されました
肩書きだけ見ると凶悪事件担当のように思えたのですが、こんなネットのイタズラ事件を担当しているのが不思議でした
恒心教がオウムをパロっていることを問題視していたようで、今回の件も当職が恒心内での階級を上げて正大師になりたくてやったのではないかと疑っていたとのことです
「オウムもある種の宗教だからさ、麻原を尊師って呼んでさ、麻原を頂点にピラミッド型になってるんだって。恒心教ではそこを唐澤(呼び捨て)にして・・」という風に刑事さんはハセカラについてある程度下調べしてきたようです
あらかた当職家の電子端末の回収を終えた後、当職も書類を書くために署まで同行しなくてはならなそうだったのですが、これから用事があるとゴネたところ、なんか後日でいいことになりました
当職が「大変ありがたいです・・」と言うと警察の1人は「そうか、ありがたいか」とニヤニヤしていました
今思えば当職が犯人だと確定していたのなら有無を言わさず署まで連行されるような気もするので、もしかしたらそこまで疑われていなかったのかもしれません
それか尊師が騒いでるだけのちゃちな偽計業務妨害事件なのであまりやる気がなかったのか・・
しばらくして供述調書作成のために愛宕警察署に呼び出されました
受付の際に当職が担当の組対の刑事の名前がうろ覚えだったために「この前家宅捜索くらって、刑事さんに来いって言われて~」などと話すと辺りが少しザワザワしました
その後なんとか刑事さんの名前を思い出して呼び出してもらい、調書作成用の部屋に案内されました
取り調べは質問する人と記録する人の2人でやるイメージでしたが、休日で人手が足りないのもあってか1人で質問と記録の両方を行うようでした
調書作成の間、部屋のドアは開けっぱなしだったので離れた所で外人が揉めてるような声が聞こえてきました
当職の取り調べ内容も外に丸聞こえだったでしょう
取り調べでは、成りすまし犯のアカウントと知っててログインしたのか、ハセカラ騒動をいつ知ったのか、カラケーを見る頻度や、書き込みもするかと言ったことを聞かれました
またカツ丼は出ませんでしたが途中でリプトンの紙パックの紅茶を奢ってくれました
「毒とか仕込んでないから飲んでいいよ」と言われましたが、その場では飲む気がしませんでした
最後に完成した調書に間違っている所があったら言ってほしいと見せてくれました
調書だとカラケーがパスワードを知らないと入れない、会員専用サイトだと勘違いされそうな記述があったのでそこだけ直してもらいましたが基本当職が答えた通りの内容で、あくまでログインしただけであり成りすましツイートはしていない旨を書いていてくれてました
正直このまま当職が犯人ということで起訴されてもおかしくないと思っていたのでこれは意外でした
帰り道に自分は起訴されそうか、と尋ねたところ、これから検事の人に調書を見てもらうから分からないが多分されないんじゃないかというようなことを言っていました
余談ですが、取り調べの中で刑事さんが尊師のことを「カラ弁」と呼んでいたのが印象的でした
季節は巡り、尊師の初の著作である炎上弁護士が発売されました
本の中で小林麻央事件にも触れており、「捜査は継続中だが実は私は既に犯人の情報を開示請求で手に入れている、犯人はこの本を興味本位で手に取っているかもしれないが良心の呵責があるなら名乗り出てほしい」などという記述がありましたが、この
「警察がモタモタしてる間に当職は自力で犯人を特定したナリよ」とでも言いたげな文には腹が立ちました
今回の件は完全な自業自得だとは重々承知しているのですが、成りすまし犯行時は匿名化してたのに、1週間後に凍結されてるアカウントに生IPでわざわざログインするとかおかしいと思わないのかと
(尊師的には開示に成功したことが重要でそれが真犯人かどうかはどうでもいいのかもしれませんが)
踏み台にされて無実の人が捕まった事件もあるので警察も多少は慎重に捜査するようになったのかもしれません
しばらくして警察が押収したPCやスマホを返しに来てくれました
郵送でもいいのにと思ったのですが受領のサインと引き換えにしないといけないのですかね
端末を解析したが当職が成りすましツイートをした証拠は出てこなかったので、当職は容疑者から外れたとのことでした
犯人は匿名化していたということで特定不能ということで終わるかもといったことを言っていたような記憶があります
尊師に訴訟を起こされた時のために、捜査の結果証拠はでなかったという証明書をくれないか聞いたところ、そういう書類はないが当職は犯人じゃなかったと話すことはできるかもとのことでした
尊師が炎上弁護士の中で既に犯人を特定していると書いているので不安だ、と話したところ刑事さんは尊師が本を出していたことは知らなかったようで驚いていました
「まあ唐澤先生が1人で騒いでいるだけだから・・」と同情するようなことを言ってくれました
しばらく経ちますが、あれ以来特に警察から連絡はなく、尊師からも訴訟は起こされておりません
警察から尊師に当職が被疑者から外れた旨の連絡があってとりやめたのか、いつも通り開示したかっただけなのか分かりませんが・・
ちょっと前にカラケーにおいて成りすまし犯が開示されていた、と平成29年(ワ)31702号が話題になっていましたが、当職のもとに「訴訟負けちゃったから契約情報開示するね」とプロバイダから連絡が来たのは28602号の1件のみなので、この31702号で開示されたのは当職とは別の人かもしれません
当職が開示された28602号の判決文を見ようとしたのですが、D1lawなどのデータベースに収録されていないようで、東京地裁まで見にいかねばなりませんでした
地裁の記録閲覧室で当職は利害関係人だと言って受付してしまったので証明する書類を出したりなど多少手続きが面倒でしたが無事閲覧することができました
まず訴状を見たところ、原告代理人にはがっ君、山々コンビ含め22人もの弁護士が名を連ねておりました
有名どころでは清水陽平さんでしょうか
ただ実際に口頭弁論や弁論準備手続きに顔を出していたのは以下の5人のようです
がっ君、中尾清孝、石川直紀、服部毅、阿部克臣
訴状の内容はまあ、一般的な開示請求を要求するものだったと思います
プロバイダの弁護士が出した答弁書もあり、当職が特に触れなかったアイデンティティ権に触れていたり、当職の小学生のような反論文を法的な文書に落とし込んでくれていて申し訳ない気持ちになりました
いよいよ判決文を読んだところ、プロバイダが「ログイン時IPは権利侵害がなされた時の発信者情報じゃないから開示請求の対象にはならない」と主張していましたが裁判官に「プロ責法4条1項の発信者の特定に資する情報に当たる」と言われてしまっていました
やっぱ犯人のアカウントにログインしてしまったらもうアウトみたいですね
「ログインしただけで投稿はしてない」の主張に対しては、カラケーにパスワードが載っていたこと、当職のアクセスの前にTor、プロキシサーバーを利用したログインがあったことは事実として認められていました
ただまあやっぱ犯人と疑われるかもだし一般人は怪しいアカウントにログインまではしないよね、ということで当職が成りすましツイートの発信者と推認されるという判断でした
あとプロバイダに出した反論文で「開示されて損害賠償請求されると弁護士費用かかるし時間のムダになるからダルい、なので開示は拒否するゥ」といったことも書いていたのですが、それに対する「原告も開示を受けていきなり訴訟したりはせずまずは訴訟外で接触を図るのが普通、被告が犯人じゃなかったとしても犯人と疑われるようなことをした落ち度は重大なのだからちゃんと原告に説明しなさい」という割りと真っ当なたしなめで判決文がシメられていました
ただ、尊師は地裁に提出した陳述書で「特定の上、損害賠償請求する」と明言していたんですがね・・(後述)
あとは尊師が提出した書類で興味深かったところをいくつか
・訴状で弁護士に対する業務妨害に触れるにあたって証拠として提出されたガンジョンジョンの弁制重挑のプリントアウト
この宣言がなされて数年経ちますが尊師は未だに頼りにしているようです
・東京地裁宛の陳述書(尊師の直筆サイン付き)
「私としては、今後、このような行為をして発信者を特定の上、損害賠償請求等法的手段をとっていくつもりです。発信者を特定の上、警告を発しない限り、また同じことをされる恐れがあり、現在は、日々おびえて暮らしています。」(原文ママ)
梅本裁判官「原告が発信者情報の開示を受けた場合に、いきなり訴訟的することは考えにくく、まずは訴訟外で接触を図るのが常識的」(判決文より)
・プロバイダに口頭弁論ではなく弁論準備手続きを求める上申書
「当職は業務妨害や殺害予告をされており、警察の保護対象になっている状態である。過去には法廷で盗撮されてしまった。このような状況下ではボールペンなども凶器となり、刑事事件が発生しかねないので危ない」といったことが書かれてました
「ボールペンで刺されるかも知れないナリ!」とまで言い出してしまうほど法廷オフを恐れているようです
尊師の要望が通ったようで、初回と最後以外は非公開である弁論準備手続きで進行したようでした
今後も法廷オフは難しくなるかもしれません
興味ある方は東京地裁の記録閲覧室で平成29年(ワ)28602号の閲覧を申請してみて下さい
(普段は資料が倉庫にあるようなので閲覧できるのは翌日以降になるかもしれません)
報告は以上になります
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ファイル:開示通知書 20180823.PNG
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== 出典・註釈 ==
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