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恒心文庫:-miscellaneous writings-

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

あの「騒動」と関わりのある法曹の方々の様子を拝見するに、彼らは優秀な方々であるようでした。

その社会的地位相応の努力をし、成果を挙げてこられたであろうことは想像に難くありません。


小西弁護士、奥村弁護士、岡口裁判官、宇都宮弁護士…

当職は彼らに限らず法曹を尊敬しています。



だからこそあの時、唐澤貴洋弁護士の雑な、感情に任せた恣意的な仕事ぶりを目の当たりにしたその時。
当職は面白がりました。…その一方で、ひどく落胆しました。

(法律家は皆冷静に物事を見極め、どんな時も的確に仕事をこなす、そんな存在ではなかったのか?)

(それ故に高額な報酬を得て、一般人にはない様々な権限を有しているのではないのか?)

(地位に任せた高圧的で強硬なその態度を隠そうともしない弁護士が本当に、本当にいるのか?)

勝手に抱いた幻想だったのかも知れません。それでも、私は痛烈な怒りを覚えました。

うらぎられた。

私はそう認識しました。

…私がこの界隈にいる目的は、他の多くの方とは違って、唐澤貴洋弁護士に誹謗中傷や嫌がらせをするためではありません。




過去に貴方が行った業務のあり方について、当時どのように考え、現在どのように捉え、また、もう一人の当事者である長谷川亮太くんに対してどのような気持ちでいるのか。

4年以上に渡って継続しているネットでも類を見ない大炎上の原因は自分に一切なく、自分は完全な被害者であると考えているのか。

「弟のような犠牲者を出さない社会、人が人に優しい社会」はネットの誹謗中傷対策を専門にすることで成し遂げられると本当に思っているのか。

「ネットに強い弁護士」を標榜したがために本来の自らとかけ離れた幻想を作り出し、自縄自縛に陥ってしまってはいないか。




私がこの界隈にいる目的は、それを貴方からお伺いするためです。
答えることから逃げ続けていればこの騒動はいずれ忘れられる、そうお思いかも知れません。




確かに、そうかも知れません。それこそが4年前の貴方が思い及ぶことのなかった、現代ネット社会における炎上を収める唯一の方法ですから。
しかし、貴方の行動によって法律家という誇りある職業への疑問を抱いた人間がいるということは知ってください。忘れないでください。


貴方の行動は貴方より幾分若い一人の人間を、失望させました。

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