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恒心文庫:ンバホ族

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

ンバホ族は窮困していた。
長く雨が降らず井戸は枯れ挙句草原は絶え動物もいなくなってしまった。

優秀な戦士クンド・ノ・ビュークはこれを解決すべく地を掘り種を植えやがて大地は本来の豊かな自然を取り戻した。

人々はクンド・ノ・ビュークに感謝し神に祈りを捧げた。
切羽詰まった状況に置かれ改めて大自然に感謝したのだった。

ある日の事だった。とある黒の紳士が村を訪れスマホをンバホの村に配った。
最初は不審がっていた村人達だったが黒の紳士は整った優しい笑顔で丁寧に使い方を説明し、
結果スマホは子供から老人まで日常生活に欠かせないものとなった。

数年後、クロネコヤマトのトラックがamazonの荷物の配達の為ンバホ族の村に出入りするのがよく見かけられたという。
こうなると誰も自然になど感謝しない。
かつての様に地は荒れ水も獣も消えた。
狩りや酪農や農耕で収入を得ていた村は自然と滅んだという。

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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