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   「表現の自由」への確固たる意志よりも、政治的判断を優先させたように思えて残念です。今回の件が、表現の自由を侵害しただけでなく、人々の歴史認識に影響を与えた点で警鐘を鳴らさざるを得ません。 (聞き手・桜井泉)
   「表現の自由」への確固たる意志よりも、政治的判断を優先させたように思えて残念です。今回の件が、表現の自由を侵害しただけでなく、人々の歴史認識に影響を与えた点で警鐘を鳴らさざるを得ません。 (聞き手・桜井泉)
== 問われるネット上の所作(中国新聞、2019年10月19日) ==
[[ファイル:問われるネット上の所作.jpeg|400px]]
'''問われるネット上の所作'''<ref>{{archive|https://sayedandsayed.com/test/read.cgi/43044/1570949983/515|https://archive.vn/WgDXT|スバケー 【八神太一殺す】雑談★19【(コテデビューしちゃ)いかんのか?】>>515}}</ref>
 ネット上で殺害予告を100万回以上受けるなどした唐沢貴洋さん=写真=の異名は「炎上弁護士」。深刻な被害の経験や、ネット上で批判が集中する「炎上」の背景や対策を近著につづった。「炎上が日々起きている時代。現代社会に拮抗するほど膨れあがったネット社会の中で、自分がどういう所作をとるのかが、スマホを使う人全員に問われています」
 著書「そのツイート炎上します!」で取り上げたのは、飲食店アルバイトの悪ふざけ動画やアイドルグループのずさんな運営などの「炎上百景」。さらに、炎上がなぜ起こるのかという考察から、起こさないための心構えまで多岐にわたる。
 高校を中退し、2年後に別の高校に入り直すなど曲折を経て弁護士になった。仲の良い弟が不良グループに追い詰められて自死を選んだことから「世の中にある理不尽を法律という武器で退治したい」と考え、志した。
 2012年、ネット掲示板で誹謗中傷された少年を弁護する過程で自身が「標的」に。度重なる殺害予告や事務所の爆破予告で「酒がなければ眠れない夜が数年間続いた」。警察に相談したが、当時はそうしたネット被害に対処する手だては限られ、戦う「技術」は自分で一つ一つ開拓した。
 「感情を刺激する事柄は全て炎上につながる。攻撃する側にとって対象は何でもよく、充足感が得られるなどの悪魔的な魅力もある。けれどそれは断ち切らなければいけない。他人を攻撃するために生まれてきた人はいないはずです」
 激しいバッシングに遭う人を報道で見ると、弁護したくなる。もはや世間の評判や、仮に敗訴して実績に傷がつくことは気にしない。「弟の死や高校中退の経験が、私の原点になっています」


== 註釈 ==
== 註釈 ==
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